日出町 七ツ石山(623.4m) |
2002/3/17
日出町で一番高い山はどこなのか、地図で探しましたがなかなか見つかりませんでした。最初は海岸沿いからもよく見える無線の中継塔がたくさん建っている経塚山だと思っていました。 その後、あちこちに問い合わせ、日出町役場から「七ツ石山」が一番高いとの回答がありました。しかし、再度地図で探しましたが、山の名前が見つからず、日出町の知人に聞いたところ、経塚山の反対側にあり、鹿鳴峠(かなごえとうげ)に向かう登山道があるはずだとの情報を得て、経塚山の入り口付近に車を止めて登ってみました。 言われるとおりこの山に向かう標識は整備されていて、林の中まで小さな標識があり、迷うことなく山頂にたどり着けました。 また、この登山道はその昔フランシスコ・ザビエルが歩いた道と言われているようで、遙か昔のロマンを感じました。 丁度この時期、日出町の魚見桜が満開ではないかと、車で豊岡方面に下って、魚見桜を観賞しました。(背景は満開の魚見桜) |
宇佐別府道路の速見ICを降り、速見地区広域農道を山香方面に3Kmほど進むと、左側にカーブミラーがあり、経塚山に登る道があります。ここに車を止め登り始めました。 | 経塚山に登る道の手前に、七ツ石山に向かう標識が建っています。この道を左に歩いていくと、もう少し山香方面に下った広域農道に出てしまうので、次の林道入り口から登った方がよいようです。 | ||
広域農道から林道に入りこむあたりから見る七ツ石山です。 この林道は車も途中まで入れ、駐車できるスペースは何台分か確保できました。 |
林道を300mほど歩くと、山田湧水・七ツ石山に向かう標識があり、ここからは山道になります。 | ||
標識は随所に建てられてまだ新しいので、迷うことはないと思います。 登る途中で、見たアオキの実は真っ赤で、とても大きかったです。 |
山頂近くになると、檜の木立の中を進みますが、木に白いテープを巻き付けているので、脇道にそれる心配はないでしょう。 (テープがきついところは木がかわいそうな気もしましが、、、) |
||
林を抜けると山頂に着きました。 山頂には山名の由来なのかわかりませんが、6.7個の岩がありました。 これに腰掛けて一休みでき、昼食としました。 |
七ツ石山の標高が入った立て札と三角点の標識です。 三角点名は2等三角点「豊岡」で標高623.37mとなっています。 |
||
春霞や黄砂の影響で遠望はできませんでしたが、豊後豊岡駅前の別府湾方面が開けていました。 | 鹿鳴峠方面に向かう道も整備されているようです。 遠くの山は古城山でしょうか? |
||
鹿鳴方面に少し下ったところから見る、日出町の全景です。 こちらも靄っていてほとんど見通しが利きません。 m(_ _)m |
山を下り、広域農道を歩いて車に戻る途中、土筆がたくさん顔を出していました。 | ||
広域農道から日出町方面へ車を進めると、3月末に開通予定の大分空港道路(日出バイパス)の速見−日出町間はほとんど完成していました。 | 豊後豊岡駅から少し山手にある、樹齢400年以上と言われている満開の魚見桜です。 別府湾からこの桜の咲き具合を見て、漁師が網を入れる場所や時期を見ていたことから、この名前が付いたそうです。 |
||
この魚見桜も400年以上の月日には耐えかえたのか、半分以上の幹が枯れかけており、近くに二代目が植えられているようです。 クリックして拡大できます。 |
魚見桜は山桜の一種で、他の桜より早く咲きますが、それでも例年より早いように感じました。 花が丸いボール状についているように感じたのは私だけでしょうか。 切り抜いて背景に使ってみました。 |
2012/11/16一部修正