新聞で「国見町の千燈岳に登り、モミジの苗木を植えませんか」と100名限定の呼びかけに、今までは国東方面の山はあまり登ったことがなく、これから少しずつ登ってみたいと思っていたところなので、早速申し込み参加しました。
 山登りもさることながら、山頂付近にモミジの苗を植えるのも、将来の紅葉が楽しみであり、国見町で一番高い山だということも興味を誘われました。
 前日はどしゃ降りの雨だったのですが、この日は朝から晴天に恵まれ、苗木を植えるのにはもってこいの日和だと思いました。
 開会式には国見町内外から130人ほどが参加し、町長さんのあいさつなどの後、それぞれ頂上へと向かいました。

国見町千燈岳(605.8m)

2001/11/4「千灯岳登山・モミジ記念植樹会」








 県道山香国見線(31号)の道路沿いの登山口。
 役場の職員などが、受付を行ってくれ、参加記念品やモミジの肥料などをいただく。
 ちなみに、参加者は約130名。遠くから来た人は私たち大分市からだとか。
 県道31号、両子山方面から国見町内方面への道で、登山口前にある赤根の一ノ瀬溜池。
 この左側の斜面は、紅葉の時はきれいになるような感じがしました。

 国見町観光協会田中会長らのごあいさつ。
 町長さんが私たちと一緒に登っているときに「もみじの紅葉が見られるまで何十年もかかるが、今植えておかないと何十年先になっても紅葉は見られない。」と話しておられた言葉が印象的でした。
 登山口の標識はわかりやすく、途中までは砂防ダム工事のための道路が続いており、初心者でも迷うことはないと思います。
 車も近くにある研修センター「渓泉」にたくさん駐車できます。

 途中の展望台から見た景色。
国東半島の海岸線から、別府湾まで、遮るものはほとんどありません。
 写真の右側に見えているのが、鷹ノ巣山だと思うので、国東町の北部が見えていると思います。
 千燈山の山頂です。周りには雑木が生えていますが、間伐をして、モミジの苗を植えています。
 添え木に名札を取り付け、いただいた肥料を根元に置き、土をかぶせて登山記念の植樹をしました。
 千燈岳山頂の立て札と、北西方向の山々。
 山頂付近は間伐をしているため、どの方向も見晴らしが良かったです。
 こちらは、国見町から香々地町方面ではないかと思います。
 山頂にある、三等三角点。十字に方角がかかれており、地図との照合ができます。
 ほかの山では埋もれていたり、すり減っていたりしていますが、文字もきれいに残っていました。
 国見町のトレッキングマップにもこの写真がありました。
 千燈岳の真南に見える国東半島では一番高い両子山(720.6m)です。
 お昼時で100%逆光になってしまいました。m(_ _)m
 山頂での記念写真後下山。
 大分市内から参加している人も多かったようですが、知っている人には出会えませんでした。
 クリックして拡大できますが、正式版は国見町のスタッフの方が撮ってくれていました。
 当日参加者に配られた、記念品などです。
 左手前から、軍手、タオル、お茶、モミジ苗と肥料・名札、お弁当、山歩きのしおり、国見町の観光パンフレットと、見えないがあかね温泉のペア入浴券。下に敷いているのは紙バック。
 下りは、来た道を戻り、登山口で下山の確認をしていただきました。
 このあたりは工事用の道路から少しあがったところで、登山道として新たに整備したそうです。
 もう少し山頂近くは階段状に整備されていました。
 登山口付近から見る千燈岳の山頂です。
 右側の谷あいから、ぐるりと回り込むような感じで登山道が続いています。
 下山後はいただいた入浴券で、あかねの郷温泉に入れていただき、さっぱりとした気持ちで帰ることができました。
 大分市内からは、日出IC−山香町−速見広域農道−大田村−県道山香国見線を通って、約70km、1時間半ぐらいで着きました。
 千燈岳の位置です。わかりにくいでしょうが、県道31号線を北に進むと国見町内に出ます。
 両子山が国東半島の真ん中にありますので、その少し北側にある、国東町との境にある山です。
 温泉マークは研修センター「渓泉」で、あかねの郷は道路を挟んだ南西方向を少し登ります。
 右の新聞は呼びかけと当日の様子(クリックすると何とか文字が)です。
今回は、上り下りとも同じルートなので、コースの時間案内は省略しますが、登山口を9時40分頃出発し、途中までは、砂防ダム工事用の道路を登っていきます。すべてが舗装しているわけでなく、急なところだけ舗装していました。
 6割くらい登ったところから改修された登山道になり、頂上近くになると階段状に整備されています。
 頂上には11時過ぎに着きました。

2012/11/13一部修正

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