玖珠郡玖珠町のシンボル伐株山や万年山は山頂が平らなメーサ型火山で、岩扇山などと共に独特な風景を作り出している。
 万年山と書いて「はねやま」と読むのも難しいが、山頂付近の案内板によると巨木を切った根っ子が土をはね上げることから刎山と名付けられ、万年山の三文字とも「ん」と刎ねあげた音が出るのでその文字を当て、以前は「まんねんざん」とも呼ばれていたようだ。
 山頂近くの万年山牧場まで車で行くことができ、ハイキング感覚で一等三角点のある山頂まで行ける。登山道や山頂からの展望はすばらしく、山頂付近にはミヤマキリシマの群生地もあり、5月下旬から6月上旬まで楽しめる。毎年5月の最終日曜日に山開きが行われ、ミヤマキリシマ鑑賞会や山頂でのペナント配布が行われている。
 伐株山は山頂のすぐ近くまで車で登ることができ、公園のように整備されている。週末になると山頂から色とりどりのパラグライダーが飛び立つ。
玖珠郡玖珠町 万年山(1,140.2m)
伐株山(690m)

2004年4月17日






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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
万年山地図(クリックして拡大)  国道210号線やJR久大線の玖珠盆地を通過すると大きな切り株のような伐株山が見え、その後ろにテーブルのような万年山が見える。
 玖珠町大隈から万年山牧場までは車で行ける。
 地図をクリックして周辺地図

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 今回は玖珠町大隈から万年山温泉美人湯の前を通り、万年山牧場まで車で登った。以前は美人湯近くから登った記憶がある。
 ここから山頂下まで舗装されているが、一般車は入れない。
 入り口には万年山全体の案内板がある。
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 牧場の柵の横から山頂方向に延びる舗装道路を登って行くとだんだんと開けてきて展望も良くなる。



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 登っていく途中から見える万年山の東部(上万年)は特徴があり、遠くから見てもあの山が万年山だとわかる。


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 牧場内の道をほぼ登りきると北海道の草原のような風景が目の前に広がり、疲れを癒してくれる。




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 万年山休憩所の手前にミヤマキリシマの群生地があり、今年は害虫の被害も少ないようで、5月末から6月上旬はピンク色に染まるのではないかと思う。


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 休憩所にはトイレも設置されていて助かるが、水場も昔より整備されているようで、給水も可能だ。


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 休憩所を少し過ぎると舗装された道から登り道に変わる。
 九州自然歩道の一部にもなっており、万年山の説明が書かれている。


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 登山道は狭くなるもののコンクリート舗装されていて、山登りというよりハイキング感覚である。


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 登りはじめてまもなくミツバツツジがきれいに咲いていて、近くまで寄って写してみた。



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 道が急になってくると丁寧に階段が付けられていて、難なく山頂近くまでたどり着ける。


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 山頂の標識が見えてくる頃宝泉寺温泉から登ってくる登山道と合流する。
 ここから下ると九重町のJR引治駅付近に出る。


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 なだらかな道を少し西に進むと山頂の標識が建てられている。
 一等三角点「羽根山」(1,140.2m)のある万年山山頂だ。


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 山頂の少し南側は展望がとても良く、ベンチがいくつか設置され、くじゅう連山の案内板も設置されている。



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 万年山に登った後、久しぶりに伐株山に登ってみることにした。
 この山にも10年ほど前に山頂でコンサートがあったとき以来だ。
 西側の針の耳から登るのもおもしろいが、この日は山頂近くまで車で行った。

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 山頂近くの広場は駐車場やトイレなど設置され、公園のように整備され遊具もあり、家族連れでにぎわっていた。


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 山頂方向に延びる広い道を歩いて行くと、両脇には桜の木や紅葉の木が植えられていて、四季を通じて楽しめそうだ。


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 テレビの中継アンテナがあり、まわりでは一番高いところに着くと、岩の上にお地蔵さんがあり、その横に伐株山(690m)の標柱があった。


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 山頂周辺には周遊道があり、岩扇山など九重町方面の山などがよく見える。



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 伐株山の3等三角点は「万年山」(685.5m)となっており、駐車場近くの大きなお地蔵さんの前にある。



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 伐株山の広場は野焼きの後の緑が綺麗で、小さな子供達が走り回り、大人達もブランコに乗って楽しんでいた。


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 伐株山の山頂からは玖珠盆地が箱庭のように見え、玖珠川をはじめ国道やJR久大線など手に取るように見える。

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万年山登山道のリンドウ 万年山山頂付近のドウザンツツジ 万年山牧場近くに咲いていたタンポポ 伐株山に生えていたゼンマイ

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