平成7年(1995年)10月の硫黄山噴火以来入山禁止が長く続いていた玖珠郡九重町のてっぺん星生山(1,762m)に今年から登れるようになった。前回は入山禁止で分岐から引き返したが、今回は職場の仲間と一緒に牧の戸峠から登った。7月末に久住別れ付近で小学生の遭難事件があったばかりだが、この日は天気も良く福岡市内から小学生の団体が登ってきていていい思い出ができるのではないかと思った。沓掛山への最初の上りがきついが、牧の戸峠から山頂までの標高差は250mくらいなので、ゆっくり登っても2時間くらいで山頂に立てる。
 この日も久住山方面に登るパーティーは多かったが、星生山に登る組は1割もいなかったように思う。西千里から星生山への分岐近くには小さいながら湿地帯があり、いつもとは違った景色を楽しむことができた。
 コースタイム 牧の戸峠→(25分)→沓掛山→(55分)→扇ヶ鼻分岐→(10分)→星生山分岐→(20分)→星生山頂 (休憩を3回しています)
玖珠郡九重町 星生山(1,762m)

2003/8/2










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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
星生山地図(クリックして拡大)  星生山はくじゅう連山の一つで、牧の戸峠から久住山に向かう西千里のすぐ横にある。
 長者原からは三俣山のすぐ近く硫黄山を挟んで見えている。
 牧の戸峠にはかなりの駐車スペースがあるが、この時期土曜・日曜日は満杯状態だ。地図をクリックして拡大

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 牧の戸峠から久住山に登る人は多く、この日も県外から多くの登山者がやってきていた。




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 牧の戸から沓掛展望台までは舗装されていて、サンダル姿で登る人も見かける。
 牧の戸から第1展望台を経て沓掛さんまでの登りがきつく感じるのは体が慣れていないからだろうか。

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 沓掛第1展望台からも長者原や三俣山、遠くに由布岳なども見えたりして展望はよい。



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 沓掛第2展望台で休憩するハイカー。
この日は小学生の団体が多かったので、休憩せずに沓掛山を越えた。



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 沓掛山の山頂(1,503m)は登山道の少し脇にあるので、そのまま通り過ぎてしまうことが多く、この日も山頂の立て札は見ないままだった。


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 沓掛山を下ったところで休憩し、全員が揃うのを待つ仲間たち。




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 この日は登山後坊ヶつるでキャンプしたので、テントやシュラフ、マットなど各自で持ってあがった。



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 1,512mの休憩点。ここまでの登りはもう少し木が多かったようだが、最近は登山道が広くなってきたようだ。



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 扇ヶ鼻(1,698m)への分岐点から見た星生山。
 この先から星生山西側の岩場を経て山頂に行けるが、今回は西千里から登った。

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 西千里の分岐点には前回登ったときの立入禁止の立て札はない。
 ここから山頂までは約20分で行くことができる。



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 いよいよ最後の登りとなり、山頂からの景色が楽しみになってくる。
 この左側には小さな湿地帯があり、扇ヶ鼻を背に小さな池などもあってとてもきれいだった。


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 山頂には真新しい星生山の標識が立てられていた。
 この山に三角点はないが、地図の上には1,762mの点が記されている。
 長者原や三俣山もすぐ近くに見える。


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 星生山頂から見た久住山(1,787m)の遠景。
 雲の陰になっているのは星生崎で、その向こうには久住別れも見えている。


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星生山西斜面に多く咲いていたノリウツギ 雨ヶ池で咲くコバギボシ 星生山のミヤマキリシマとイワカガミの葉 雨ヶ池で見かけたマツムシソウ
雨ヶ池からの下りで見たアサギマダラ蝶 星生山に咲いていたがツクシシオガマか 雨ヶ池付近で見たオカトラノオ 雨ヶ池に登る途中に咲くシモツケソウ

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