日田市の北西部で中津市山国町との境界付近にある一尺八寸山(706.7m)は難読山名の日本一で「みおやま」又は「みおうやま」と読む。私が日田市に勤務した30年ほど前にバイクで林道を上り、山頂まで行った記憶があった。この日、日田市内に用事があり、少し時間があったので自家用車で途中まで行き林道を歩いて登ってみた。
 林道はその時に比べるとかなり舗装されたところが多く、荒れたところはあるが四輪駆動であれば山頂近くまでいけそうだった。その当時植林はあまりされていなく展望も良かったように記憶しているが、一度伐採されたところもあり年月を感じた。
 この日は地図もなく何の下調べもしていなかったので、林道をひたすら歩いて登り下りはじめたので林道から踏み分け道を入り高い場所を目指し分け入ると少ししたところに三角点の標柱があった。一尺八寸山の山頂ではない気がしたが天気が悪く夕立も来そうだったので引き返すことにした。
 後で調べてみるとのこ三角点は一本松3等三角点で一尺八寸山の山頂まではまだ2km以上尾根道を行かなければならなかった。一般の登山道は大石峠(オシガトと言っていた)の山国町側からのようで、機会を見つけたまた登ってみたい。 
日田市 一尺八寸山(一本松598.5m)
2006/9/3










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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★★ ★★★ ★★★
一尺八寸山(クリックして大きく)  日田市街地から一尺八寸山へは有田地区から尾当地区に行き、そこから林道を登っていけば山頂に着く。
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 日田市内から東有田町に行く途中スプリング工場がありそこを左折して上っていくと尾当地区に出る。



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 尾当地区は日田市内から5km以上ある。途中に民家はほとんどないがこの地区には20軒以上の集落があり、歴史的謂われがあるように感じる。


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 尾当地区の簡易水道のタンクあたりに少し広場があったので、このあたりに自家用車を止めて歩くことにした。



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 500m程歩くと左方向に登っていく林道があり、その道を歩く。



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 両側の草が茂り路面が荒れているところがあるもののバイクであればそのまま登っていける。


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 途中山際から直接水がわき出ているところがあり、簡易水道よりも上にあるので飲んでも大丈夫のようだった。



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 林道は未舗装の所も多いが、舗装されているところもありよく利用されているのだと思う。



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 舗装された林道が左に大きくカーブするあたりでは展望が開け玖珠町との境界にある月出山岳が目の前に見える。


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 日田市内から見ると関東の方向でその時月が出ていたので、方向と山の名前を間違えたことから「月出山岳」(かんとうだけ)となったそうで、難読山名の第3位だそうだ。


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 林道は何度かカーブし勾配も少しずつ急になってくる。
 舗装工事も続けているようだった。




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 林道はやがて尾根道のT字路に着くので一尺八寸山へは右に進む。
 ここから左に進めばテレビの中継等のある西峰に着くはずだ。


 
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 右側の植林地は最近伐採され新しく植林されていた。
 大きな木がないので日田市内方面の展望も良い。



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 林道と植林地の間にはシカ除けのネットが張られていて少し見えにくいが、天気が良ければ日田市内から津江山系まで展望できると思う。



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 林道の前方に二つの小さなピークが見え、左側のピークがこのあたりでは一番高そうで、山頂ではないかと期待して登る。



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 高いピークを回り込むと林道は下り勾配となり、左側に踏み分け道があるので登ってみることにした。



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 ピークの上部はまだ植林されたままで、展望もあまり良くなく山頂碑などは見あたらない。



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 ピークに立つと少し切り払われていて足元に3等三角点があり、ここが頂上なのかと勘違いし、引き返してしまった。一尺八寸山は「三尾山2等三角点」となっている。


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林道に止まって羽を広げる蝶 昔はよく見たのだが名を思い出せない ヌスビトハギの花も山ではきれいだ ハギの花も咲いていて秋を感じさせる
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