今回の北アルプス登山計画は大分を自家用車で夕方出発し車中泊2泊、白馬村1泊、山小屋2泊で、白馬岳(2,932m)、杓子岳(2,812m)、鑓ヶ岳(2,903m)のいわゆる白馬三山の登頂が目的だった。
 白馬山荘に泊まった夜から強い雨が降り出し、朝になってもやまずに小雨の中出発した。村営頂上宿舎を過ぎ丸山に登るが、あたりは全く見えずロープで仕切られた登山道を頼りに下っていく。白馬山荘から見た感じの行程よりもかなり長い間下り、ルートが間違っているのではないかと感じるほどだった。杓子岳山頂への取り付け道は地図には載っていないが白馬岳方面からはわかりやすく、迷わずに登れた。
 杓子岳を下り鑓ヶ岳への尾根道も同じような登山道でわかりやすい。鑓ヶ岳への登りはかなりきつく、霧の中に標柱が見えたので山頂かと思ったが、更に登った分岐に荷物を置き山頂を目指した。
 鑓ヶ岳から鑓温泉小屋まで分岐を過ぎてから雨も小やみになり、時折ガスも消えきれいな高山植物帯もあったが、鎖場などあり、午後2時前にやっと温泉小屋に着いた。
長野県白馬村 杓子岳・鑓ヶ岳

2005/9/11








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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★
杓子岳・鑓が岳地図(クリックして拡大)  杓子岳・鑓ヶ岳とも長野県と富山県の境界付近にり、富山県側はなだらかだが、長野県側は白馬岳と同じように切り立っている。
 登山道は県境の尾根道ではっきりしているが、杓子岳の取り付きは鑓ヶ岳方面からはわかりにくいようだ。
 地図をクリックして拡大
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 前日の夜から強い雨が降り出し朝になってもやむことはなかった。
 お世話になった白馬山荘を後に杓子岳に向かう。


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 丸山を過ぎてからの下りはかなり長く感じ、早く上りになってほしいと思いながら背中を見失わないように歩く。



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 やっと上りになり、今度は早く頂上に着かないものかと霧の中を歩く。




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 杓子岳山頂への取り付け道を登り始めた頃一羽の雷鳥に出会った。
 霧の中なので羽の色などわからずすぐに見失ってしまった。


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 標高2,812mの杓子岳に全員登頂。
全員で記念写真の後一人ひとり記念写真を撮り鑓ヶ岳へ向かう。


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 杓子岳山頂への取り付け道から縦走路に戻り鑓ヶ岳に向かう。
 こちらから杓子岳への登り口は霧のせいもあるがわかりにくいようだ。


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 右側はなだらかだが、左側は急斜面のようだ。高所が嫌いのM氏には霧で深い谷が見えないのが幸いする。



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 途中杓子谷方向には雪渓も見え、東から南向き斜面だと思うがまだとけていない。


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 鑓ヶ岳への登り登山道にさしかかる。雨はそんなに強くないが、荷物がだんだん重く感じてくる。



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 かなり登ったところで、上の方に標柱が見えてくる。山頂かと思ったが肩のような所で、この先尾根を歩いてもうひと登りあった。



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 鑓が岳山頂と鑓温泉小屋方面への分岐に到着。
 荷物を置いて山頂を目指す。



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 分岐から山頂はそんなに遠くなく、すぐそこのように見える。



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 白馬三山最後の鑓ヶ岳山頂に到着。思わず万歳の声が上がり記念写真。



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 鑓ヶ岳を下り始めてから少しだけ霧が薄くなり、縦走路も見えてくる。
 下り付いたところが分岐かと思ったが、少し登って回り込んだところが鑓温泉小屋への分岐だ。

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 鑓温泉小屋分岐の標識に到着。ここから斜面を下ったが、思ったより長く感じた。




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 大出原に向けて下山開始、最初のうち傾斜はきつく、足下に気をつけながら下る。



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 大出原近くなると傾斜は緩くなり、時折稜線も見えるようになる。




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 大出原の標識あたりまで来て一休みする。
 この時期でも高山植物が多く見られたが、カメラのレンズに雨粒が当たりほとんどぼけてしまっている。


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 杓子岳と鑓ヶ岳の間の谷間が見えてきたが、かなり急な斜面で崩落もあっているようだった。



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 まだゆっくりしたかった大出原だが、雨がまた降り出しゆっくり楽しむこともなく鑓温泉へと急ぐ。



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 鑓温泉近くの岩場付近であいにく雨がひどくなり、一人ひとり鎖に捕まりながら慎重に下る。



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 鑓温泉上部の烏帽子岩の谷間にも雪渓が残っていたが、大きく割れながらとけ出したいた。



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 鑓温泉小屋に午後12時半頃到着。濡れたカッパを軒先に吊し、昼食を取る。




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 昼食の後一休みし、早速「天空の露天風呂」鑓温泉に入る。
 夕食の後も入り、何度も入浴する仲間もいた。


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 9月12日午前5時半頃露天風呂から見るご来光
 この日は快晴で、雲海や美しい周りの山々など見ながら猿倉まで下山し、大阪南港まで向かった。


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チングルマの綿毛 ミヤマリンドウの蕾    

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