丹沢山系 塔の岳(1,490.9m) |
2006/5/1
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★ |
大倉尾根から丹沢山系塔の岳に登るには、秦野市の小田急渋沢駅から路線バスが運行されている。 この日は横浜市内から東名高速道秦野中井インターまで行き、登山口まで車で向かった。(クリックして大きく) −1− |
大倉尾根に通じる登山口は大倉バス停から500m程だ。 右の道は上大倉の集落に通じているが、登山道はなさそうだ。 −2− |
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克童陶房の窯場あたりまではコンクリート舗装がされているが、その先は杉などの造林の中の登山道を上っていく。 −3− |
登山道は広くてはっきりしており迷うことはない。 大倉尾根登山道には緊急時の連絡先を書いた番号札が塔の岳まで45カ所ほど設置されている。 −4− |
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9時前に大倉バス停から1.6kmほど登ったところまで登る。 山小屋に泊まった人達なのか何人かとすれ違った。 −5− |
大倉バス停から1.8kmほど登ったところで登山道は左右に分かれる。上部で一緒になるが左ルートは「パノラマ展望台」の案内がありそちらにルートを取る。 −6− |
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10分ほど歩くと大倉高原山の家があり、水場もある。 右側が開けていて伊勢原市方面がよく展望できる。 −7− |
パノラマ展望台から5分ほどで分岐した登山道と一緒になる。 大倉バス停まで2.3km、塔の岳山頂まで4.7kmとなっている。 −8− |
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合流点から2,3分で見晴茶屋に着く。 60周年となっていて、4月にログハウス調にして新しくなっていた。 −9− |
見晴茶屋から先大きな石のごろごろした坂道から木道の登りが長く続く。 植林した楓の新緑がきれいだ。 −10− |
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少しの間緩やかな登りとなり、水無川の谷間や丹沢表尾根あたりの山が見える。 −11− |
登りはじめて1時間半ほどして駒止茶屋到着した。 見晴らしもよく、ベンチもあるので少し休憩しまた尾根を登る。 −12− |
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駒止茶屋を過ぎると檜の植林の中を少し歩くが、それを過ぎると展望もよくなり、周辺の尾根なども見えてくる。 −13− |
駒止茶屋から10分ほど歩くと西側の展望がよくなり、鍋割山の尾根なのかパノラマ写真にしてみた。 −14− |
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駒止茶屋から25分ほどで堀山の家に着く。 休みたいがもう少し登ろうと妻に声をかけると「これからは登りがきついよ」と言われた。 −15− |
大きな石ころや丸太を階段状に組んだきつい坂道を30分ばかり休まずに登るとやっと開けた場所に出て道が緩やかになる。 −16− |
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花立山荘の建つ尾根が見えるあたりにベンチがあり、荷物を下ろして小休止する。 平坦な道が見えるがまたきつい登りが続く。 −17− |
花立山荘までの尾根道は登山道で踏み荒らされたのか木々が少なく展望はよく相模湾が展望できる。。 霞んでいなければこのあたりからでも富士山が見えるのではないかと思う。 −18− |
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踏み荒らされた登山道にボランティアが毎年植林をしているのか、シートや鹿除けのネットが張られている。 −19− |
花立山荘に到着したのはお昼前になってしまった。周りに木々はなく展望はかなりよい。 大倉の登山口から3時間以上経過している。 −20− |
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花立山荘から15分ほど尾根を登ると、やっと塔の岳山頂付近が見えてきた。 このあたりも展望は良く木道も整備されている。 −21− |
山頂の手前でまた灌木の中に入るが、このあたりの樹木はまだつぼみが堅く空もよく見えている。 金冷しの分岐で左に下ればな場割山に続く。 −22− |
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山頂付近は見えなくなるが、あたりにはバイケイソウの新芽などがでており、疲れをいやしてくれる。 −23− |
12時45分頃山頂付近にある日の出山荘(休止中)がすぐそこに見えてきた。 あと少しで頂上だ! −24− |
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午後1時前大倉登山口からは4時間半ほどかかったが、天気もよく広い山頂には多くのハイカーが訪れていた。 この日は残念ながら富士山の姿を見ることができなかった。 −25− |
山頂には通年営業の尊仏山荘があり、おいしいコーヒーを目当てに登る人も多いそうだ。 山頂には日時計のある方向指示盤などがある。 遅い昼食を取り、丹沢山から蛭が岳に向かった。 −26− |
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大倉尾根に咲く山桜 | 登山口付近で見たワスレナグサか? | 山頂手前の灌木の中にはバイケイソウが | 花立山荘手前の岩場でミヤマリンドウか |