|
碁盤ヶ岳は津久見市の南西部臼杵市との境界付近にあり、一番近い集落は与四郎となっている。
地図をクリックして大きく表示
−1− |
|
津久見市立花町から八戸に向かう市道を登っていくと、石灰石の採石場の近くに行ける。
一日に何度か発破作業するので、これより近くには行けない。
碁盤ヶ岳もこの山のようになるのかと思うと少し淋しい。
−2−
|
|
峠付近から与四郎地区に行く道があり、付近にいた人に聞きここから登ることにした。
−3−
|
|
与四郎地区は7、8軒くらいの集落だったようだが、現在はほとんどの家が廃屋となっている。
−4− |
|
杉山の中を昔の道をたどりながら登っていくと、「戸高鉱業」と書かれた杭が道沿いにあり、それを頼りに山頂近くまで進んだ。
−5− |
|
最初の杉山を上り詰めると、昔鉱山用に作られた道が横に延びていて、その道を次の杉山まで西に進んだ。
−6− |
|
道が途切れた付近の山の中に井戸のようなものがあり、そこから急な杉山を上り詰めると尾根道に出る。
−7−
|
|
尾根に出ると臼杵市や津久見市の青山地区が見渡せ、遠く佐賀関まで見える。
クリックしてパノラマ写真
−8−
|
|
境界の標識を頼りに登っていくと開けた台地に出て南側の展望もきいてくる。
−9−
|
|
津久見市内から登ってきた道と、彦岳がよく見える。
写真をクリックして拡大
−10− |
|
尾根道は石灰石が地表まで出ていて、雨水に浸食された様子が窺える。
山登りはここまででやめるのが賢明だと後で思った。
−11−
|
|
尾根道をすぎると道は全くわからなくなり、背丈以上の竹藪をかき分けて進まなければならない。
−12− |
|
竹藪を抜けると山頂らしきところが見えてきたが、ここからはススキをかき分けて進まなければならない。
−13− |
|
山頂付近にたどり着いたが、標識は見つからず、周りの展望を楽しんで早々に引き上げた。
写真は羊の群のように見えるカルスト台地特有の風景
写真をクリックして拡大
−14−
|
|
昨年登った姫岳も間近に見えるが、山頂付近まで林道が造られているようだ。
写真をクリックして拡大
−15− |
|
帰り道はイノシシが出そうなので急いで下った。尾根の少し下のこのあたりは新しい糞や足跡がたくさんあり、イノシシが群れていたような感じだった。
−16− |
|
この時期草花は咲いていないが、いくつか紹介したい。
これは、浸食された石灰石の穴から芽を出す若木。
−17− |
|
尾根道で見かけた葉蘭(ハラン)
−18− |
|
エビネもたくさん生えており、以前はこれを目当てに登っていたとか。
−19− |
|
弥四郎地区で人知れずに咲こうとしている水仙の花。
−20− |