久住町 久住山(1786.9m) |
2004年2月14日
1月は休みの日となると他の予定が入り、山歩きはなかなかできませんでした。この日職場の仲間と雪山登山に行こうと計画し、牧の戸峠から久住山を目指しました。 しかし、九州から関東地方まで春一番の強い風が吹き、昨日までの穏やかな天気とはうって変わって朝から雲が多くなり、牧の戸峠に付いた午前9時前には日も射さなくなってしまいました。 風はまだ強くなかったのですが、沓掛山を過ぎるとガスも出てきて風もだんだんと強くなっていきました。周りの山も全然見えない状況だったのですが、慣れた道でもあるので、西千里から星生崎を回りくじゅう別れの避難小屋まで無事に到着しました。 避難小屋は先に登ってきている人達で満員の状態で、昼食や休憩などで過ごしました。さらにくじゅう別れから避難小屋に来た人たちは「山頂は強風でとても登れる状況ではない」と口々に話していて、霧はいっこうに晴れず風も一段と強くなってきたので、この日の中岳への登頂はあきらめ引き返すことにしました。 登るときは何も見えなかったのですが、帰り道では扇が鼻や星生山など少しずつですが積雪が綺麗な山々も見えてきて、初めて冬山に参加した仲間も満足げでした。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
この日、登山を断念したあと久住町にある久住高原コテージの温泉、万年望に入り、外に出ると久住山頂の雲はなく、うっすらとくじゅう連山が見渡せました。 写真をクリックしてくじゅう連山のパノラマ写真 −1− |
牧の戸峠から沓掛山に登る登山道にはまだ多くの雪が残っていました。 ここから展望台までゆっくり登れば久住山登山はあまり疲れることはありません。 −2− |
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沓掛第一展望台から第2展望台へと向かいます。 この頃はまだ風もあまり強くなく、何とか頂上まで行けそうな感じでした。 −3− |
沓掛第2展望台に着くとあたりは何も見えなくなってきて、風も強くなってきました。 −4− |
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沓掛山を下り扇が鼻の分岐へと進みます。 久住山頂まで3.6kmの標識があります。 −5− |
扇が鼻分岐までの道は風は強かったものの、ガスが少し晴れることもありました。 −6− |
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扇が鼻に向かう道には雪が多く残っていて、60cmほどありそうな感じもしました。 −7− |
ガスは濃くなってきましたが、山陰に入り風は少し弱く感じました。 −8− |
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扇が鼻の分岐に到着しましたが、周りの山は全然見えなく、風も一段と強くなってきました。 −9− |
西千里の手前で、久住山まであと1.3kmの標識がありますが、近くの山もまるで見えません。 −10− |
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星生崎の岩場を登りますが、目の前に見えるはずの久住山が全然見えなく、強い風が容赦なく吹き付けてきます。 −11− |
避難小屋に入ると身動きできないほどの登山者で、山頂にはとても行けそうではないと話し合っていました。 −12− |
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風がやまないものかと雪だるまなどをつくって少し待ったのですが、風は収まらずやむなく引き返すことにしました。 −13− |
帰る途中は少しずつ雲も切れてきて、近くの山が見えてくるようになりました。 星生崎の岩場から見える肥前ヶ城の一部です。 −14− |
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西千里からも扇が鼻の山頂付近が見えてきました。 −15− |
登るときは全然見えなかった星生山も山頂まではっきり見えてきました。 写真をクリックして拡大写真 −16− |
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扇が鼻分岐を過ぎて沓掛山へと向かう頃にはガスも遠のいて、九重氷の祭典が開かれている長者原あたりも見えてきました。 −17− |
沓掛山頂から展望台へと向かう頃には風は弱まってきたものの、みぞれ混じりの雨が時折降ってきました。 牧の戸峠まで何とか雨に遭わずに下山できました。 −18− |
201/06/10一部修正