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登山口に着いたのは、昼前でしたが、向かいの山を見ると30分もあれば本丸跡に着くだろうと、平成12年に造られた長岩城橋を渡って登り始めました。
写真は県道から見た長岩城本丸があった扇山
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永岩小学校の少し津民寄りの県道沿いに長岩城址の案内板がありました。
城内の中央を小川が流れており、これを取り囲むように石を積み上げた防塁があったようです。
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「二之城戸」まではほとんど平坦な道で、左側の小川には綺麗な水が流れています。
城戸とはお城の門のようなものだと思うのですが、長岩城址には三之城戸まであります。
歩いているのは野○氏。
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三之城戸の上にも石積みの防塁はが続いていて、高さ2mくらいで、所々が攻撃用なのか少し低くなっていました。
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山頂付近は防塁が原型に近い形で保存されています。
普通のお城の石垣とは違って、この城址は鉄平石のようなものを積み重ねていました。
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山全体に杉の木が植林されていますが、空が見え本丸跡に登ってきました。
本丸への入り口は「虎口」と書かれていて、東西にあります。
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長岩城址の本丸跡には、592mの山頂碑や、昭和59年3月に城址を修復した記念碑などが建てられていました。
山頂からの展望はあまり良くないですが、経読山や犬が岳などが見えました。
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本丸の平面図を見ると、東と西に出城があったようで、山頂から西の出城跡(西の台)をまわって、小川の所まで降りました。 |
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小川まで戻ってみると、反対側にも陣屋跡や石積櫓などの史跡があるようなので、そちらにも行ってみることにしました。
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本丸側と違って、石積櫓までは梯子や岩場などで、登るのに大変でした。
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やっとの思いでたどり着いた石積櫓。
当時は雨露をしのぐ屋根があったと推測されていて、銃眼のある石積櫓は戦国時代では他に例を見ない珍しいものだといわれています。
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石積み櫓からは県道近くの民家などが見渡せ景色も良いです。
こちら側から降りる道もあるようでしたが、一段と険しくなるようなので、元の道を引き返しました。
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石積櫓から帰る途中の岩場から見た、本丸跡の山(手前の右側)です。
後方の山は犬が岳など福岡県と境付近の山のようです。
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登るときには行かなかった一之城戸にも足を延ばしましたが、防塁の上にマムシがいたのにはビックリしました。
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