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大分県と宮崎県の境界付近にある傾山の登山口は緒方町、三重町、宇目町、日之影町などにあり、祖母山などからの縦走ルートもある。
今回は緒方町の上畑地区にある九折鉱山跡から登った。
地図をクリックすると周辺図を表示
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九折鉱山跡の廃水処理施設の近くに駐車場があり、20台ほどは駐車できる。また、公衆トイレ等も設置されており入山届けもここで記入することとなる。
ここの標高は350m程なので、山頂までは約1,250mの標高差がある。
7:43
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坑道からの排水を一時ためるタンクの横から青い鉄の橋を通って山道に入る。
最初は水路沿いを登るがその先は谷あいの灌木の中を登る。
登山道には標高を示す標識が100m置きに立っているが、距離がわからないので不安が残る。
7:46
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1時間ほど灌木の中を登ると木々の間から滝が見え川沿いを歩く。もう少し登ると川を横切り、河原をすこし登ることとなる。
8:47
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沢を横切り対岸に渡るが、登山道がはっきりしないので、テープや小さな石積みなど注意しながら登る必要がある。
8:50
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カンカケ谷の河原を50m程登るので、大雨の後などは大変だと思う。
8:55
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あたりが少し明るくなった灌木の中を登るようになるが、梯子やロープなど急なところもある。
この先尾根道となり、林道の終点に出る。
9:11
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林道が近くなる頃には傾山山頂と後傾が木々の間から見えるようになる。
9:23
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林道に出ると車が何台か停めていて、ここから登った人も多いようだった。
このはしごを登って又灌木の中を登り九折越に向かう。
9:35
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林道から入り、山頂を時々見ながらブナ林を登っていくと標高1,000mの標識があり、「あと600mか」とため息が出る。
9:59
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鈴竹が多くなり、あたりが明るくなると標高1,265mほどの九折越の広場に着く。
直進方向は日之影町の見立方面で、水場もある。
山頂は左の尾根を登るがベンチもあり、一休みしたいところである。
ここの右を少し行くと九折越の避難小屋がある。(写真をクリックして避難小屋の写真)
10:35
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九折越えから見た山頂はまだ遠くに見え、ここから2kmほど尾根道を歩かなければならない。
10:36
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尾根道の両脇には鈴竹が生えていて周囲の展望はきかないが、山頂は時々見える。
11:00
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何度かアップダウンを繰り返して進むと、傾いたような山頂と後傾が正面に見えてくる。
このころから山開き取材用のヘリコプターが飛んでくるが山頂祭には間に合いそうにない。
写真をクリックして拡大
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山頂に近くなると綺麗なアケボノツツジの花がたくさん目に入ってくる。
写真をクリックしてアケボノツツジの拡大写真
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後傾きに登る道の両脇にはアケボノツツジやミツバツツジの花が多く咲いていた。
写真の中央奥が傾山の山頂
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山頂手前の鞍部では杉ヶ越や三重町白山からの登山道が合流する。
11:57
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傾山頂には大きな岩や松の木があるが、三角点はそれより少し低いところにある。
クリックして三角点の拡大写真
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傾山山頂から笠松山方向を望む。
写真をクリックして祖母山までのパノラマ写真。
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山頂東側の二つ坊主。三尾ルートはこの裾を回り込んで下りるようだ。
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咲き競うアケボノ(曙)ツツジの花 |
ブナの木も多い(クリックして見上げる) |
林道で見かけた白い花は? |
これから咲こうとしているアケボノツツジ |