南海部郡直川村のてっぺんは宮崎県北川町との境界付近にある中ノ嶺(548.5m)のようだ。登山道としては国道10号線の直川村仁田原から山頂付近まで延びる林道高森線を車で登り、山頂下から30分ほどで登れそうだった。しかし、県南部地方における今年の台風や豪雨の被害はかなりひどく、林道はいたる所で寸断され、立ち入り禁止の状態だった。
 大分市内から車でここまで来てあきらめようともしたが、時間も早かったので国道付近から林道を歩いて登ることにした。途中の林道は歩くのも困難な崖崩れや鉄砲水の跡があったが、1時間半ほど歩いて山頂下の登山口まで着いた。登る途中、林道脇の谷川の水は美しく小さな滝などもあり、車では味わえない良さもあった。今回は出会うことがなかったが、真新しい鹿の糞なども何ヶ所かで見かけた。
 登山口から山頂までは雑木林や杉の造林の中を小さな谷沿いにまっすぐ登って行く、登山道ははっきりしないが、テープも多く巻かれているので注意深く登れば迷うことはない。30分も登れば2等三角点のある中ノ嶺の山頂に着く。山頂からの展望はまず望めない。 
南海部郡直川村 中ノ嶺(548.5m)
2004/12/26











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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★ ★★ ★★★ ★★
中ノ嶺地図(クリックして拡大)  中ノ嶺へは国道10号線の直川村と宇目町との境界あたりのキロポスト209kmから森山林道を登っていく。
 台風や水害のため何ヶ所も崖崩れでやむなく国道から歩いて登った。
 地図をクリックして拡大。(×印は崩壊場所)


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 国道10号線の209kmキロポストからから森山林道は中ノ嶺のすぐ下まで延びているが、このすぐ上で崩壊していて車では行けなかった。



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 国道から50mほど林道を登ると「これより先危険」のテープがあり、やむなく手前に車を止めて林道を歩くことにした。
 崩壊部分は国道から見ても大きく、左側の山によじ登ってやっと越えることができた。

−3−
 林道は日豊線の上部を大きく迂回して、一度下り、番匠川の上流となる横川川の支流の橋を一度渡る。
 このあたりの標高が一番低く180m位なので、370mほど登れば山頂だ。


−4−
 夏の台風や洪水では荒れ狂ったであろうが、川の流れは静かで水も美しい。




−5−
 2km程林道を登ると鎖のゲートがあるが、取り外されていて車が来られればこの先まで登っていける。



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 鎖のゲートの少し上流には小さいが美しい滝があり、心地よい音を立てていてくれている。



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 滝の上部まではあまり大きな崖崩れはなかったが、右に大きくカーブする谷間から風倒木が折り重なるように道をふさぎ、木の上をはって何とか渡ることができた。


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 新しい林道の取り付け工事の途中なのかどうかわからないが、この谷からも鉄砲水のように土砂が流れ出していた。



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 もう少しで山頂下の登山口近くという所まで登ってきたが、道路幅の半分くらい谷底まで崩落している。



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 国道10号線から1時間半位、約4.5kmほど歩いて山頂下の登山口に着いた。
 登山口の標識などはないが、小さな板切れや木の枝に巻かれたテープを頼りに谷を渡って登りはじめる。


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 雑木林からすぐに杉の造林の中に入るが、登山道ははっきりしていなく、テープを頼りに登っていく。



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 杉林からガレ場の谷に出て登って行き、狭くなった岩場の間を登る。
 このあたりはテープが少ないので注意が必要だ。



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 窪地になった杉の造林地に出ると山頂は近い。
 日が多く差し込んでいるので、小さな雑木も多くて歩きにくく、登山道もはっきりしない。

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 傾斜は急になりもうすぐ山頂だと思う頃から、右に出ると下草がきれいに切り払われた登りやすい造林地に出る。
 帰りの降り口をしっかり確保しておいてほしい。


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 林道から30分ほど直登して中ノ嶺の山頂に着いた。山頂はは少し窪んでいて、中央に二等三角点「中之嶺」の標柱と小さな山頂碑がいくつか立てられている。


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 山頂の周りは杉の木や雑木が茂っていてほとんど展望はきかず、木々の間からうっすらと周りの山並みが見える程度だ。



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 三角点の真上は真っ青な空がのぞいており、この日は風もなく暖かかった。
 数年すれば周りの木の枝打ちか伐採で展望もきくようになるかも知れない。



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 山頂から少し東に尾根を行き、新しい林道にも降りてこられそうだが、この日は登ったルートを戻った。
 新しい林道は西南の役で有名な陸地(かちじ)峠から造られているようだがまだ開通していないとのこと。

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 新しい林道を少し東に歩いてみると北側が開け、大野郡野津町と本匠村の境界付近の山がよく見えた。



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