東国東郡安岐町 両子山(720.6m) |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★★ | ★★ | ★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ |
国東半島のど真ん中と言えるところにあり、周辺の市町村から道路が延びているが、両子山のあたりになると狭くなってくる。 安岐町からの道(県道34号、651号経由)が広くてわかりやすいと思う。 地図をクリックすると周辺部の地図が表示されます。 |
両子山は六郷満山の総持院の両子寺の境内にあり、山に登るには、受付に申し出なければならない。 以前は無料のようだったが、現在は一人100円納めると入山できる。(一般参拝者は200円) |
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境内には多くのモミジが植えられており、この日も紅葉見学でたくさんの参拝者が訪れていた。 写真をクリックすると境内から見た山頂 |
境内を抜けると山頂方面に舗装された道が延びており、山頂までこの道を歩いて登った。 途中お山巡りがあるが、帰りに回ることにした。 両子山七不思議の一つ、しぐれ紅葉も真っ赤に紅葉していた。 写真をクリックして拡大 |
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杉木立の中の舗装した道路を登るので、山登りといった感じではない。 奥の院入り口には大きな国東塔が建っている。 |
この日は風もなく暖かかったので、家族連れでも何組か山頂に向かっていた。 | ||
杉木立が切れる頃から登りがきつくなり、カーブも多くなってくる。 山頂まで何回曲がったのかわからなくなるくらい多いカーブで、帰りにカーブの度に落ち葉を拾って数えてみた。 |
杉木立のところから山頂付近まで、なんと、急な上り坂のカーブが28回あったことになる。 | ||
山頂近くなると木々の間から大きな鉄塔が見えてきて、あと一息で山頂に着く。 この近くに七不思議の鹿のツメ石があるはずだが気がつかなかった。 |
鉄塔を通り過ぎると、遮る木々もなく、山頂からの展望が楽しみになってくる。 | ||
山頂には展望用の見晴らし台があり、その横に一等三角点の石碑が設置されている。 | 両子寺の境内から山頂までは約50分くらいかかった。 昼食の前にまずは展望台に登った。 |
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昨年の秋登った国見町のてっぺん千燈岳(605.8m)も間近に見える。 | |||
北の方角には文殊山の向こうに姫島が見える。 | |||
国東町の文殊山(616m)も山肌全体が赤く見えている。 | |||
豊後高田市の屋山(八面山543.4m)の麓に並石ダムが見える。 | |||
全方向に見晴らしがよいためか、国土交通省など3基の中継アンテナが建っている。 このアンテナの先端は珍しいので、興味のある方は写真をクリックしてみてください |
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香々地町と真玉町の境にある尻付山(587.4m)とハジカミ山(565m) | |||
帰りは舗装道路から山道に入り、七不思議や百体観音を拝観しながら下った。 写真をクリックして、お山めぐりの案内地図 |
鬼の背割りという七不思議で、その昔千徳坊という大力僧が大岩を背で割って通路をあけたという。 | ||
大岩が重なり人がやっと通れるほどの穴が空いている「針の耳」 この近くに多くの観音像が祀られており、百体観音と呼ばれている。 |
百体観音を過ぎ、鎖を伝って少し降りると舗装した道に出て、子授け祈願の奥の院本殿となる。 | ||
今回は本堂の下に車を止めて登ったが、バス停の付近から登ると無明橋があり、仁王像や山門も見事だ。また、境内周辺の紅葉も見事で、住職さんが護摩堂の裏あたりが見頃だと教えてくれたので、そちらの写真も何枚か紹介したい。「境内から護摩堂の裏の紅葉」 |