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由布岳(1,583m)の北西に位置する立石山は、塚原高原の牧草地帯にそびえ、雛戸山と共に高原のシンボルとなっています。
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県道鳥越湯布院線(県道617号)を塚原地区から安心院方向に進み、塚原牧場の手前の橋のところから左(西)に登る牧野道があり、立入禁止の立て札のところから登り始めました。
車は手前の県道脇に止めさせてもらいました。
11:50 |
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牧草地に伸びる道を登りますが、このあたりはなだらかで登りやすかった。
11:56 |
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最初の牧草地に来ると、立石山の山頂が見えてきました。
この先にも牧草地帯が広がりますが、登り道は少しずつ急になってきます。
12:04 |
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最初の牧草地を過ぎると、少しだけ舗装した道を登りますが、すぐに未舗装となり、茂みの中を右に大きくカーブして登っていきます。
12:06 |
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右にカーブしていく途中で、上方の牧草地に刈り取られて白く梱包された干し草が見えてきました。
12:07 |
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上方の牧草地では、刈り込みをしていて、トラックで運び出す作業をしていました。
刈り込まれていたので良かったのですが、そうでなければ牧草地の一番上まで、草地をかき分けながら登るところでした。
12:19 |
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牧草地を振り返ると、塚原高原が眼下に見え、鶴見山や大分自動車道も箱庭のように見ることができました。
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12:20 |
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牧草地の最上部から来た道を振り返ります。
途中までは車の轍が残っていたが、このあたりではほとんど消えてしまっていました。
最上部から檜の造林の中に入りますが、登山道の標識や目印は何もありません。
12:27 |
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藪を少しかき分けて、造林の中に入ったのですが、間伐がされていて歩きやすく、自然林との境を迷わずに登っていけました。
12:39 |
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間伐した木を運び出したと思われる道が、何ヶ所か見られますが横道にそれずに、鉄条網に添って登っていきました。
造林の中は日も射さない代わりに、まわりの景色は全然見えません。
12:48 |
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枯れた大きな松の木付近から上りが急になります。右側は杉の木が植えられていますが、間伐などされていません。
この先、これから間伐をする予定の檜林を少し登るとススキの藪に出ました。
12:52 |
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ススキの藪道を振り返ると、塚原地区は見えず、鶴見山や伽藍岳が見えていました。
13:19 |
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藪を抜けて、檜の造林の中に少し入りながら登っていくと、三等三角点があり、立石山の標柱が立てられていました。
しかし、ここは山頂ではなく、1,058.9mの三角点だということが後でわかりました。
ここまで1時間と30分くらい。
13:25 |
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更にクマザサの中を10分ほど登っていくと、「山頂」と書かれた杭があり、まわりの木に立石山1,070mの標識がつけられていました。
山頂からの眺めはあまり良くなく、少し安心院方面に下ると日出生台方面が木々の間から望めました。
13:38 |
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三角点から山頂を経て安心院方面へは、登山道はあるものの背丈ほどのクマザサで、ラッセルしながら進まなければなりませんでした。
(黒く見えるのは前を歩く妻の帽子です) |
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立石山に登る途中に見つけた花をいくつか紹介します。
左はゲンノウショウコの花にとまる蜂。
右の花は少ししか咲いてなかったのでよくわからないが、ギボウシでしょうか? |
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山頂付近に咲いていたオニユリの花。きれいな花ですが、「なぜ私はオニなの」と言ってるようです。
牧草地の周辺で、たくさん見かけたカズラ(葛)の花もきれいです。 |