杵築市山香町 雲が岳(654m) |
以前宇佐市のてっぺんとして、御許山と雲ヶ岳に登ったのですが、御許山から雲ヶ岳への登山道がわかりにくかったと記憶しています。その後杵築市で一番高い山として、旧山香町からの雲ヶ岳登山道が整備されたとの新聞記事(2008年11月11日・2009年12月12日大分合同新聞)を見ていました。 ゴールデンウイークに入り、近場でどこか登りたい山はないかと思い立ち、大分自動車道から大分農業文化公園ICまで行き、雲ヶ岳に登ることにしました。 この日は天気も良く、大分自動車道も行楽客等でいつもより車が多いように感じました。大分ICと日出JCの間は有料ですが、6月から無料となる予定でした。しかし、東日本大震災復興のため、土曜休日最大1000円の通行料割引も無くなるようで残念です。そんなことを思いながら、大分ICから30分ほどで農業公園ICを出ました。 農業公園IC付近からも雲ヶ岳はよく見えますが、農業公園近くから国道10号線の立石峠に抜ける道路の途中の山浦地区からもよく見えます。山浦地区からは山頂近くの展望台で泳ぐ鯉のぼりも確認することができました。 登山口は山浦地区から入り込んだ芋恵良地区にあるのですが、分岐となる交差点には「雲ヶ岳をまもる会」が設置した案内板があるので、迷わずに行けると思います。登山口の駐車場には公衆トイレや登山案内板も整備されて自家用車で行って登るのに便利になっています。(ページの背景は山香町山浦地区から見た雲ヶ岳です)下山後宇佐市の千財農園の藤の花を楽しみ帰宅しました。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★ |
大分農業文化公園から県道627号久木小野山浦線を山浦小学校方向に向かってきて、県道716号佐田山香線に出ると山浦郵便局近くに案内標識があります。 地図をクリックして登山ルートの詳細 −1− |
県道716号佐田山香線の交差点にある標識に従い、芋恵良地区に向かいます。 何度か小さな分岐がありますが、案内板に従って進めば大丈夫です。 −2− |
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芋恵良地区に出ると何軒かの民家があり、その中央付近に駐車場と手書きの登山案内板があります。 駐車場は坂道を上がった上にも整備されたところがあります。 −3− |
新しい駐車場には、バイオ簡易トイレが設置されていて、新しい登山案内板も立てられていました。 左前方に鳥居が見えますが、ここからも白山神社を経て雲ヶ岳に登ることができます。 −4− |
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登山案内板に従って、一度道路に下りて坂道を登っていくと白山神社に出ます。(赤丸の所に「雲ヶ岳入口」の案内板が立っています。 −5− |
鳥居から上がってきたところにある「白山神社」は本殿が修復中のようで、木材が運び込まれていました。 左手から標識に従って登り始めます。 −6− |
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白山神社のすぐ近くにある「登山道起点」の標識には頂上まで1,116mと書かれていました。 −7− |
最初のうちは木の土留めをした階段が設置されていて登りやすいです。 −8− |
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階段を登りきるとやや緩やかな登山道となってきます。 ため池などもこのあたりにあり、古くは稲作なども行っていたようです。 −9− |
少し勾配のきつい登山道にはロープが設置されているので、無理なく登ることができます。 −10− |
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あたりが開けてきて振り返ると、木々の間からすぐ近くに米神山が見えていました。 −11− |
中間点を過ぎて、700mの案内板の上あたりには中展望台があって、南側が開けて見えます。 −12− |
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中展望台からの眺めですが、あいにくと黄砂の影響で遠くはよく確認できませんでしたが、由布岳や鶴見岳が展望できると思います。 −13− |
中展望台から少し登ると、西弘法様へと頂上への分岐があります。 せっかくの機会なので、西弘法様にお参りして登ることにしました。 −14− |
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西弘法様には、岩屋の前が少し広くなっていて、何体かのお地蔵様が祀られていました。 −15− |
再び山頂方向に上ると、西弘法様と同じような岩屋の前に、お地蔵様が祀られていて、前には丸太で作られたイスがありました。 −16− |
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東弘法様を過ぎると岩場を回り込むような急登になって、テープが張られています。 ここを回り込むと大展望台になります。 −17− |
大展望台に出てきました。左が展望台ですが、まずは頂上にと吹き流しを見上げながら右方向に登ります。 −18− |
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山香町山浦地区から鯉のぼりのように見えていたのは、高い竿の上の吹き流しだったのか? 昼食時見上げるとやはり大きな鯉のぼりでした。 近くにも吹き流しが立てられていたようです。 −19− |
大展望台を過ぎるとなだらかな登山道になり、200mほどで山頂に着きます。 山頂周辺はきれいに整備されていて、アセビの木などが植えられていました。 −20− |
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雲ヶ岳山頂に着きました。途中中展望台の休憩や弘法様にお参りしながらで、登山口のお宮から1時間弱で登ってきました。 周りにはイスやベンチが設置されていて、休憩もできますが、展望はあまり良くありません。 −21− |
雲ヶ岳山頂から御許山(大元神社)までの登山道も整備されているようで、片道30分位で行けるようなので、時間が許せば登ると良いでしょう。 −22− |
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山頂から大展望台に戻り、昼食にしました。 ここからだと、農業文化公園や由布岳鶴見岳方向などが展望できます。 −23− |
山頂から北側の方向は、豊後高田市から周防灘のようですが、黄砂の影響かこの日はあまりよく見えませんでした。 休憩の後同じ道を下り、30分ほどで白山神社に下りてきました。 −24− |
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弘法様近くに咲くリンドウの花 | 千財農園の八重咲き藤の花 | 白い藤の花です。 | 色々な種類の藤の花が咲いてました |