関アジ、関サバで全国的に有名な佐賀関町は大分市の東にあり、佐賀関港からは四国の三崎まで国道九四フェリーが運航されている。今回はこの町のてっぺん樅の木山(484m)に挑戦した。
 登山口は幸崎駅近くの木佐上から志生木に抜ける道路の峠付近にあるとガイドブックにあったので、車で行くことにした。道路は舗装されてなく、路面もかなり悪いが、何とか峠まで登っていった。
 登山口は標識もありはっきりしているが、登山道はあまり整備されてなく、登山者が巻き付けてくれたテープを頼りに登ることとなる。樫の木林、雑木林、万年青の林、檜の造林など進むと、40分くらいで山頂に到着する。
 山頂からの展望は北東方向の関崎方面のみが見え、視界が良ければ豊予海峡(豊後水道)もよく見えると思う。
北海部郡佐賀関町 樅木山484m)

2003/1/11







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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
樅木山地図(クリックして大きく)  樅木山は佐賀関町南部、臼杵市との境界付近にある。
 大分市から国道197号線を神崎まで行き、幸崎駅方向に進む。木佐上地区から中尾地区方面(東)に進む道を登っていく。
 道路はすぐに未舗装となり、中尾ダムを過ぎるとカーブも多くなるが、峠を越えて佐賀関町志生木まで通り抜けられる。
 
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 木佐上から志生木に抜ける道の頂上付近が少し広くなっており、そこに車を何台か止められる。
 樅木山登山口の標識が立っていて、そこから階段状の道を登っていく。

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 階段は高圧線の鉄塔の所までで、それから先は灌木の中の小道を進むこととなる。



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鉄塔から佐賀関方面(クリックして大きく)  鉄塔の所は佐賀関方面が開けていて、志生木ダムや精錬所の煙突なども見える。
 写真をクリックして大きく表示

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 登山道は整備されてはいないが、赤いテープが所々に巻かれているので、それを頼りに登る。


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 オモトが繁っている所などあるが、このあたりの道は迷うことはない。


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 鉄塔から山頂付近までは展望のきかないところが多く、茂みの中から山頂が少し見えるところがある程度だ。


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 山頂近くになると檜林となり、道がわかりにくくなる。
 最近間伐をしたあとがあり、テープも見つけにくいが直線的に登れば山頂となる。
 下りに迷わないように注意が必要。

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 樅木山の由来になるのか、樅の木も檜林に見られたが、大きな木は見つけることができなかった。


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 山頂まで檜は植えられており、20年以上はたっていると思う。
 ここまで登山口から40分程度。


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 1等三角点のある樅木山の山頂に到着。北東方向のみが開けており、以前あったとされる観測用の塔はなくなっている。


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関崎方面(クリックして大きく)  ちょっと霞んでいたが、関崎方面がよく見える。
 写真をクリックして大きく。


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志生木ダムから樅木山(クリックしてワイド)  山をおりて、志生木方面に車で下ると登山口の近くの鉄塔から山頂までを見渡すことができた。
 写真は志生木ダムの堰堤から見た山頂(クリックしてパノラマ写真)


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梅の木(クリックして拡大写真)  志生木近くのお寺の入り口にあった梅の木は3分ほど花が開いていた。
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