由布市 由布岳(1583m)
2012/5/19

 由布岳(1583.3m)は由布市と別府市の境界付近にあり、例年5月第2週の日曜日に別府市と由布市との共催で山開きが行われています。由布岳山頂の一等三角点は由布市側の由布岳西峰の山頂にありますが、今回は小学生もいたので、別府市との境界ともなっている由布岳東峰に登りました。
 由布岳正面登山口には亀の井バスのバス停もあり、由布院駅または別府駅西口から1時間に1本ほど路線バスが運行されていて、別府からは片道700円(約40分)でいくことができます。駐車場も県道の南側に30台ほど駐車できますが、休日は早朝から満杯になることが多いようです。県道北側にも大きな駐車場がありますが、こちらは一日500円徴収されるようです。
 この日は天気も良く、多くの登山客が県内外から見えていました。私たちも午前8時過ぎに出発し、合野越に向かいます。合野越で小休止して、灌木の中の登山道を小鳥の声を聞きながら登ります。灌木を過ぎると合野越では目線より高く見えていた飯盛ヶ城がかなり低く見えるので、初めての人はびっくりします。また、きれいな由布院盆地が眼下に広がり、田植え前の田んぼの水が鏡のようにきれいに見えますし、県道を走る自家用車は米粒より小さく感じます。
 由布院盆地の景色を楽しみながらジグザグの登山道を少しずつ上っていくと、ミヤマキリシマの花が少しずつ咲いてきていて疲れをいやしてくれます。以前のジグザグ登山道はススキの原だったのですが、最近は灌木が大きくなってきて湯布院の町中からはジグザグがわかりにくくなってきたようです。
 登山口から2時間ほどで西峰と東峰の鞍部となるマタエに到着です。小休止の後、2、30分ほどで由布岳東峰に登り着きました。下山時、久しぶりに飯盛ヶ城(1067m)にも登ってみました。

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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
由布岳地図(クリックして登山ルート)  別府から湯布院、水分峠を経て阿蘇方面に抜ける県道11号通称やまなみハイウエイの標高770mあたりが登山口となります。
 地図をクリックして登山ルートの詳細

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 阿蘇くじゅう国立公園の中にある由布岳登山口です。
 昔は湯布院の金隣湖あたりが主な登山口だったようですが、現在は多くの人がここから由布岳に登るようです。

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 この日の天気は良く、登山口から由布岳とその東峰(手前)西峰の山頂が見えています。
 左側には飯盛ヶ城も見えています。
鶴見岳方向へのパノラマもご覧ください。

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 牧草地を過ぎると灌木の中へと入り込みます。
 入り込んだところにトイレもありますが、登山口で済ませた方がよいと思います。

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 紅葉の頃にはモミジがきれいですが、この時期の新緑もひときわきれいです。
 小鳥の声に混じって、鹿の鳴き声も時折聞こえていました。

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 2度ほど新緑の中のジグザグを登ると少し明るくなり、合野越が近くなります。


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 登山口から40分ほどで、ぽっかりとした広場に出ます。
 ここが金隣湖からの登山道と合流する合野越です。
 目の前には飯盛ヶ城が見えています。

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 さほど暑くもなく、5分ほど休憩して再度灌木の中の登山道に入り込みます。


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 灌木の中も何度がジグザグに登りますが、下山時の方が折り返しの回数が多いように感じます。



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 灌木から抜けると眼下に由布院盆地が見え、水を張った田んぼや由布院駅、自衛隊の駐屯地なども見えます。
 由布院盆地方面のパノラマです。


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 ジグザグ登山道の灌木も大きくなってきたので、以前はどこからでも見えていた由布院盆地が時折見えなくなってしまいます。

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 以前は500m置きに設置されていた登山口からの距離と標高を示す立て札ですが、ほとんどなくなっていてこの標識のみ見つけることができました。

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 山頂に近づくにつれて、ミヤマキリシマの花が咲いていて、疲れをいやしてくれます。


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 ジグザグの登山道から見上げる、東峰(右側)と西峰です。
 ここからだとどちらの方が険しいのかはっきりしませんね。

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 ジグザグの折り返しが短くなってきて、足下の石ころが岩に変わってくるとマタエは近いのですが、このあたりが一番きついところです。


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 東峰と西峰の鞍部となるマタエに到着です。標高は1480mくらいで、山頂まであと100m位です。
 ここで小休止をして、今日は東峰を目指します。

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 この日、由布岳から地元放送局のバラエティ番組で、リポーターが由布岳登山の様子を生中継をしていました。
 

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 マタエから見た西峰の山頂です。途中の鎖場も見え、初めての人は「あんなところを登るの」とびっくりします。


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 東峰への登山道は鎖もなく、大きな岩の上を登りながら30分足らずで頂上に着きます。

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 由布岳東峰には三角点や標高点はありませんが、2万5千分の1の地図から1580mの等高線が読み取れます。
 写真は周辺の山の名称を刻んだ東峰山頂の石碑です。

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 山頂からは、鶴見岳や内山など近くの山々から、大分市内までよく見えます。
 この日は少しもやがあり、大分のドーム競技場は確認できませんでした。

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 良く晴れている日は、由布院盆地の方向にくじゅ連山も見えるのですが、この日はうっすらとしか見えませんでした。

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 山頂下での昼食を済ませ下山します。マタエ付近から見た、飯盛ヶ城と狭霧台のヘアピンカーブです。
 米粒のように見える車が、上り下りしています。

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 上りより長く感じたジグザグの登山道を下り、合野越に到着です。
 今回は少し時間も早いので、飯盛ヶ城に登ってから登山口へと降りていきました。

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 西登山口方向に灌木の中を少し下ると、開けてきて由布岳と飯盛ヶ城の鞍部に出ます。


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 鞍部は開けていて、近くにはミヤマキリシマの株も見られ、すでに満開近くなっていました。
 右手前に下ると金隣湖方面に出ます。

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 鞍部から10分ほどで、飯盛ヶ城の山頂に登ることができます。
 ほぼ直登になるので、ゆっくり登った方がよいと思います。


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 飯盛ヶ城の山頂です。三角点はなく、地図には標高点があって、山名と標高が書かれた標識がほぼ中央に立てられています。


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 飯盛ヶ城山頂から見た由布岳登山口の方向です。
 下山道が、登山口方向に延びているのがよくわかりますが、霧の時は気をつけたいものです。

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 20分足らずで、合野越からの登山道と合流しますので、灌木の中を歩いて降りるのとあまり時間は変わらないようでした。


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 由布岳登山口に到着です。山頂から休憩を含めて2時間足らずで降りてきたことになります。


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 この日は天気も良く、午後になっても由布岳にはあまり雲もかからず、きれいな姿を見せていてくれていました。


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早くも咲き始めたミヤマキリシマ  マイヅルソウの群落も見られました 最近は少なくなったエヒメアヤメの花 飯盛ヶ城登山道でヒメハギの花が 
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