台風4号が九州南部に上陸し、海の日の3連休も山行きは無理かと思われたが、16日は朝から風もなく少し薄日が差してきた。しばらく山に登っていなかったので、足慣らしのつもりで宇佐市安心院町にある米神山(475m)に登ることにした。
 以前宇佐市内に車で通勤していてこの山のすぐ下を通っていて、いつか登ってみたいと思っていたがそのままになっていた。この日大分市内から自家用車で向かい、宇佐別府道路の速見インターで降りて農業文化公園を経由して佐田地区に向かった。佐田地区からも米神山がよく見え、区内の山蔵の奥の徳瀬地区からも登れるようである。
 雨上がりでもあり、佐田の京石近くの登山道は山からの水が流れていたが、小さな橋を渡ると乾いてきて登山道もはっきりしていた。展望の良い岩場や巨石群のあたりからは南側が開け、眼下には佐田地区や別府宇佐道路などが見え、遠くには由布岳や鶴見岳が見える。巨石群を過ぎるあたりから登山道の勾配がきつくなり、所々にロープが張られている。山頂まではゆっくり登って1時間半ぐらいで、山頂はいくつかの岩のある広場となっていて、南側が開けている。下山は熊登山口に降りたが、こちらも途中で勾配のきついところがあり、ロープが何本も張られている。下山は1時間ほどだった。
宇佐市安心院町 米神山(475m)
2007/7/16











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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★
米神山地図(クリックして大きく)  米神山登山口の一つ佐田の京石前の駐車場には、安心院インターから佐田郵便局手前を左折し宇佐市内方面へ1kmで行ける。(地図をクリックして大きく
 宇佐市内からだと県道658号(佐田駅川線)を国道10号の瀬社橋から9.5kmほど佐田方面に入り込む。

−1−
 この日は大分農業文化公園方面から米神山に向かい、途中にある勤王の志士「佐田秀(ひづる)」の歌碑などを訪ねながら行った。
 近くの田んぼに薄紫色の花が咲いていた。
 このあたりからも米神山がよく見える。

−2− 
 佐田の京石は誰がいつ頃この地に祀ったのかはっきりしないようだが、豊作を祈るための祭事のために米神山から落ちてきた岩を立てたのかもしれない。
 ここも登山口の一つで、駐車場も完備されており、米神山の案内もある。


−3−
 毎年3月に行われる佐田の巨石祭の時には登山会も行われるので、登山道ははっきりしている。
 この時期途中では草が茂っているところもあるので足元でよく確認しながら登りたい。


−4−
 台風4号の大雨のあとで、登山道にも水の流れているところがあったが、小さな谷川を過ぎると足元はしっかりしてきた。



−5−
 登山道の途中には「米神山山頂」や「山頂」の標識があり、距離や時間はわからないが迷いそうな所はない。




−6−
 何度か折り返しながら少し登っていくと足元は石が混ざったような感じの土で、水はけも良くなってきた。




−7−
 日の当たる南側に回り込むと登山道には草が生い茂り、登山道がわかりにくくなるが、足元を確認しながら登ると踏み分け道がある。



−8−
 最初の展望所に出ると、南側が開け、宇佐別府道路や佐田地区の田んぼが眼下に見える。
 天気が良ければ由布や鶴見岳も見えるはずだ。


−9−
 登山口から30分あまりで展望の良い岩場に出る。
 このあたりまでは勾配も小さくロープなどはない。


−10−
 岩場から檜の植林の中の登山道に入る。
 日が当たらないので登山道に下草も少なく歩きやすいが、風倒木が少しある。


−11−
 植林地を過ぎる頃から勾配が少しずつきつくなり、蝉の声が暑さを増幅させてくれる。
 このあたりから、標識が「山頂へ」に変わってきた。



−12−
 時折ロープもある坂道となり、雨上がりなので少し滑りやすかった。
 ロープは少し濡れているうえに土が付いていて、軍手は必需品だ。


−13−
 大きな岩が、まるで杭のように岩肌に突き刺さっているように感じる。
 遠くから見た山の形とは裏腹に、柱状節理が山肌を覆っているようだ。



−14−
 何本目かのロープを登ると、山頂と巨石群への分岐があり、巨石群までは1分と書かれているので、立ち寄ることにする。



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 登山口の案内板では「月の神谷陽石」と書かれていた巨石群で、柱状節理が崩落したものではないかと思われ、丸みが少ないのは登山口の京石より新しいのものではないかと思う。


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 巨石群のあたりからも佐田地区が見下ろせ、登山口近くにある佐田温泉の建物が見えている。




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 巨石群を過ぎてからも急斜面は続き、時折長いロープを伝いながら山頂へと向かう。



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 長いロープを登り切ったあたりに「エビネラン」の群生地があった。
 初春にはいろいろな色の花を咲かせてくれるのだろうか。


−19−
 あたりの灌木の背丈も低くなり、日当たりも良くってきて、なだらかな登山道になると山頂は近い。



−20−
 佐田京石の登山口から1時間半ほどで米神山の山頂に到着。
 山頂は草原の広場となっていて、いくつかの岩が周りに並んでいる。


−21−
 米神山の山頂には三角点はなく、475mの標高点がある。
 登る人は多いようで、登頂記念碑や山頂碑が広場や近くの木々に取り付けられていた。
 山頂を横切って進むと徳瀬登山口へつながる。

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 米神山山頂の南側は木々が無く展望がよい
 晴れていれば由布・鶴見岳から、くじゅう連山まで展望できるのではないだろうか。

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 山頂で昼食の後熊登山口方向に降りることにする。
 京石登山口から登ってきた山頂の左手に下山口の標識がある。


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 草に覆われた足元の登山道を探しながら下ると、杉の植林地に入り、歩きやすい登山道になる。


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 熊登山口への下りもロープが張られたところが多くあり、登山道ははっきりしているが、滑りやすいので注意が必要だ。


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 下る途中も登山道から少しはずれたところに巨石群があり、標識に従い立ち寄ることにした。
 巨石の配置から「日の神谷陽石」群ではないかと思う。


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 山頂から50分ほど下ってきたところの岩陰に、「霊岩・霊水」と書かれた標識があり、岩の下方から水が渾々と湧き出ている。
 こちら側から登る場合は給水場所となりそうだ。

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 霊水を過ぎるあたりからは登山道も緩やかになり、一部は階段状に整備されている。



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 登山口が近くなると沢沿いの緩やかな登山道となり、間伐されたあたりに百合の花がたくさん咲いていた。


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 山頂から1時間ほどして米神山の熊登山口に降りてきた。直接県道ではなく、県道から熊地区に行く旧町道になると思う。
 このあたりから近くの大蔵山山頂が見える。

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 150m程旧町道を下ると県道佐田駅川線に出る。
 ここから県道を500m程佐田方面に下れば京石登山口の駐車場がある。


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佐田秀歌碑の近くに咲いていた花 景色の良い岩場に生えていた岩松 カワラナデシコモ岩場に咲いていて美しい 中腹で見かけた赤い百合の花
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