下毛郡本耶馬渓町のてっぺんとして大岳(木の子岳・630.4m)を選んだ。南東部の院内町との境界付近に鹿嵐山(758.1m)があり、650m以上の等高線も見えるが山頂は院内町にある。耶馬渓町との境界にあるこの大岳(木の子岳)が町の中心部からも近く、なじみがあるのではないかと思う。
 登山ルートは耶馬渓町の戸原から城井峠に登り、そこから長野山を経て木の子岳に登るのが正規のルートではないかと思う。この日は夕方の4時過ぎに本耶馬渓町に入ったので、落合地区から林道(テレビ中継アンテナの保安道路?)を途中まで車で登り、林道の終点から直登した。
 こちらから登る人も多いのか、登山道は踏み分け道ながらはっきりしており、テープも巻かれているので迷わずに登れる。また、山頂横にはテレビの中継アンテナがあり、その電源を供給する送電線が山頂まで延びていて途中まではその下を登っていく。山頂までは35分から40分くらいで登れた。
 山頂からの展望は灌木が繁っているが、芽吹く前なので木々の間から英彦山や由布岳などが見えた。 
下毛郡本耶馬渓町 木の子岳(大岳・630.4m)

2003/4/5









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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★ ★★★
木の子岳地図(クリックして大きく)  この日、耶馬渓町の山移から本耶馬渓町の西谷に抜け、国道500号線に出る手前の落合から林道を車で途中まで登った。
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木の子岳(クリックして大きく)  西谷に抜ける道の途中から見える木の子岳。
 写真をクリックすると山頂付近にあるテレビの中継アンテナが見える。


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 本耶馬渓町の落合から山頂方面に延びる林道を途中まで車で登り少し広いところに止めて歩き始めた。
           16:29

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 林道を10分ほど歩くと採石工場の跡があり少し広くなっているので、ここまで車で登っても良さそうだ。



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 採石工場跡地の先にアメダスなのか自動雨量計が設置されている。
 林道はこの先で行き止まりになっている。

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 林道の終点から見上げる木の子岳の山頂は麓から見たのとは違ってなだらかな感じがする。
 山頂まで送電用の電柱が何本か立っているのが見える。

           16:40
−6−
 登山道は整備されてはいないが、テープなどがたくさん巻かれており迷うことはないと思う。

          16:46
−7−
 尾根の近くになると所々に大きな岩が少し出てくるが、尾根付近ではまた見えなくなる。

           16:54
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 尾根に登りついて右方向に少し進むと山頂になる。このあたりは南側の展望が開けている。

          17:02
−9−
 山頂は以前の台風の影響かかなりの風倒木が見られた。


           17:11
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大岳三角点(クリックして大きく)  山頂にある大岳三角点は最近測量したのか、赤白のポールが石柱の上に立てられていた。
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          17:11
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 三角点から少し離れたところに、大分県内各テレビ局の共同中継装置がある。
 このまわりも木々が倒れていて雑然としている。

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鹿嵐山(クリックして大きく)  テレビ中継用の受信アンテナの間から院内町の鹿嵐山がよく見える。
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 北の方向には昨年末に登った八面山を見ることができる。



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 南西方向のすぐ近くに見えるこの山は耶馬渓ダムの近くにある鹿熊山(664.5m)のようだ。



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福岡県境の山々(クリックして英彦山の拡大写真)  北西方向には福岡県との境界付近の山々が見えている。
 写真をクリックして英彦山方向の拡大写真
 以下木の子岳の登山道で見つけた草花を掲載する。

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 木の子岳の山桜 もうすぐ咲きそうなウグイスカグラ 果実はお歯黒のもとになるキブシ(木五倍子)の花 マムシに似た斑点のあるマムシ草

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