竹田市 久住山(1786.9m)星生山(1762m) |
冷たい雨がやんだ翌日、牧ノ戸峠から星生山を経て星生崎から久住分かれに下り、久住山に登ってきました。紅葉はすでに終わっていましたが、初冬の冷え込みによって、沓掛山から扇が鼻にかけては木々の枝には美しい霧氷が着いていて楽しませてくれました。 牧ノ戸峠から沓掛山あたりまではまだ霧がかかっていましたが、風に流されて時折日が差すようになりました。西千里の取り付きあたりから北側の星生山を目指して登ります。西千里の向こう側には久住山頂がきれいに見えていますが、その向こうの根子岳など阿蘇五岳はまだ雲がかかっていて見えませんでした。 星生山から星生崎までは岩場が多く、途中まではかなり歩きにくい登山道ですが、一度下ってからの上りは緩やかな道となります。普段は星生崎の下を通って久住避難小屋に降りるのですが、今回は星生崎から久住分かれに降り、そこから久住山を目指すことにしました。 星生崎あたりでお昼になったので、久住山頂を眺めながら昼食と休憩を取り、久住山頂をめざしました。久住分かれから先は風が強く、気温もかなり下がってきたので、山頂では記念写真を撮って早々に下山しましたが、くじゅう中岳や大船山などきれいに見え、久住高原も広く展望することができました。 途中の登山道は以前に比べてかなり整備されてきて、沓掛展望台付近には登山者をカウントする測定器も設置されていましたし、御池の避難小屋も改修中とのことでした。壁紙は肥前ヶ城の霧氷と星生の尾根です。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★ |
大分市内から、湯平温泉・九州横断道路を経て長者原から牧ノ戸峠に向かいました。 −1− |
牧ノ戸峠の駐車場には福岡県を中心に県外ナンバーの車も多く止められていました。 −2− |
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牧ノ戸峠から沓掛展望台への上りをゆっくり登れば久住山頂まで楽に登ることができますが、ここを早く登ると疲れてしまいます。 −3− |
沓掛第一展望台と第二展望台の中間に登山者をカウントする機器が設置されていました。 ビジターセンターの人がメモリーの確認をするそうです。 −4− |
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沓掛第2展望台ですが、まだガスが少し残っています。 この先に寒暖計がありますが、登るときの気温はマイナス3度でした。 −5− |
ガスがかかり気温が氷点下になったことと風が強かったことできれいな霧氷が木々の枝に着いていました。 −6− |
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扇が鼻の分岐まで登ってきましたが、時折深いガスが流れてあたりの展望を遮ります。 −7− |
登山道の整備が数年前から続いているようで、このあたりは道幅も広く、ガレ場の石も片づけてくれていて、階段状になっているところもありました。 −8− |
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西千里の取り付きあたりに、星生山への分岐があり、ここから北側に登っていくと星生山です。 −9− |
山頂付近の岩場までは緩やかな草原の中を「く」の字の下から登るようになります。 尾根に出て少し歩くと山頂です。 −10− |
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登山道の途中から久住山の山頂付近がよく見えます。 その向こう側には根子岳など阿蘇の山々が見えるのですがまだ雲の中のようです。 −11− |
尾根の近くまで登ってきましたが、山頂はまだ見えていません。 尾根の手前で勾配のきついところがありますがロープなど頼らず登ることができます。 −12− |
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尾根道を少し歩いて星生山(1762m)に到着です。 時折雲が流れますが、日差しもあり久住山頂が見え隠れしていました。 −13− |
山頂から尾根づたいに星生崎へと向かいます。 多くのハイカーが歩く西千里が右下に広がります。 −14− |
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山頂から星生崎への尾根道は最初のうちは岩場が多く、足下に注意しながら歩かなければなりません。 −15− |
一度岩場を登って下ると緩やかな上りとなり、その先はもう星生崎の上部になります。 −16− |
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星生崎の先端付近から見た久住山頂です。 風も強かったので窪みを見つけて昼食としました。 −17− |
星生崎から久住分かれに下る途中、噴火予知のためか観測器が設置されていました。 −18− |
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星生崎から避難小屋に直接降りるルートもあるようですが、久住分かれに出ることができたので、久住山頂に直接向かうことにしました。 −19− |
久住分かれ上部のガレ場から振り返ると、星生崎の下に久住避難小屋とバイオトイレが小さく見えています。 −20− |
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稲星山への分岐あたりまで登ると、天狗が城とその手前の空池がよく見えます。 −21− |
尾根に出て大きな岩の上を歩いて登るようになると久住山頂です。 風が強いせいか山頂付近で休憩する人は少なめでした。 −22− |
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かっては九州本土最高峰と言われた久住山頂(1786.5m)に到着です。 1等三角点の標柱もケルンに埋もれてしまいそうです。 −23− |
登山口ふきんでは雲に覆われていた周りの山々もきれいに見えるような天気になり、くじゅう中岳(1791m)の向こうには大船山(1787.1m)も見えています。 −24− |