長野県 蓼科山(2530.3m) |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★ |
中央自動車道の諏訪ICから国道152号を白樺湖方面に向かい、女神湖近くの白樺高原国際スキー場から夢の平林道を御泉水自然園方面に登ると七合目登山口がある。 地図をクリックして白樺湖周辺の拡大地図 −1− |
七合目登山口から見える蓼科山山麓の前掛山(2380m)。この向こう側に蓼科山荘があり、そこから250m程登ると蓼科山の山頂だ。 七合目登山口には50台以上止められる駐車場と公衆トイレがある。(水場はない) −2− |
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登山口に鳥居があるが、山頂の火口原までお宮らしいものは途中にはなかった。 また、登山者用にスティックが置かれているので用意していない人は助かる。 このあたりの標高は1900m程なので、630m登ればよいことになる。 −3− |
最初の内はカラマツ林の中を緩やかに登るので、夏の強い日差しもなく登りやすい。 −4− |
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馬返しまでは急な登りはなく、廻りはキノコやスギゴケなどが美しい。 カラマツ林の中は長い間積み重なった木や落ち葉の上のコケに朝日が差し込み歩くのも気持ちよい。 −5− |
馬返しを過ぎるとゴロゴロしたがれきの中を登るようになり、滑りやすくて歩きにくい。 登山道からはみ出さないように両端には山頂付近までロープが張られている。 −6− |
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かなり登ってきたような気もするが、将軍平まではもう少しありそうだ。 崖崩れの跡のような谷間を登り、ゴロゴロした石も大きくなる。 しかし、振り返ると女神湖が眼下に見えてほっとする。 −7− |
将軍平方向の林の中に入るが、足下はまだゴロゴロした石で登りにくい。 このあたりもキノコやスギゴケなどが美しい。 −8− |
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右側に少し開けた所があり、「天狗の露地」と書かれている。 休憩をかねて入り込むと、開けた岩場に出て、先ほど見えた女神湖がかなり小さく見えるようになった。 −9− |
足下のガレ場は変わらないが、少し緩やかな登りとなってきた。 −10− |
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将軍平近くになると、倒れた木をジグザグの階段状に組んでくれているので、少し登りやすくなる。 −11− |
将軍平にある蓼科山荘に到着だ。ここには、大河原峠や天祥寺原からの登山道も通じているので、休んでいる間に登山者がだんだん増えてきた。 ここから山頂を眺めるともう一山といった所で、あと250m程の急登だ。 −12− |
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蓼科山荘から上はちょっとの間緩やかかだが、大きな岩がゴゴゴロした急登となり、時折四つん這いになることもある。 −13− |
山頂まであと5分と書かれた岩場付近は見晴らしも良く、北アルプスの槍ヶ岳がほんの一瞬姿を現してくれた。 −14− |
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そこから5分ほどでやっと蓼科山頂小屋が見えてきた。山頂まではもう少しの辛抱だ。 ヤナギランなど多くの花が出迎えてくれる。 −15− |
蓼科山の山頂が見え、ゴロゴロした石の上を緩やかに登っていく。 −16− |
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蓼科山の山頂は何も遮るものがなく、360度の展望だ。 遠くに北アルプス、南側には八ヶ岳が目の前に見えるはずだが、真夏の雲が立ち上り、なかなかその姿を見せてくれない。すぐ隣の横岳は何とか見えた。 山頂までゆっくり登ってきたので、2時間半ほどかかった。 −17− |
山頂の火口原は少し窪んでいて岩がゴロゴロしているが、かなり広い。 東側に方位台があるので、そこまで行くと眼下に白樺湖が見える。 北アルプスの穂高連山が雲の上から少し顔を出してくれた。 −18− |
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マツムシソウにとまる蝶 | 蓼科山頂に咲くアキノキリンソウ | ツリガネニンジンの花 | もうすぐ開花のヤマハハコ |