竹田市 くじゅう中岳(1791m) 大雪のあと真っ白な雪を踏みしめて御池まで |
大分県の平地で積雪があるのは年に1度か2度くらいで、今年は積雪がないと思っていたのですが、2月の2週と3週末に続けてまとまった雪が降りました。特に2月13日(木)の夕方から降り始めた雪は山間部では60cm以上積もって、15日の午前中まで県内の交通機関は麻痺してしまいました。 毎年くじゅうの雪中登山を計画していて、この日急遽友人らと登ることにしました。しかし、山間部の道路はまだ積雪が多く、大分市内から牧の戸峠まで通常の倍ほどの時間がかかってしまいました。 結局牧の戸登山口から登り始めたのは11時頃になってしまい、くじゅう分かれの避難小屋には午後1時頃になってしまいました。昼食もまだで、下山も考えましたが、やはり凍った御池の上に立ってみたいとの希望もあり、もう一踏ん張りと御池まで行くことにしました。 御池に着いたのは午後1時40分ごろ、おなかもペコペコです。風の少ない湖畔で早速昼食、時間も下がっていることから目の前の中岳登頂はあきらめ、氷上でのそり遊びや記念撮影のあと下山しました。 この日は晴天で風も少なく、絶好の登山日和でした。牧の戸峠の駐車場は県外車を中心に満杯で(積雪で駐車できるスペースも少なかったのですが)、西に300mほど下った道路沿いの駐車場にやっと止められました。 晴天でしたが、登山道の雪は午後になっても少しも溶けることなくサラサラででした。積雪量が多いので、ごつごつした岩場は歩きやすく、逆に普段歩きやすい西千里では雪に足を取られるような感じでした。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
この日は大分市から湯布院→水分峠→九州横断道路→長者原→牧の戸峠のコースで行きました。 地図をクリックして拡大表示 −1− |
いつもは湯の平温泉からここに上がってくるのですが、この日はチェーンを巻いても無理なようでした。 写真をクリックして拡大 −2− |
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長者原の駐車場は雪がいっぱいで、駐車スペースも少なく、トイレも交代で済ませました。 −3− |
牧の戸峠駐車場は満杯で、猟師岳登山口近くの駐車場にやっと停められました。 −4− |
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牧の戸登山口から登り始めますが、この時すでに午前11時をまわってしまいました。 −5− |
沓掛山への上り道は緩い階段状に舗装されていますが、雪で段差は全く感じられません。 周りの木々は霧氷がびっしりついています。 −6− |
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沓掛第一展望台に到着しました。後方には真っ白な三俣山が見えています。 牧の戸峠からここまでゆっくり登らないと疲れます。 −7− |
沓掛山の山麓の樹木も霧氷で真っ白です。 ここの段差も雪でほとんど感じられませんでした。 −8− |
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沓掛山の山頂付近です。前方に見えている山は星生山です。 −9− |
沓掛山から見た三俣山と久住山への縦走路。 ここからの景色は冬も夏も大好きです。 −10− |
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縦走路を扇ヶ鼻分岐へと登っていきます。 このあたりの積雪量も60cm以上ありました。 −11− |
扇ヶ鼻分岐に到着です。時間はすでに12時30分と、登山口から1時間半ほどかかっています。 −12− |
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星生山の分岐まで登ってきましたが、まだ星生山への登山道は人が登った形跡が見られませんでした。 −13− |
西千里まで上ってくると正面に久住山の山頂が見えてきます。 山頂付近は風が強いので普段積雪は少ないのですが、この日は真っ白でした。 −14− |
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星生崎から久住山を目の前に見ながらくじゅう分かれ避難小屋へと下っていきます。 このあたりもごつごつした岩は雪に埋もれて歩きやすかったです。 −15− |
くじゅう分かれの避難小屋に到着です。 午後1時をまわって腹ぺこですが、天気も良いので御池まで行くことにしました。 (この時期トイレは使えません) −16− |
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くじゅう分かれにはしっかりした標柱が立てられていました。 ここから下って北千里を通り法華院温泉やスガモリ越えに行けます。 −17− |
久住山への登山道から分かれて、中岳方面に向かいます。 このあたりの積雪量は1mくらいあるのではないかと思うくらいでした。 −18− |
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空池の縁を通り、午後1時半過ぎ御池に到着です。 前方には中岳の山頂が少し見えています。 −19− |
凍り付いた御池は人が乗っても大丈夫です。 昼食を済ませ、ソリ遊びや記念撮影など楽しんで下山することにしました。 −20− |
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空池の縁からくじゅう分かれへと下っていきます。 かなりの積雪量ですが、くじゅう分かれあたりは風が強いので少なかったです。 −21− |
星生山の西側、西千里も積雪量が多く、サラサラしているので足を取られて普段より歩きにくく感じました。 −22− |
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友達は背負ったりして登ったソリで楽しく下っていました。 積雪量が多いので、登山道の岩も影響ありません。 −23− |
午後4時半過ぎ、牧の戸峠駐車場に戻ってきました。 駐車スペースは雪のために普段の半分くらいの広さでした。 あざみ台から見えた二つの太陽にはびっくりしました。 −24− |