清川村「御嶽山」568m
2002/3/30

 旧清川村のてっぺん「御嶽山」に登ろうと、妻を誘ったところ、あの山は山頂まで車が行くので、おもしろくないと言います。なるほど地図を見ると、そのようになっています。
 しかし、3,000本の桜並木が続くとあるので、昼前に大分を出かけ、登ってみることにしました。
 1時間ほどで、神楽の里のある麓に着くと、桜満開の中、あちこちで花見をしていました。林道は桜並木をぐんぐん登り、山頂付近を通って、三重町側にも通じているようでした。
 しかし、御嶽山の山頂は林道からさらに登ったところにあり、頂上に登るには鎖場もあって、ちょっとした山登りを楽しめました。
 御嶽山全体が「御嶽山自然公園」となっているようで、林道の頂上付近には巨大なアスレチックタワーと公園の管理棟があり、温泉ではありませんが入浴もできて、キャンプ場もあります。
 毎年、4月の第1日曜日には麓にある神楽の里で、「御嶽流神楽大会」が開催されているようです。

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御嶽地図(クリックして大きく)  右は御嶽山自然公園のアスレチックタワーです。高さは38mあり、清川村に古くから伝わる宇田姫伝説をイメージして作られたもののようです。
 左は山頂付近の地図(クリックして大きく表示
山頂遊園地
御岳社登り口  林道の山頂付近に鳥居が立っていて、ここから登ると御嶽神社を経て山頂に登ることができます。
 車は鳥居の前に数台止めることができました。
 右は、山頂付近のアスレチック広場から見た御嶽山頂(568m)です。
園地から見た御岳山頂
参道の階段  山頂下の神社までは石段などが整備されていて、手すりも付いているので、簡単に登ることができました。
 階段の道を登りつめると、古い鳥居があって、御嶽神社のお社があります。お参りして、お社の裏から山頂へ続く道へ進みました。
山頂の御岳社
鎖の岩場  山頂までは、ちょっとの間岩場の鎖を伝って登りますが、辛抱して登ると、すばらしい展望を味わうことができます。
 鎖場から登り着いたところも展望はよいのですが、大きな岩を左側から回り込むと少し平らの所があって、その先にやっと一人が立つことができるところが御嶽の山頂(右の写真)です。
御岳山頂
緒方清川方面(クリックして大きく)  山頂から振り返ると、清川村や緒方町方面の台地が広がって見え、遠くにはくじゅう連山が見渡せました。(クリックして拡大
 右の写真は山桜の咲く御嶽原生林と、左上は石橋では日本一の径間を持つ「轟橋」のある左右知地区(クリックして支柱から支柱までの距離(径間)が32.1mある轟橋へ)
です。 
御岳原生林
山頂から見た林道  山頂から見る三重町側に通じる林道と稲積山や祖母山の山並み。
 右の写真は、逆に林道から見た御嶽山の山頂(左側の岩の上)です。
林道から見た山頂
御嶽林道の傍らに咲いていたレンゲ草 御嶽林道の土手に咲くスミレ 御嶽林道から見上げる岩肌に咲くミツバツツジ
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2012/11/16一部修正