別府市 日向岳(1085m) 由布岳東登山口から正面登山口を経て水口山へ(1) |
久しぶりに秋晴れとなった週末、大分市内から近場でこれまで登っていなかった由布岳山麓の日向岳に登ってきました。日向岳は宮崎日向から山の高さ比べにここまでやってきたけど、由布岳のあまりの高さに腰を抜かしてこの場所にあると昔話にありますが、三角点はなく、1085mの標高点があります。 今まで何度か東登山口から由布岳に登り、日向越えの分岐から由布岳に登っていました。この日も東登山口から由布岳分岐まで登り、分岐を東(左)方向に進み、小さな丘を乗り越えて一度下り日向岳へと登りました。 この時期紅葉は始まっていますが、まだ木々の葉は多く、展望はほとんどききません。時折鶴見岳の稜線が見えますが、全体が開けて見えるところはありませんでした。 日向岳山頂も展望所とはありますが木々の間から由布岳の山頂付近が望める程度で、この山のおすすめは木の葉の落ちた冬場なのかと思いました。 山頂から分岐方向に戻り、日向岳観察路を正面登山口方向に歩きましたが、標識は少なく、テープもほとんど巻かれていないので、初めての人は迷うことが多いのではないかと心配しました。いつも思うのですが、「日向観察路」はその名称から気軽に散策できるような感じですが正面登山口からだと上りも多く、「日向探検路」がふさわしい感じです。この道で迷う人も多いようなので、標識をもう少し整備して欲しいと思います。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
別府市からやまなみハイウエイ(県道11号)を湯布院方向に登って行き、城島高原を過ぎて回り込むと猪の瀬戸湿原があります。 由布岳が目の前にそびえ立ち、その手前におまんじゅうのように見える山が日向岳です。 地図をクリックすると登山ルートが大きく表示されます。 −1− |
由布岳東登山口の案内板です。ここから鶴見岳に登る人も多いのですが、駐車場があまり整備されていないのが残念です。 トイレや休憩所がありますが、女性が利用するには勇気がいるようです。 −2− |
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以前登山口には登山届けを入れるポストは設置されていなかったと思いますが、ここからの登山者が多くなったからなのでしょうか、ステンレス製のポストが設置されていました。 駐車中の車はほとんどが九州各県の県外ナンバーでした。 −3− |
ようこそ、由布・鶴見岳レクリエーションの森への看板があり、樹木の案内板などがあり、緩やかに登っていきます。 −4− |
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歩き始めて30分くらいに大きな岩が目の前に立ちはだかり、右側に回り込みながら登ります。 このあたりまでは登山道にロープが張ってくれているので、迷うことはないと思います。 −5− |
紅葉が始まり、青い空に木々の葉が美しく見えます。 展望はききませんが、フィトンチッドを充分に感じながら歩けます。 −6− |
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登山口から50分あまりで、日向越えの分岐点に出ます。 ここまで急な上りやロープなどもなく、楽しく登ってこられるので、散策するのも良いと思います。 −7− |
日向越えにはいくつかの案内標識が立てられています。 多くの人はここから由布岳東峰を目指して登りますが、今日は左方向日向岳に向かいます。 −8− |
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少し緩やかな丘を登ります。標識は少ないのですが、踏み分け道を探しながら登ります。 −9− |
丘の上に来ると、鞍部の向こうに日向岳の山頂が見えてきます。 最初のピークが1060m位で、鞍部まで30mは下ると思います。 −10− |
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日向岳への上りになると岩があちこちに見えてきます。 少し東方向(鶴見岳側)に回り込むような感じで登ります。 −11− |
木々の間から鶴見岳の山頂や鞍ガ戸への稜線が見えてきます。 木々の株がだんだん大きくなってきて、そこに巻かれたテープを頼りに登ります。 −12− |
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この時期下草もほとんど無く、木の根っこが露出していました。 分岐から20分あまり、もう少しで山頂のようです。 −13− |
分岐から25分弱で日向岳の山頂が見えてきました。 山頂にも木々が生えていますので、展望は期待できないかも。 −14− |
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日向岳山頂の標識です。「日向岳展望所」と書かれていますが、夏から初秋にかけては木の葉で遮られてしまいます。 傍らには「ミヤマキリシマ」の株があり、いくつかの花が咲いていました。 −15− |
日向岳の山頂で木々の間から由布岳山頂の山陰を楽しみながら、日向越えの少し西側まで下ります。 時折由布岳山頂からの歓声がここまで届いてきました。 −16− |
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戻る途中由布岳の東峰がきれいに見えるところがありました。 山肌はかなり紅葉していてきれいに見えていました。 −17− |
下ってきて標識を見失い、少し日向越え方向に歩きましたが、GPSで確認し正面登山口方向に歩きます。 −18− |
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日向観察路となっているこの道は、東から西へは基本的に下りですが、谷間をまたぐときに何度か上ることがあります。 −19− |
登山道は西向きの場合、標識も少なくテープもほとんど無いので注意が必要です。 東向きには岩や木に黄色いペイントがあるので、振り返って確認するのも良いと思います。 −20− |
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日向越えの分岐から1時間15分あまりで、正面登山口の休憩所が見えてきました。 この少し手前に合野越えへ上る分岐もありますが、一気に下ってきます。 −21− |
正面登山口休憩所あたりにある新しい標識です。 こちらから由布岳山頂までは湯布院町のNPO法人が新しい標識を設置してくれたようです。 −22− |
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由布岳正面に出てきました。東登山口から日向岳を経由して3時間あまり。 今日も由布岳に登るハイカーが午後になっても多くいましたが、このあたりで昼食を取りました。 −23− |
昼食を済まし由布岳正面登山口へ。今日も美しい豊後富士の形を楽しませてくれています。 この後、由布岳正面登山口南側のいこいの森を通り、水口山を経て猪野瀬戸湿原に行こうと思います。 水口山から猪野瀬戸湿原へ続く。 −24− |
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日向岳に咲く季節はずれのミヤマキリシマ | 日向岳にトリカブトの花 | 倒木にはきれいな苔がびっしり | キノコ、キツネノチャブクロか |