今回は東国東郡国東町の文殊山(616m)に登った。国東町では高い山のひとつだが国東町で一番高いところは安岐町との境界付近にある両子山の頂上付近のようである。
 この日は大分市内から車で速見ICまで高速道で行き、県道山香院内線を通って山香町に抜け、そこからノコギリ山の下を通る鋸山トンネルを通り大田村に抜けた。大田村からは走水峠に向かい両子寺に抜ける新しい道を通って成仏方面に向かい町道を通って文殊仙寺に出た。通常は国東町から国道213号線を富来まで行き、県道赤根富来線のバス路線を行くのがよいと思う。
 登山道は文殊仙寺の駐車場にある公衆トイレ横から登っているが、せっかくなので文殊仙寺にお参りして登りたい。山門を抜け右側に本堂や宝篋印塔などがあり、左に進めば少し下ってもとの登山道と一緒になる。登山道は杉などの人工林で見晴らしも良くないが、山頂からは国東町内や姫島などが見渡せる。
コースタイムは文殊仙寺駐車場−10分−山門−10分−紫竹観音分岐−15分−清滝観音分岐−20分−尾根−5分−文殊山頂でした。
東国東郡国東町 文殊山616m)

2003/9/28









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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★
文殊山地図(クリックして拡大)  国東町の富来から赤根に向かう道路があり、定期バスも文殊仙寺まで運行されている。
 成仏方面からの町道は通ることができたものの通行止めの標識が出ていた。
地図をクリックすると拡大して周辺の地図を表示。
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 駐車場から仁王像の立つ石段を登ると山門があり、この右側に文殊仙寺の本堂がある。
 少し奥には国東半島最大の宝篋印塔もある。


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 駐車場横にある登山道の入り口。この先を登っていくと杉山となり、山門横から下ってきた道と一緒になる。



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 山門の横からの道は少し進むと下りとなり、杉林の中にいる。
 広さは十分にあり、所々にテープも巻かれているのでこのあたりで迷うことはない。

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 登山口の道と合流した後、杉林は緩やかな登りとなる。
 途中水のない谷を横切るが、帰り道その谷に入らないように気を付けたい。

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 少し登ると紫竹観音への分岐点の標識がある。約10分ほど入り込むと高さ1.6m程の石造観音像が祀られているそうだ。


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 杉林を抜け少し明るくなると登りは少し急になる。




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 清滝観音の分岐付近にも山頂への標識があり、これからまた杉山に入る。


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 大きな杉林は急な登りとなり、所々にロープも取り付けられている。



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 もう少しで尾根にとりつく頃、尾根へまっすぐ登ろうとすると足元も悪く急登となるので、杉の木を何度か回り込みながら登ったほうが良い。


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 尾道に着くと少し明るくなり、木々の間から両子山の山頂が間近に見える。



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 山頂は開けているもののまわりには灌木が多くて、国東町の富来港など東側のみ展望が利く。



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小門山(クリックして拡大)  すぐ近くにある小門山(おとむれ山とも言う)の向こうに国東町や周防灘が見える。
 写真をクリックして小門山方面のパノラマ

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 北東方向には木々の間から姫島がよく見え、姫島村のてっぺん矢筈岳(265.5m)がよくわかる。


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