職場の仲間と九重町長者原にあるくじゅう倶楽部に泊まりました。当初は登山後宿泊の予定でしたが、天気が悪く宿泊して翌日近くの山に登ろうと出かけました。
 くじゅう倶楽部の様子は省略しますが、翌日は風が少し強かったものの晴天に恵まれ、三俣山に登ろうと言うことになりました。この山は6月のミヤマキリシマの群生がとても美しく、くじゅう連山を紹介する時には必ずといってよいほどこの山とミヤマキリシマ、硫黄山の噴煙などが紹介されています。
 ただ、くじゅうの山の中では主な登山コースから外れているためかミヤマキリシマのシーズン以外は登る人も少ないように思います。私も10年に2回くらいしか登っていないような気がします。
 この日は風が強かったことや体調がよくない人もいたので、主峰(1,744.7m)までは行かずに西峰(1,675.6m)まで登って降りてきました。
九重町 三俣山西峰(1,675.6m)

2003/11/16








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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★
三俣山位置図(クリックして拡大)  長者原の南側にそびえる三俣山は法華院温泉に向かうすがもり越から直登して、西峰に登り、そこから主峰に向かうことになる。
 地図は三俣山周辺(クリックして周辺の拡大地図



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 通常の登山口は長者原ビジターセンターの横から硫黄山の旧鉱山道路に沿って登るが、この日は牧の戸峠の手前の大曲に車を停め登った。
 最近ここから登る人も多いようで15台ほどの駐車スペースができている。

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 朝早かったこともあり、私たち3台の車も難なく停められた。
 多いときは道路沿いにもかなり駐車している。



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 道路を横切り、谷川の砂防ダムを越えてすがもり越へと向かう。
 登山届けの箱も設置されているが、用紙は見あたらなかった。



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 15分ほど登ると旧鉱山道路(現在は砂防ダム用の作業道路のようだ)にたどり着く。
 前方の小屋は硫黄山噴火の観測小屋のようだ。


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 道路は舗装されているところもあるが、デコボコも多い。
 前方に旧硫黄鉱山の後が見えてくる。
 ここでまた砂防ダムを越えてすがもり越へと向かう。


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 砂防ダムからすがもり越までは大きな岩がごろごろしており、足場も悪く登りにくい。
 岩には矢印や黄色のペイントがマークされており、迷うことはないと思う。


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 長者原−すがもり越の看板が見えると峠は近い。



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 新しくなったすがもり(諏蛾守)小屋に到着。
 昔のように売店はなくなり、トイレも設置されていないので少し残念だ。
 後方は硫黄山の北端になる。


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 すがもり小屋の目も前に見えるのが三俣山の西峰で、草原の中踏み分け道が続いている。




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 すがもり小屋から見ると西峰のみしか見えず、三俣山の主峰はこの向こう側になる。



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 大きな岩が前方に見えてくると急な上りはここまでで、緩やかに回り込むと山頂に着く。
 すがもり小屋からは35分ほどだ。


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 西峰の山頂はなだらかで、大きな岩などなく小さな標識が立っているだけである。
 山頂からは長者原付近が見下ろせる。


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 西峰から見る三俣山の主峰(1,744.7m)は少し下って、西峰から30分ほどで登れる。


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 硫黄山や星生山など目の前に見え、噴煙が北千里にたなびく様子がはっきりわかる。



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 西峰から見える長者原付近
 この日は遠くは少し霞んでいたが、天気の良い日は由布岳まできれいに見える。



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