別府市 鶴見岳(1375m)
御嶽権現社から山頂を経て南平台へ
2013/05/25

 別府市の鶴見岳(1375m)は山麓から別府ロープウェイが山頂直下まで運行されていて、一般の観光客も往復1,600円で(2014/06/01現在)気軽に山頂に行くことができます。
 この時期(5月中旬から6月上旬)はミヤマキリシマの花が山頂付近に咲き誇り、由布岳や別府湾の展望もよく、周りの緑とともに息を呑むような美しさが広がります。
 この日はやまなみハイウエーの志高湖入り口付近の鳥居から権現社の駐車場まで自家用車で行き、鶴見岳一気登山のルートと合流し別府ロープウェイの山上駅の上に出て、鶴見岳山頂に着きました。
 ミヤマキリシマは満開で、山頂下の散策道周辺は一面がピンクの絨毯でした。昼食の後、鶴見縦走路を馬の背方向に降り、西登山口方向に向かい南平台に登って、踊石から一気登山道に戻りました。
 権現社から南平台分岐まで25分、ロープウェイ山上駅上まで1時間15分、鶴見岳山頂まで1時間30分。山頂から南平台まで45分。南平台から駐車場まで55分くらいでした。

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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★
鶴見岳地図(クリックして登山ルート)  別府観光港から登っていくやまなみハイウエーの志高湖入口に鳥居のバス停があります。
 鳥居からの登山ルートは地図をクリックしてください。

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 鳥居から舗装道路を上ると駐車場があり、20〜30台は駐車できそうです。
 簡易のトイレもあるので助かります。


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 御嶽権現社に向かう参道は、別府ロープウェイの高原駅の少し上の旗の台付近からのありますが、この階段から合流して登りました。
 階段の途中に手水舎があります。

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 権現社の裏手に登山道はあり、標高は750mとなっています。


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 天然記念物となっている鶴見岳の自然林の案内板と別府鶴見岳一気登山道の鶴見山頂への案内から登山道を上ります。

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 一気登山道にはアルファベットの地点名と標高、次の地点までの距離と時間、山頂までの距離と時間の目安が書かれています。

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 権現社下から30分ほど登ると鶴見岳山頂と南平台への分岐の標識がありました。
 今日はまっすぐ山頂を目指します。


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 標高(海抜)1100mのV地点まで来ました。
 山頂(ゴール)まで750m35分と書かれています。
 権現社下から50分ほどかかっています。

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 標高1200mを過ぎたあたりから登山道にミヤマキリシマの花が少しずつ顔を出してくれます。


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 標高1300mを少し過ぎたところであたりが開けて、別府ロープウェイの山上駅の上に躍り出ます。


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 右に下るとロープウェイの乗り場に出ますが、このまま一気登山道を進みます。


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 2、3分も歩くと山上駅から鶴見山頂への遊歩道と合流します。
 途中ミヤマキリシマ群生地への散策道などありますが、矢印に従って山頂へと向かいます。

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 鶴見岳は別府湾に面していて標高も高く、テレビ局や警察無線などの中継設備がたくさん建てられています。


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 正面にひときわ大きなパラボラアンテナ群が見えてくると鶴見岳の山頂です。
 天気も良くハイカーや観光客が多く登ってきています。

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 鶴見岳山頂からは別府湾から国東半島、高崎山や由布岳、遠くくじゅう連山なども見渡せますが、この日は少しガスがかかりあまり遠くは見渡せませんでした。

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内山方面(クリックして大きく)  西側は鶴見縦走路の馬の背の向こう側に鞍が戸や内山伽藍岳などが見えます。(写真をクリックして大きく


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 山頂下の広場はミヤマキリシマ群生地として遊歩道が整備されています。
 山上一帯の七福神めぐりの案内板も設置されていました。


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 ミヤマキリシマが満開の群生地からは由布岳が目の前に見えます。
 写真をクリックして拡大画像をお楽しみください


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 満開のミヤマキリシマを楽しみ山頂に戻って昼食をを済ませました。
 由布岳とこれから登る予定の南平台も眼下に見えています。

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 山頂の南側パラボラアンテナの付け根付近から縦走路が始まります。
 ここから馬の背までは下りとなります。


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 馬の背を経て鞍が戸・内山への縦走路。西登山口に降りて由布岳へも登れます。


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 馬の背に降りる途中鞍が戸や内山が見えます。
 山頂からは重なって見えていましたが、鞍が戸と内山の間の船底の深さも感じます。


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 馬の背手前の南平台への分岐です。
 この先縦走路は馬の背のように狭くなり、北側には鶴見岳の噴煙が見えるときもあります。

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 馬の背からの下りの登山道ははっきりしていますが、ガレ場のあたりは広くなってわかりづらいところもあり注意が必要です。


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 馬の背から下ってきて西の窪という平坦なところに出ると西登山口との分岐に出ます。
 はっきりとした標識があるので、南平台方向に進みます。
 鶴見岳西登山口は由布岳東登山口と同じ所です。

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 少し進むと南平台と旗の台方向への案内板もあります。
 同じ場所(権現社)に出るので、もう少し表現を変えてほしい気もします。

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 少し灌木の中を進みますが、開けると目の前に由布岳が見えてきます。
 ミヤマキリシマも多く咲いていました。


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 南平台の山頂に到着ですが、山頂は平らで山頂碑もなく、拍子抜けです。
 鶴見岳の山頂付近もよく見えています。

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 山頂付近に大きな木はなく、南側には城島高原遊園地や志高湖がよく見えました。


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 東方向にははっきりした登山道があるので、大分市方面や高崎山などを展望しながら下ります。


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 檜の植林の中の登山道を下ります。
 途中で鹿の死体を見かけましたが、角はありませんでいた。


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 しめ縄に飾られた踊石の場所に出てきました。
 ここで、西の窪から来た道と合流します。

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 踊石から15分ほど下ってくると鶴見岳一気登山道に戻ってきます。
 標高は950mくらいでしょうか、R地点とS地点の間です。

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 鶴見岳一気登山道の入口に戻ってきました。
 登山届けを回収し駐車場に戻ることとします。
 南平台から45分ほどでした。

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 権現社から駐車場までは舗装された御輿道を降りてきました。


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 御輿道は駐車場のすぐ上に出ますが、普段は柵に鍵がされています。


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ミヤマキリシマ散策道で  散策道から山頂を見上げる 山頂に戻る途中です 南平台から
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