大分郡湯布院町から塚原高原に抜けそこから宇佐郡安心院町に向かう県道があり、正面右側に植林された横長い山が見える。この山が安心院町との境界付近にある雛戸山(830.8m)で大分自動車道由布岳パーキングエリアからもよく見える。
 飛岳に登ったあと足を延ばして登ってみることにし、車で雛戸牧場まで向かった。みるく村などの標識を頼りに牧場方面に進み、近くのお店の人に雛戸山に登る道を聞いたが、最近は登山道はないのではないかとの話だった。さらに、牧場の人にも聞いてみたが、子供の頃は東側から登っていたが、最近は登る人が少ないとの話だった。
 標識などはないものの、杉山の方向に進むと踏み分け道があったので、近くに車を停めさせてもらいそこから登ることにした。杉山の中にも踏み分け道はあるもののテープなどはほとんど巻かれていないので、帰りの目印を付けながら登った。山頂までは40分ほど。山頂からの展望は良くないものの、近くからは宇佐方面の山や由布岳が展望できた。
大分郡湯布院町 雛戸山(830.8m)

2004年4月25日






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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
雛戸山地図(クリックして拡大)  湯布院町から塚原高原を通り、安心院町に抜ける県道から雛戸地区に進む道に入り、牧場まで車で行ける。
 地図をクリックすると拡大表示


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 安心院町へと向かう県道から「みるく村」の標識のある電柱から右に入り込み牧場まで進む。



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 牧場手前の民家にはシャクナゲの花が満開を迎えていた。



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 牧場の人から、杉山を登れば尾根に着くはずだとの説明を受け、牧場の横の道を飼われている牛を見ながら、杉山の方向に向かっていく。


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 畑の端に檜が境木のように植えられていて、人が登った形跡があったので、そこから登ることにした。




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 杉山にいると踏み分け道ははっきりしていて山頂方面に延びている。




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 何度かジグザグに登っているが、分かれ道も多くあるので、下り用に自分が登ってきたところの目印が必要だ。



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 ゆっくり30分ほど登ると尾根に出て防火帯か境界なのか開けたところが山頂方向に続いている。



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 山頂付近まで植林されているので、展望はあまりよくなさそうだが、西方向に向かう。



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 尾根の開けたところを山頂方向に向かうが展望はあまりよくない。所々南北に開けているところもあり、遠くの山が見渡せる。


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 一番高いと思われる所まで進んだが、三角点の標柱や山頂を示す標識などは見あたらなかった。



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 展望の良いところまで戻り、宇佐方面を見渡すと、鹿嵐山、八面山、鬼落山、石山などなじみの山が展望できる。



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 南側は由布岳が正面に見え、西方向には飛岳、立石山と遠くにはくじゅう連山が見渡せる。



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 雛戸山にもエヒメアヤメが何ヶ所で見られた。



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