玖珠郡玖珠町 万年山(1,140.3m) |
日田市に行く予定があり、手軽に登れる山として人気の高い玖珠町の万年山(1,140.3m)に登ってきました。今年第60回の山開き祭が4月末に開催され、はなぐり岩への周遊コースが整備されるなど登山道の案内板も新しくつけられていました。 ミヤマキリシマも群生地も何ヶ所かにありますが、今年はもう開花時期は過ぎていたので見ることはできませんでしたが、アザミの花や新緑がとてもきれいでした。 登山ルートは昨年と同じで、吉武台牧場から舗装された作業道をキャンプ地まで歩き、そこから階段状の登山道を登ればもう山頂だといった感じです。 作業道の上部にも車止めの柵がありますが、そのあたりの道路脇には玖珠町の方がヒゴタイを植えて、水やりをしていましたので、夏から秋にかけてはヒゴタイの花も見られるようになるかもしれません。 山開きの頃に設けられた案内板には、QRコードが表示されていて、携帯電話で案内内容を確認したり、玖珠町のホームページに接続したりすることもできるようです。 この日は晴れていたものの少し霞がかかっていて遠くの景色はあまりきれいに見ることはできませんでしたが、よく見える日はくじゅう連山や玖珠町周辺の山々が、登山道や山頂から楽しむことができます。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
国道210号線の大隈や塚脇から「美人湯」温泉の案内看板に従って上っていくと吉武台牧場の農業倉庫の所まで自家用車で行くことができます。 地図をクリックして拡大図 −1− |
農業倉庫の前の空き地に自家用車を止めさせてもらいそこから歩いて山頂を目指します。 登り口には万年山登山道や周辺の案内板があるので、事前に確認すると良いでしょう。 今年は周回コースの案内板もありました。 −2− |
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万年山山頂までは1.9kmでほとんどが舗装された作業道なので、農機具倉庫から4、50分もあれば山頂に立つことができます。 QRコードを読み取ると詳しい案内が見られます。 −3− |
作業道は広く、傍らの草花や樹木を見ながらゆっくりと上っていきます。 このあたりの右側に夫婦地蔵尊が祀られています。 −4− |
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切り立った道路側からは、ガードレール越しに涌蓋山などがよく見えます。 前方には切り立った万年山の岩峰が見えています。 −5− |
牧場の草も刈り取られていて、まんじゅう石と名付けられた岩がありました。 岩の上からだと岩扇山など東側の展望が開けます。 −6− |
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放牧場の入口となるのか、作業道の上部にも柵がありますが、閉まっていたことはまだ経験していません。 ここから上部の道路脇にヒゴタイが植えられていました。 −7− |
柵から少し上ると平坦な作業道となり、吹き抜ける風が心地よく感じられます。 −8− |
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緩やかに登り切ると牧場全体が見渡せるようになり、刈り取り前の牧草は青々と繁って風になびき、ヒバリが鳴きながら高く舞い上がっていました。 −9− |
牧草地の中に第60回万年山山開きの歓迎看板が巻き取られた牧草を積み上げて書かれていました。 −10− |
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牧草地の左側にあるミヤマキリシマ群生地の入口です。 今年はすでに開花時期を過ぎていましたのでそのまま通り過ぎて山頂へと向かいました。 −11− |
9合目避難小屋の前からは新たに整備された、林間コースの分岐があります。 ここからミヤマキリシマ群生地を経由してはなぐり岩まで3.6km程だそうです。 −12− |
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9合目避難小屋の近くには九州自然歩道の万年山の案内板が立てられています。 ここから階段状の登山口を上ります。 −13− |
階段状の登山道を10分くらいかけて登れば、山頂の尾根に取り付きます。 ゆっくり登りながら振り返って景色を楽しむのも良いです。 −14− |
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山頂からの尾根に登りついたところにも九州自然歩道の看板(万年山の由来)があり、左方向に下ると宝泉寺方面の登山口に出ます。 −15− |
展望の良い緩やかな尾根の向こうには、万年山山頂の看板が見えてきます。 −16− |
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山頂には一等三角点「羽根山」(1,140.25m)の標柱や周りの山々の名前が刻まれた石があります。 平ら山頂なので、少し南側からの方がくじゅう連山がよく展望できます。 −17− |
山頂から西側の鼻ぐり岩までは約3kmあるようです。 少し時間があったので途中まで少し歩いてみることにしました。 −18− |
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鼻ぐり岩方向に歩いた所から展望した、涌蓋山方向です。 手入れの行き届いた杉山が広がっています。 −19− |
鼻ぐり岩方面への登山道は小さくアップダウンしながら緩やかに下っていきます。 今回は時間がありませんでしたがこの次は一周したいと思っています。 −20− |
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3枚萼のコガクウツギ | 避難小屋近くに咲くニワセキショウ | 登山道脇に咲くガマズミの花 | 山頂近くには少しミヤマキリシマも |