静岡県沼津市の南東部、駿河湾に沿っていくつかの山が連なっている。地元の山歩き会「五十雀会(ごじゅうからかい)」が香貫山から大平山まで登山道や標識を整備し、「沼津アルプス」と名付けている。
 前日清水町の親戚宅に泊まり、早朝からこの沼津アルプスを縦走しようと計画を立てていたが、前日からこの日の朝まで雨が降り続き、予定を変更して南部の大平山と鷲頭山に登ることにした。
 レンタカーを借りていたので江の浦湾沿いの多比地区まで車で行き、農道を少し登ったところに車を止めて大平山、鷲頭山の間を往復してきた。
 標識は整備されていて、登山道もはっきりしているので迷うような所はないが、300m級の低山とはいえ谷の深い岩場の尾根や滑りやすい急登等もあるので、事前の準備と登山装備が必要だ。
 車を止めた場所から舗装された農道を上り、その終点からが登山道となる。農道の終点から5分ほどで多比口峠に着き右に進めば大平山までゆっくり登って25分ほど、峠から鷲頭山までは50分ほどだった。
 この日は残念ながら富士山は望めなかったが、次回は北から富士山のよく見える徳倉山あたりまで登ってみたいものだ。
静岡県沼津市 鷲頭山(392m)大平山(356m)
2006/10/2












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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★★
鷲頭山地図(クリックして大きく)  沼津アルプス縦走は香貫山からスタートするケースが多いようだが、この日は国道414号を南下し多比地区から入り込み大平山、鷲頭山に登った。
 地図をクリックして沼津アルプスの全コース


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 江の浦湾に面する多比地区からレンタカーで農道を少し上っていった。
 農道は狭く駐車スペースはほとんどなかったが、分岐点が少し広くなっていたので止めさせてもらった。


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 車を止めたあたりの分岐点。沼津アルプスの案内板があり、農道上にも白いペンキで登山道を示す矢印が書かれている。


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 農道の傾斜はだんだんきつきなり、雨上がりで滑りやすい所もあった。
 分岐もあるが矢印に沿って舗装されて道を終点まで登っていく。


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 途中の山肌にお宮のような岩の祠があり、参拝道があるが登山道は農道上に書かれたペンキの案内に従って登っていく。


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 車を止めた場所から20分ほど歩いて農道は途切れ、沼津アルプスの登山道となる。
 標識には多比のバス停まで25分となっていた。


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 登山口から大平山の分岐までの登山道は緩やかな登りで道幅も広くて歩きやすい。



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 農道の終点から5分ほどで大平山の分岐点となる多比口峠に出た。
 最初に東側の大平山に登ることにした。


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 峠からは少し急な登山道となるが、木の根などが出ているので滑ることはなく登山道もはっきりしている。


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 少し登ると植林された林の中の平坦な登山道を歩く。
 途中で久しぶりに雨上がりの木の幹にカタツムリを見つけた。


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 山頂近くはなだらかな登りとなり、丸みを帯びた山頂を感じる。山頂には大きな桜の木がある。
 多比口峠からは山頂まではゆっくり登って25分ほどかかった。
 


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 沼津アルプスの南側終点となる大平山(356m)。三角点はなく読みは「おおべらやま」となっている。
 ここから東に奥アルプスルートが近年開かれたようで案内板が立てられている。


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 大平山山頂からの展望はあまり良くなく、東側の伊豆長岡あたりや江の浦湾木々の間から見える程度だった。


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 多比口峠まで下り鷲頭山に登ることにし、少し登ると正面に鷲頭山の山頂付近が見える。
 北側には駿東郡清水町あたりの平地も見える。

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 展望のよう高台からは急な下りとなり、ロープも取り付けられている。
 鷲頭山は近くに見えたが何度かアップダウンを繰り返して尾根道を進む。



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 鷲頭山にのびる尾根道にはウバメガシの原生林が広がっている。
 夏場には大きな蝉の声が聞こえたのだろうが、雨上がりの谷間には鳥の鳴き声が広がっていた。


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 尾根道は狭い岩場などもあり、谷も深いところがあるので、木々に捕まりながら気をつけて進まなければならない。


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 多比峠の手前の尾根道では平坦なところもあり歩きやすく、展望の良いところもある。



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 展望の良いところからみた駿東郡清水町付近。
 前方の雲がなければ箱根峠や周辺の山々が見えるのではないかと思う。



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 多比峠近くでは狭い岩場もあり、その上や回り込みながら進まなければならない。



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 何度か曲がり込みながら下り多比峠に降りてきた。
 多比峠からは戸が谷を経て大平、山口道バス停へと降りられるようだが、多比方面への案内はなかった。
 多比口峠から35分ほどかかっている。
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 多比峠から鷲頭山への最後の上りを登りながら振り返ると大平山とそこにつながる尾根がよく見えていた。
 左側には三島市・函南町が展望できる。

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 多比峠から鷲頭山への登り道は急なところが多く、ほとんどの場所にロープが張られていた。



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 多比峠から15分ほどあえぎながら登ると前方に石灯籠が見え、鷲頭山の山頂に着いたようだ。



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 鷲頭山(392m)の山頂には石の祠があり、平らな場所で周りにはベンチもあってゆっくり出来る。
 富士山は雲に隠れていたが、三島市内や清水町が展望できた。


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 真北には富士山も見えるはずだが、あいにくの天気で次回までお預けとなった。写真は西側の展望と駿河湾。
 下山後伊豆長岡温泉弘法の湯に入り羽田空港に向かった。


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農道の途中に咲いていたヒガンバナ 大平山で見かけたカタツムリ 雨に打たれて美しいキツネノカミソリ 白い花はオケラコウヤボウキか
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