玖珠郡九重町 黒岩山(1502.6m) |
久しぶりの山登りは、元職場の仲間とくじゅう連山の登山口牧ノ戸峠の北側にこんもりと盛り上がったような黒岩山(1502.6m)に登りました。 以前は牧ノ戸峠から登りましたが、今回は長者原の駐車場から下泉水山(1296m)に登り、上泉水山(1447m)を通って黒岩山に登りました。昼食後牧ノ戸峠に降りて、九州自然歩道を通って長者原に戻ってきました。 標識や登山道ははっきりしていて、長者原から下泉水山に登る途中では野焼きした防火帯を緩やかに登り、途中からは九重夢大吊り橋などを見ることができました。 防火帯を過ぎて、標識に従って灌木の中に入りますが、そんなにきつい傾斜ではなく木の枝などをつかみながら上ると、登山道の少し北側に下泉水山の山頂があります。下泉水山から先の尾根道は展望も良く、くじゅう連山を目の前にしながら上泉水山へと緩やかに上っていきます。この日は朝方の冷え込みが厳しかったようで、三俣山の山頂付近はこの時期としては珍しく霧氷がたくさんついていました。 上泉水山から少しくだって大崩の辻の横を過ぎるとやっと黒岩山が前方に見えてきます。こちらから見える山頂は緩やかで、山頂付近の岩場も近くに行くまではよくわからない感じです。長者原から黒岩山まで、標高差約500mを2時間20分くらいでしたので手頃な登山ルートだと思います、 黒岩山の山頂は岩場で、360度の展望が楽しめます。この日は晴天ではありませんでしたが、阿蘇山や由布岳など遠くの山まで展望することができました。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
牧ノ戸峠から牧ノ戸峠展望台まで行くと、目の前にそびえるような感じになりますが、長者原からは山頂が見えません。 地図をクリックして登山ルート −1− |
長者原の旧ビジターセンターがあった場所が登山口となります。 登山口の標識は見あたりませんでしたが、少し谷川に向かって歩くと標識があります。 −2− |
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黒岩山・泉水山の標識に従って少し下ると小さなダムがあり、そこを横切って上ります。 −3− |
以前は大分市内のバス会社が運営するキャンプ場があり、山開きの頃はここでキャンプしたものですが、現在は閉鎖されているようです。 −4− |
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泉水山北東斜面の野焼きした防火帯を上っていきます。 −5− |
登山標識は最近立てられたようで、分岐点以外にも標識があるので安心して登れます。 このあたりからは九重夢大吊橋も望むことができます。 −6− |
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防火帯を上り詰めたあたりから標識に従って灌木の中に入り込みます。 ここまでは景色も良く、登山道も歩きやすいところばかりでした。 −7− |
灌木の中の上りはそんなに急なところもなく、雨上がりでしたがそんなにぬかるんだり滑りやすいところもありませんでした。 −8− |
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少し登山道が平らになり、もう少しで頂上かなと思って歩いていると、右側が下泉水山の山頂との標識と温度計がありました。 −9− |
下泉水山(1296m)の山頂は岩場の上で、広場はほとんどありません。 前方には長者原からせり上がっている上泉水山の山頂部が見えています。 −10− |
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下泉水山から上泉水山へは開けた尾根道を緩やかに上っていきます。 眼下には長者原の駐車場が見えていますが、車はあまり多く止まっていないようでした。 −11− |
はっきりした登山道を上泉水山の方に向かって歩いていきます。 登山道からの展望も良く、くじゅう連山や玖珠方面の山々も展望できます。 −12− |
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下泉水山の頂上に到着しました。山頂と言うよりも登山道の途中と言った感じでした。 三俣山の上部にかかっていた雲が取れ、霧氷がよく見えるようになっていました。 −13− |
上泉水山から下って黒岩山方面に歩くと、大崩ノ辻への分岐があります。 大崩ノ辻はなだらかな山容ですが、片側が崩壊してることからこの名前がついているようです。 −14− |
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大崩ノ辻分岐を過ぎるとやっと黒岩山の山頂らしきところが見えてきます。 牧ノ戸峠から見た感じとは違って平坦な感じに見えました。 −15− |
登山道の途中から牧ノ戸地区に降りる登山道がないか探しましたが、よくわかりませんでした。鞍部から黒岩山へと向かいます。 −16− |
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振り返ると大崩の辻と上泉水山が見えています。 上泉水山は歩いた感じよりも高く感じましたが、疲れはあまりありません。 −17− |
黒岩山の山頂近くに来ると、牧ノ戸峠へ直接降りる登山道と、山頂を経由するルートの分岐がありました。 −18− |
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山頂近くになると岩場が現れ始め、松の木も風雪に耐えているのかあまり大きくなっていませんでした。 −19− |
黒岩山の山頂も岩場の上であまり広くありません。山頂からの展望は360度で、くじゅう連山から由布岳まで見渡せ、阿蘇五岳も外輪山の中に横たわっていました。 −20− |
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岩場の手前の登山道傍らで弁当を食べ牧ノ戸峠へ下山します。 正面は星生山の北側尾根で、ミヤマキリシマの頃は絨毯を敷き詰めたように見えます。 −21− |
少しくだって一度なだらかなところに出ると、上泉水山方面からの登山道と合流します。 −22− |
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前方に沓掛山の展望所が見えるようになると、登山道は一気に下り込みます。 ミヤマキリシマやアシビの中に何本かの登山道があります。 −23− |
下り込むとほどよいところに、牧ノ戸峠展望所があり、一休みできます。 −24− |
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展望所から牧ノ戸峠駐車場までは舗装されていて、観光客でも気軽にハイキングできます。 −25− |
牧ノ戸峠駐車場の東端の反対側から九州自然歩道が長者原へと延びています。 ここからは整備された遊歩道を谷川沿いに下っていきます。 −26− |
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谷川の水は透き通るようにきれいですが、標高が1200m位あるためかまだ木の芽は堅いようでした。 −27− |
九州自然歩道は牧ノ戸地区で九州横断道路に出てきます。 道路を横切った反対側に延びていて、寒の地獄などを経由して長者原に出ますが、県道を歩いて下りました。 −28− |
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県道から振り返って見上げると、上泉水山はよく見えますが黒岩山はもう見えていません。 −29− |
長者原の駐車場横の広場まで降りてきました。 毎年2月にこのあたりで九重氷の祭典が開かれていましたが、ここ2、3年は開かれていないようです。 牧ノ戸峠からは約1時間でした。 −30− |
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アシビの花は咲いているものも | 長者原広場の西洋タンポポ | 登山道の傍らにはゼンマイが | まだ開いていない桜の花も |