毎日、家の窓から見えている大分市の高崎山(628.4m)に久しぶりに登った。高い岬(崎)の意味から高崎山と呼ばれているらしく、昔から別府湾を航行する船の灯台代わりもしていたという。
 通常の登山道は西大分の高台にある、柞原(ゆすはら)八幡宮のところから歩いて登るのだが、この日は少しズルして、県道別府挾間線(51号)の山口公民館付近から高崎霊園方面に行き、高崎林道を車で登り詰めた所から歩いた。
 この日は秋の気配も深まり、山々に木の実も多くなったのか、高崎山の野生猿が登山道に何匹も出ていた。車を停めたところから山頂までは1kmくらいなので、4、50分もあれば登りつくことができる。
 山頂からの展望は相変わらず悪く、以前登ったときにはマリーンパレス付近の海岸線が、木々の間から見えていたが、それも見えなくなっていた。
大分市 高崎山628.4m)

2002/9/21








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私の評価 登山道整備 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★ ★★ ★★

高崎山地図  登山口は柞原(ゆすはら)八幡宮からと銭瓶峠からあるが、この日は城ノ越近くからの林道を車で上った。
 図をクリックすると周辺の地図を表示します。
山頂下の駐車場  林道を登り詰めたところには、車が10台ほど停められるスペースがあるが、途中の道は狭くてあまり良くないので、お勧めではない。
 銭瓶峠からの道ともここで合流する。
高崎山登山道  登山道はかなり上の方まで広く、草も刈られていて歩きやすい。 登山道のお猿  登山道に猿がたくさん出てきて木の実を食べている。人が近づくと道路脇によけるが、通り過ぎるとすぐに出てくる。
 眼を見つめると歯を剥いて威嚇するので、知らぬ振りをして通り過ぎた。
猿の食べた木の実  木に登っている猿が木の枝を落とし、その枝のドングリを食べているようで、登山道のあちこちに食べた後が見られた。 高崎山観光案内看板  高崎山は戦国時代高崎山城として、大友氏が立てこもって菊池氏と何度も戦をしたところだという。
 立て掘り跡の表示や案内板などが何ヶ所か立てられている。
 クリックして高崎山城の案内文
山頂近くの登り道  山頂近くになると、道が狭くなり、少しだけ急なところがある。
 ここを登るとあとは平坦な道で、約10分くらいで山頂となる。
あと300m  山頂まであと300m(5分)の標識の所からは杉木立が少し続く。
高崎山山頂  山頂は草むらの広場となっている。高崎山の立て札と、三角点の石柱があるのみで、見晴らしは全然きかない。 山頂の松の木  山頂には松の木が何本か植えられており、この松はその中でも一番高いもので、別府から大分自動車道を進むと見ることができる。
 この木の高さくらいの展望台があると見晴らしがよいと思うが、国立公園なので色々な規制があるらしい。
山頂周辺の茂み  山頂の周辺をだいぶ歩き回ったが、馬酔木の枝で視界が遮られ、別府湾が木の間から少し見えるくらいで、どの方向かもわからなかった。 猿と登山者  下り登山道でも猿達はまだ食事中で、出会った数は登りと合わせると100匹くらいになると思う。(もちろん同じ猿もいたのだろうけれど、、、、)
親子の猿  ちょっと見にくいが、小猿を背負った猿で、他にもたくさんの小猿や親子猿がいた。 餌を食べる猿  こちらは木の実を食べようとしているお猿。
 この日は山登りよりもお猿さん見物が楽しめた。
木々の間から大分道  山頂からの展望は全然だめだったが、登山道からは大分自動車道など挾間方面が少し見える。 挾間町方面の展望  挾間町にある、大分医科大学方面も見えるが、少し霞がかかっていて、写真ではわかりにくい。

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