愛媛県 石鎚山(1,982m) |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
八幡浜から国道197号、松山自動車道、国道379号、国道380号、国道33号、県道212号、国道494号、県道12号を乗り継いで土小屋に着いた。 登山道は写真をクリックして地図を拡大。 −1− |
土小屋の標高は1,492mここからだと山頂までの標高差は490m程度だ。 登山の安全を願い、石鎚神社土小屋逢拝殿にお参りして出発する。 −2− |
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県道沿いの登山口には石鎚山頂まで4.6kmの標識があり、周辺登山道の地図と登山届けを入れるポストが設置されている。 −3− |
県道から整備されたなだらかな登山道に入り込む。 以前登ったときに比べると登山口の駐車場や登山道などかなり整備されているように感じた。 −4− |
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国民宿舎石鎚からの登山道とも合流してなだらかな登山道を歩いて行く。 登山口から1km程歩いたところだが、20分ほどしたかかっていない。 −5− |
山の西側斜面を歩くので、午前中は日の当たらないところもあるが、瓶ケ森なども見渡せて展望はよい。 −6− |
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鶴ノ子ノ頭を回り込むあたりからは瓶ヶ森の雄姿が展望でき、朝もやが雲に変わって流れ去る様子もすばらしかった。 −7− |
東側の尾根に出ると山肌一面が笹に覆われていて、松の木やその枯れた木肌など九州ではなかなか見られない景色に感動する。 −8− |
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途中から振り返ると土小屋の登山口あたりも展望できる。 土小屋からの登山道は展望も良く草花なども飽きることがない。 −9− |
登り始めて40分くらいの所にある休憩所で一休み。 このあたりから石鎚スカイライン、面河渓方向を展望すると、山また山で建物などはまったく見つけることが出来ない。 −10− |
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土小屋からの登山道は成就社からの合流点までは上りという上りはほとんどなく、緩やかなアップダウンが続く。 −11− |
石鎚山の山頂も目の前に見えるようになり、時折雲に隠れるが山頂付近の険しさや山上社などの建物が見え、初めて登る仲間からも歓声が上がる。 −12− |
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石鎚山の山頂付近を南側から見上げたところで、どこから登るのだろうと思うような岸壁が立ちはだかっている。 右端が石鎚神社山頂社のある弥山で中央部が天狗岳、左側が南尖峰のようだ。 −13− |
成就社からの合流点手前の上り道。ここを登り切ると東側が開けてくる。 −14− |
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成就社からの登山道と合流する。成就社方向から登ってくるハイカーも多く、一気に登山道が混んできた感じがする。 −15− |
合流点から東側を展望すると眼下には西条市の工業地帯が見え、ロープウエイから登ってきたところにある成就社も見ることができる。 −16− |
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今まで緩やかだった登山道はここからは急な道となり、山頂まで2本の鎖がある。 木の階段を少し登って二ノ鎖元小屋(現在は閉店中?)で一休みする。 −17− |
二ノ鎖から登ろうとの意見も出たが、半数の仲間は迂回路を登ることになり私も一緒に登ることにした。 以前に比べると鉄製の階段などかなり整備されてきたと思う。 −18− |
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二の鎖を迂回し三ノ鎖の下から山頂付近を仰ぐ。 鎖を伝って登っている人も多く見え、せっかく石鎚山に来たのだから最後は鎖を登ろうと全員鎖を登ることになった。 −19− |
山頂付近はすでに紅葉が始まり、きれいな景色なのだが登っているときは足元が不安でなかなか景色を見る余裕もない。 鎖が得意な人と苦手な人がいるのも興味がある。 −20− |
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鎖を登り切り、後から登ってくる仲間を励ましながら周りを展望する。 鎖を登ってきたところが弥山(1,974m)で白むくの鳥居があり、すぐ下にお社もある。 −21− |
石鎚山頂のお社の中ではお遍路さんがお祓いを受けており、信仰の山に登ってきた実感が湧いてくる。 −22− |
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弥山から見ると天狗岳(1,982m)が目の前にそそり立ち、嫌が応にも登ってみたくなる。 −23− |
弥山から少し下り岩肌をはうように天狗岳に向かう。 途中の危ないところは迂回路もあり樹木の中を歩くので危険はあまり感じないが、山頂手前の岩場は鎖や捕まるところもなくかなりスリルがある。 −24− |
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危険な箇所を登り切り、振り返ると弥山の山頂社が小さく見える。 半分ずつに別れて登った仲間達も何とか渡り切ったようだ。 −25− |
若い仲間は天狗岳の山頂で両手を広げ、西日本最高峰に立った喜びを体全体で表しているようだ。 この先南尖峰(1,982m)にも行けるが、弥山に戻ってお昼を食べることにする。 −26− |
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石鎚神社頂上社の前は広場があり、ここでくつろぐハイカーも多い。 私たちもここで食事を済ませ下山することにした。 −27− |
石鎚神社頂上社の拝殿。この下には土産物や飲料水などを販売している山荘もあり、宿泊することもできる。 山頂から松山方面も山また山が連なっている。 下山後国民宿舎古岩屋荘の温泉に入り久万高原ふるさと旅行村に宿泊し翌日大分に戻った。 −28− |
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登山道に咲いていたのはジャコウソウか? | ふと見上げる山肌はすっかり秋の気配 | 登山道の傍らにはリンドウの花がたくさん | 山頂から南側ナナカマドは真っ赤に |