由布市庄内町 大龍山(624.3m)
2013/03/31

 大龍山(おおたつやま・624.3m)は由布市(旧庄内町)と竹田市(旧直入町)の境界付近にあって、南の竹田市側には芹川ダムがあります。国道210号線の信号機に「大龍」の名称があって、そのあたりから南側に剣龍山と共にこの山がよく見えます。
 以前から気になっていた山ですが、近くまで行ってみるものの登山口がよくわからずそのままになっていました。この日事前に下調べをして、取り付き口の位置をGPSで確認しながら進むと、登山口を示す標識があって踏み分け道を登って行くことが出来ました。
 登山道はあまりはっきりしていなくテープなどの目印も少ないのですが、注意しながら登れば大丈夫だと思います。登り始めるとすぐに小さなピークに着き、そこから一度鞍部に下って北の方向に上っていくと4等三角点のある大龍山の山頂に到着します。林道の取り付き口から30分程度で山頂に着きますが、山頂からの展望はあまり良くありませんでした。
 登る途中では西側に冠岳(烏帽子山)が見えたりもしますが、登山道からの展望もあまり良くありません。取り付き口付近の林道からは芹川ダムや豊後大野市と竹田市との境界付近の山が見渡せます。
 また、近くの剣龍山(620m)は、地域の人が案内標識を立てているので整備されているのではないかと思います。機会を見つけて登ってみたいものです。

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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★ ★★ ★★ ★★★ ★★ ★★ ★★
大龍山地図(クリックして大きく)  由布市役所近くから久住高原まで抜ける広域林道を上っていくと、永慶寺トンネルがあります。
 その手前を右側に上ると、冠山やこの大龍山に登れます。

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 由布市庄内から竹田市久住町に抜ける広域林道にある竹田市との境界となる永慶寺トンネルの手前を右に上っていきます。


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 永慶寺跡と思われる石垣が林道のすぐ横にあります。
 中央付近に当時のものと思われる少し大きな苔むした石塔がありました。


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 冠岳への登山口を過ぎ、林道を左方向に上って、平坦な道を進んでいくと分岐があり、右方向は芹川ダム方向に下るので、直進します。
 前方に案内看板が立てられていてそのあたりまで自家用車で行けます。

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 案内看板には「日本一の里山、永慶寺山、剣龍山入口」の案内標識があります。
 永慶寺山が大龍山なのか定かではありませんが大龍山が正面に見えています。

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 登山口近くの林道から南側の展望です。
 すぐ下に芹川ダムが見え、遠くの山は三宅山や亀ヶ岳(ARyama)など竹田市との境界付近の山のようです。


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 林道には鎖で柵がされていますので、これより先は自家用車では行けません。


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 鎖の柱に「大龍山・剣龍山」直進の小さな標識があるので、助かります。

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 まだ山桜の残る林道を、片手にiPhoneのGPSアプリを起動して少し進みます。


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 GPSでほぼ取り付き口の位置に着くと、左側のクヌギの木に「大龍山登山口」と書かれた標識があり、ここから入り込みました。

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 灌木の中の踏み分け道を少ない目印のテープを探しながら上っていきます。


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 岩を回り込んで最初のピークにでますが、地図では等高線が張りでたところになるのだと思います。

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 少しなだらかに登りますが少しずつ傾斜は急になってきます。
 周囲の展望はあまりよくありませんが、左手(西側)に時折冠山のピークが見えます。

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 しばらく登ると南峰と思われるピークにでますが、目印となるものは特にありませんでした。


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 南峰のピークから鞍部へと下っていきます。
 境界を示すのか黄色い杭がみられますが、多くはありません。


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 樹木の間から正面に大龍山の山頂らしき山影が見えてきます。
 山頂をめがけて鞍部から尾根を登っていきます。


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 この時期は広葉樹の葉がないので、木々の間から近くの山(冠山など)が見えます


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 前方に山頂が見えてきてもう一息ですが、少し右側に回り込んでピークに出ました。


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 大龍山の4等三角点の標柱と小さな山頂案内板がありました。
 個人の山だと思いますが、テープなどは巻かないでほしいとの書き込みがありました。

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 登山口近くの林道北側は植林されていて、遠くに由布岳や鶴見岳が見えますが、この日はあまりはっきりしませんでした。

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