今年の5月にも登ったが、初秋の由布岳に知人と一緒に登ってきた。初めての人やや子供さんも一緒に登ったが、天気もよく風もあまりない天気だったので、皆さん疲れもあまりなく元気に登ることができた。
 春の新緑もすばらしいが、由布岳は紅葉も楽しめる山で、この日はまだ山麓のモミジは色づいていなかったものの、中腹から上部では真っ赤に色づいたナナカマドや銀色から真っ白に輝くススキの穂を楽しむことができた。
 雲一つない天気で展望もよく、足下の湯布院町内は観光客の車で大渋滞していたが、由布山頂は心地よく久住連山から祖母傾の山々まで大分県内のほとんどの山が見えるのではないかと思えるほどだった。
 登山口から合野越まで約40分、合野越からマタエまでが1時間30分、マタエから東峰山頂までが15分で(休憩を含む)、登りが約2時間半、下りは山頂から登山口まで2時間15分とゆっくり登山だった。合野越から下の紅葉は11月初旬が見頃だと思う。
由布市湯布院町 由布岳(1,583.5m)
2007/10/21










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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
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由布岳地図(クリックして大きく)  別府市からくじゅう高原を抜けて阿蘇に至る県道11号別府一宮線の湯布院との境界付近に登山口はある。
 50台ほど止められる駐車場があり向かい側には有料の臨時駐車場もある。
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 草モミジになりかけている草原を歩き始める。
 朝のうち風が強く心配したがだんだんと心地よい風に変わってきた。


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 放牧場から山林に入り込む。以前は柵があってその都度閉めていたが、最近は放牧していないのか登山口の柵もなかった。


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 合野越え手前の灌木の中、もみじの木が多く紅葉が楽しみだ。




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 合野越に到着。ススキの穂はもうすっかり開いていて真っ白になっている。
 この付近はすでに色づいてきているようだ。

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 合野越えの上の灌木を抜けると展望の良いつづら折れの登山道となる。
 湯布院盆地や遠くの山々もよく見え疲れはあまり出ない。


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 湯布院盆地と周辺の山々の展望。湯布院盆地が観光客の車で渋滞している様子までわかる。


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 上部になると低い灌木の中小刻みに登山道を折り返しながら登る。
 山頂はすぐそこのようにあるが段々きつくなってくる。

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 足下も今までとは違って大きな石や岩となってきて歩きにくく、歩幅が制限されるようで疲れがピークに達してくる。



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 マタエに到着するとほっとする。今まで登った来た登山道を振り返り、一休みする。
 この日は最初から東峰に登ることにしており、天気も良いので山頂まで登って昼食とする。


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 由布岳東峰の山頂付近は大きな岩があり、休憩場所は少ないが少し下ったところには広場がある。


 
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 由布岳山頂から見たくじゅう連山。それぞれの山がはっきりとわかる。
 傾山から涌蓋山まで雄大なパノラマが広がる。



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 東から北の方角には高崎山や鶴見岳が近くに見え、別府湾の向こうには国東半島や佐賀関が展望できる。



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 下山時合野越の近くのもみじの木に赤くなっているところを見つける。
 10日もすれば全体が真っ赤になると思うがまだ見上げるとほとんど緑だが日に映えて美しい。

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中腹から上では真っ赤な紅葉も リンドウの花はいつ見てもいい ヤマラッキョウの花もきれいだ アザミの花もまだ残っていた
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