下毛郡耶馬渓町 犬ヶ岳(1,130.8m)
2004/11/3

 下毛郡耶馬渓町のてっぺん犬ヶ岳(1,130.8m)は福岡県豊前市との境界にあり、大分県側からよりも豊前市の求菩提山方面から登る登山客が多い。耶馬渓町の相ノ原バス停から林道が標高700mくらいまで延びており、自家用車であればかなり高いところまで登っていけるので最近になって耶馬渓町側から登る人も増えてきました。
 この山の尾根道はツクシシャクナゲの自然林が続いていて5月初旬には薄紫の花が咲き誇ります。この時期紅葉も綺麗ではないかと大分市から約100kmを自家用車で向かいました。
 耶馬渓町立津民小学校や永岩小学校を過ぎ相ノ原バス停まで来ると周りに民家はほとんどなくなり、野峠方面への県道が細く延びています。永岩小学校の手前には以前登ったことのある永岩城趾があり、紅葉も少しずつ色付いてきていました。
 林道の入り口の両脇には石柱が立っていて、古いお寺の入り口なのかと思わせられます。犬ヶ岳も求菩提山や英彦山などとともに修験道の山として知られていて、山岳寺院があったのかもしれません。(相ノ原バス停の案内図には長福寺跡の表示があります)

私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★★★ ★★

犬ヶ岳地図(クリックして拡大)  国道212号線の耶馬渓町栃の木から津民方面への県道を11km程行くと永岩小学校の先に相ノ原バス停があります。
 地図をクリックして拡大


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 相ノ原バス停横に犬ヶ岳登山道の案内図があり、この先2.5kmほど車で林道を登ることができます。

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 県道を直進すると国道496号の野峠方面に抜けるようですが、犬ヶ岳登山道の標識に従い右に入りこみます。
 その昔山の中腹にお寺があったのか、山門のような石柱が両脇に建っていました。

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 林道は途中で一度分岐があり、標識に従い再度右方向に登ります。
 林道の上部は工事中で未舗装となり、ぬかるみ状態になってきたので、少し広くなったところに車を止めて歩くことにしました。

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 林道がT字路となり工事中の道路は右方向に進んでいて、犬ヶ岳登山道の標識も同じ方向を指していました。
 登山道に入るまで10分ほど林道を歩きました。


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 岩山を切り開いたところで林道の工事は中断していて、この手前から谷川に沿って右方向に登りました。
 このあたりの林道の勾配はきつく駐車スペースもまだありませんでした。

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 耶馬渓町が設置している小さな標識を頼りに犬ヶ岳登山道に入ります。
 この右側に流れる谷川の水は飲用になるようでした。


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 登山道は杉山の作業道となっているようで、峠まで水の流れていないものも含め谷川を4 回程渡りました。



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 杉林の道は落ち葉などでわかりにくいところもあり、杉の木に巻かれている赤や白いテープを頼りに登っていきます。


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 杉の木は峠のすぐ近くまで植えられていて、上方が少し明るくなってくると笈吊(おいつり)峠です。峠まで林道からは30分弱で登ってきました。


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 笈吊峠は九州自然歩道の休憩所にもなっていて、豊前市側からの登山道とも合流し、右方向(東)に進めば経読岳(992m)へも通じています。


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 笈吊峠から犬ヶ岳まで1.1km、経読岳まで2.5kmの案内表示があり。九州自然歩道の案内板も設置されていました。


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 笈吊峠で一休みして、さあ犬ヶ岳へと登り始めると、クサリを伝ってほぼ垂直に20m程登る笈吊岩(笈吊峠から見た笈吊岩)が立ちはだかります。


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 笈吊岩を過ぎると犬ヶ岳まで2度程小さなピークを越えて尾根道を歩きます。
 尾根道のシャクナゲにはもう花芽がついていました。


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 振り返ると紅葉の中、経読岳など福岡県と大分県の境界の山が連なっていました。
 南側には山国町との境界にある中摩殿畑山(991m)が見えます。


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 ツクシシャクナゲの緑と紅葉のコントラストがきれい。
 山頂近くのクマザサと紅葉のコントラストもいいです。


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 一ノ岳から見た犬ヶ岳(甕の尾)の山頂付近と二ノ岳。
 山頂は一番高く見える所のより少し向こう側になります。


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 二ノ岳から鞍部に降りる途中の紅葉。
 このあたりから豊前市方向が木々の間に展望できました。
 この日は雲が多かったのですが豊前市方面に日が差していました。

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 鞍部から甕の尾へ最後の登りとなる所は石段が築かれていて、昔はかなり多くの人たちが登っていたのでないかと思いました。



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 山頂近くなり少し周りが開けてきます。
 このあたりから振り返ると一ノ岳から経読岳、豊前市方面まで展望できました。



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 緩やかな登りとなって、前方に山頂の避難小屋が林の中に見えてきました。



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 犬ヶ岳山頂には豊前市方面から登ってきた人たちが休憩していました。
 避難小屋の上は展望台になっていますが、周りの木々で展望はあまり良くありません。
 前方に下っても求菩提山方向に行く登山道があり、そちらから登ってきた人もいました。

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5月に咲くツクシシャクナゲの蕾 立派な形のキツネノチャブクロ この時期には珍しいスミレの花? 図鑑でしか見たことのないようなキノコ
2018/06/06一部修正
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