東国東郡武蔵町のてっぺんを地図の上から探したがなかなか見つからず、2万5千分の一地図から三角点を探し、この笹ヶ尾四等三角点(364.6m)を見つけた。とりあえず武蔵町のてっぺんとさせていただくが、安岐町との境界付近は380mの等高線もあるので、さらに高い場所があるようで、次回の楽しみとしたい。
 武蔵町役場から県道55号を登り、武蔵西小学校から丸小野方面に進んで近くの人に聞くと、笹ヶ尾は松ヶ迫の奥から登れるはずだと親切に教えてくれた。松ヶ迫に入り、最後の民家で再度話を聞くと車で頂上近くまで行けるはずとのことだった。橋を渡って少し行くと右に分岐する林道がありそこから登ることにした。
 林道は狭くて急なので車を降り、突き当たりから少し登るとはっきりした尾根道に出て、何度か登り下りすると山頂らしきところに着く。山頂は南側が少し開けており、尾根道からは四国の佐田岬など展望できた。また、山頂近くで野生の鹿を4頭ほど見たのには驚いたが、下り道で猟犬に出会って再度驚いた。 
武蔵町 笹ヶ尾(364.6m)

2003/11/23








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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
笹ヶ尾付近地図(クリックして拡大)  笹ヶ尾三角点は武蔵町役場から両子山に向かう県道55号両子山武蔵線を吉広川沿いに登り松が迫方面に入り込む。
 地図をクリックして詳細地図


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 松ヶ迫地区から奥に延びる林道があり、最後の民家から500mほどすすむと右に入り込む林道がるのでそこを登る。

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 林道を500mも入り込むと道は細くなり、だんだん急になるので適当な広場を見つけて車を停め、林道を歩くことにした。



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 林道をS字に上り詰めると古い作業小屋があり、林道はそこで行き止まりとなっていた。
 この裏側から尾根に向けて登っていった。


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 尾根に着くと山の境界なのかはっきりした道があり、北に向かって山頂を目指す。




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 尾根道には所々に大分県と書かれた標識があり、それ伝いに登れば迷わなくてよい。



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 風倒木が少しあるものの境界線は広く草が刈られていて、歩きやすい。
 道の両脇にはいろいろな木の実があり、鮮やかな色が目を楽しませてくれる。見上げる空は抜けるように青い。

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 登山道の両側には山イチゴの実がたくさんあり、思わず口に入れたくなる。



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 サルトリイバラの実は真っ赤に実りその存在を誇示している。




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 ムラサキシキブの実はその名の通り紫色の実を付けている。




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 頂上手前にはいくつかのピークがあり、一ヶ所は展望もよく東側には大分空港の北端が見えていた。



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 大分空港の向こうに目をやると、四国の佐田岬がはっきりと見え、伊方の原子力発電所まで確認することができた。



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 前方が開け、山頂らしきピークが見え、一度下りさらに登っていく。




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 山頂らしきところに着いたが、三角点は見つけることができず、由布岳などの展望が利くこの場所で食事をし、下山した。
 これより先にも高いところが見えるが、安岐町側になるようだ。


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 南側斜面は少し開けていて、由布岳や鶴見岳がよく見えていた。
 手前は山香町から日出方面の山のようだ。



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 すぐ北側には両子山が見えるはずだが、木々の陰で山頂のアンテナ郡は確認することができなかった。



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