大分合同新聞のさくら開花情報の中で、いまだに行ったことがない山の中から、犬飼町三ノ岳に行ってみました。 桜の木の本数は約300本、開花状況は満開とあり、午後に思い立って大分市内から自家用車で出かけました。 |
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犬飼町の中心部から約10kmのところにあります。 犬飼町から国道57号線に入り、田原というところから黒松方向に進むと標識があり、 山頂までは少し狭いものの一本道です。 大分市の天面山につながる山系で、標高は500mくらいです。 山頂には天体望遠鏡があり、犬飼星の見える山となっており、山頂付近には三の岳なかよしパークがあります。 |
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黒松付近から見た三の岳山頂。 途中の道筋にはたくさんの桜が植えられていて、とてもきれいでした。 左は遠景。上は登山道路から |
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6Km地点にある最初の標識と、登り口のあと4.8Kmの標識 ここからは一本道なので、迷うことはありません。犬飼町の商店街からも登られるようですが、途中に農免道路などがあり、わかりにくいかも。 |
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山頂付近から見た大分市方向。 この位置まで車で登れるので、山登りとはいえません(^_^;) 送電線はどこまで延びているのか。かなりの高電圧みたいです。 |
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三の岳なかよしパークには、子供達の遊び場や、野外ステージ、ログハウスなどがあり、家族連れで楽しめます。 | |
山頂の天体望遠鏡と三角点の標識。水の元(546.3m)とあります |
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水の元の語源とも思われる水源。周りに高い山もないのに杉の根本から清水が滾々とわき出ています。 その昔、弘法大師がこの地を訪れたとき、のどが渇いたので、村人に水が飲みたいと申し出たところ、村人は山の麓まで水を汲みに行き、汗をかきながら弘法大師に差し出した。 その水を美味しくいただいた大師は、この地に水が出ないのは不便であろうと、杖で大地を突くと不思議にも水が湧き出してきたという。 その後もこの水は、飢饉の時にも絶えることはなく現在まで村を潤してきているという。 |
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三ノ岳公園と水の元の伝説を書いた看板と山頂付近の桜。 登山道路よりは少ないものの、360°のパノラマの中で見る桜はまた格別です。 |
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山頂下広場の桜。 東側の天面山が見える。 西北には、鶴見岳と由布岳。西にはくじゅう連山。南西には阿蘇山系や祖母山系まで見渡せる素晴らしいところです。 天気の良い日にお子さま連れでどうぞ。(犬飼町に代わりまして(^_^)v) |