豊後大野市 祖母山(1756.4m) |
祖母山(1756.4m)の山頂は大分県と宮崎県との境界付近にあり、熊本県とも県境を接しています。また、山頂は大分県の竹田市と豊後大野市の境界にもなっています。登山口も宮崎県側からや竹田市神原、豊後大野市緒方町尾平など多くの登山口があります。 晴れの特異日とも言われている文化の日のこの日、仲間達と豊後大野市の尾平登山口から登ることにしました。前日までは雨の天気で大分市内では朝方まで雨が降っていて心配したのですが、登りはじめて30分もする頃には雨も止み、障子岳や古祖母山などの山頂付近も見えるようになりました。 登山口から吊り橋まで行き、この日は宮原から馬の背を経て山頂を目指し、下山は天狗岩付近から黒金尾根を下ることにしました。 紅葉はきれいでしたが、晴れていればもっともっときれいだったと思います。 登山口からの時間は休憩を含めて、宮原尾根まで2時間20分ほど、そこから九合目の小屋まで1時間15分程度で登山口からは4時間10分くらいかかっていました。 下山は、山頂から天狗岩方面に降り、黒金尾根を下りました。山頂から天狗岩の分岐まで50分ほど、天狗の分岐から登山口まで2時間20分程度で下りには3時間20分かかりました。登りはじめから下山までは9時間近くかかったことになります。上りと下りの標高差100m毎の時間をグラフにしてみました。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★ | ★ |
大分市内を午前5時半過ぎに出て、犬飼から中九州道路大野ICへ、広域農道を経て、道の駅原尻の滝まで約1時間。 そこから尾平登山口まで45分ほどかかりました。 地図をクリックして登山ルート −1− |
尾平登山口付近の県道脇に駐車スペースが空いていました。 この下にある有料の駐車場はもみじ屋旅館さんが500円で管理しているようです。 −2− |
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小雨はまだ残っていましたが、天狗岩の方向の雲はなくなり稜線が見えているので、カッパを着込みみんなで登ることにしました。 −3− |
県道の大きなカーブから少し戻ったところに登山届けのポストがあり、ここが登山口となります。 最近熊を目撃した人がいるとかで、注意書きが貼られていました。 07:48 −4− |
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尾平鉱山跡の管理用道路を川伝いに上流に向かいます。 この手前の広場には公衆トイレがあるので、用を済ませて歩き始めます。 −5− |
管理用道路からはずれて、そのまま直進すると吊り橋が見えてきます。 吊り橋の下をくぐって直進すると川上渓谷の手前から黒金尾根に入り、天狗岩の近くに出ます。 07:59 −6− |
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吊り橋を渡って対岸に取り付きます。登山道は林道経由と直登コースがありますが、この日は直登することにしました。 700mの標識がありますが、登山口から30分くらいです。 08:18 −7− |
登山道もしっかりしていて、標識や木の枝にはピンクのリボンが巻き付けられていましたので、迷うことはありませんでした。 08:57 −8− |
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木々の間からは紅葉や向かいの山の峰が見えています。 雨も止み800m位でカッパは脱ぎました。 09:20 −9− |
標高1200mの標識まではただひたすらに登るのみです。 標高1000mの所に三合目の標識が一緒にありましたのでまだまだこれからです。 09:58 −10− |
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標高1400m、やっと縦走路の宮原尾根に出ました。 登山口から休憩を入れて3時間近くかかっています。 ここを右に行くと池ノ原から大障子岩に続きます。 10:40 −11− |
縦走路から時折祖母山頂も見えますが、雲の流れが速く、なかなかすべてを見せてくれません。 このあたりはスズタケをかき分けながら歩きます。 −12− |
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宮原と祖母山の間にある馬の背です。右側に丸太が置かれているので安心して渡れますし、霧があってかえって良かったのかも。 11:31 −13− |
山頂近くまで行くと、竹田市神原方面に降りるメンノツラコースの分岐がありますが、ここからの登山道はあまり良くないそうです。 11:47 −14− |
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祖母山九合目の小屋近くまで来ると、少し広くなってテントも張れるようです。 仲間の大半はすでに九合目の小屋ですが、遅れている人を待ちます。 11:52 −15− |
九合目の小屋に到着です。この日はこの中で昼食にしました。 休憩料100円、トイレ100円で毛布などがあって、有料(2000〜2300円位)で宿泊することもできます。(食事はありません) 11:57 −16− |
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小屋の近くから神原登山道や北谷登山道方面の国観峠につながる登山道があります。 −17− |
昼食の後、午後1時前祖母山頂に向かって出発です。 少し登ったところからも国観峠を経て神原に向かう登山道が延びています。 13:02 −18− |
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山頂の祠が見えてきました。手前には祖母山頂の標識があり、右方向に下ると天狗岩から古祖母への縦走路に出ます。 13:07 −19− |
祖母山頂(1756.4m)に到着しました。 祠の横には周りの山々を示す道標と一等三角点「祖母山」があります。 13:11 −20− |
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あまり遅くならないようにと山頂での休憩もそこそこに、天狗岩方面に降りていくことにしました。 このあたりはロープも少なく注意が必要です。 13:17 −21− |
少し下るとはしごがあって、下りきると縦走路に出ます。 13:25 −22− |
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天狗岩まで途中何度か展望台への標識がありますが、1700m程の縦走路を1時間ほど歩きます。 13:57 −23− |
黒金尾根への分岐に到着です。外国人も多く登るのかローマ字の標識も随所に見られました。 14:09 −24− |
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標高1500mから少し下ったところに、ありがたい天狗の水場があります。 この日は九合目の小屋近くで補給したので、そのまま下ります。 14:29 −25− |
100mごとの標識を10分足らずで通り過ぎていきますが、少し休憩もしながら下りました。 14:44 −26− |
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標高1200mあたりは、栂原生林と書かれていて、かなり大きな木が立ち並んでいました。 14:57 −27− |
標高800mあたりは川上渓谷展望所となっていて、下を見下ろすと紅葉の中にきれいな沢を見ることができました。 15:48 −28− |
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まだ日は高いはずなのですが、川上渓谷の分岐あたりまで降りてくると辺りが暗く感じるようになりました。 15:59 −29− |
川上渓谷の分岐あたりからは、何度か沢を横切らなくてはなりません。 前日までの雨で、水量も多かったのですが、何とか渡りきりました。 16:03 −30− |
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大きな沢には工事現場で使われるような橋が渡してくれているので、安心して渡れました。 16:12 −31− |
対岸まで渡りきると、祖母傾山、大崩山までの森林生態図がありました。 かなり歩いた気がしますが、この地図を見ると祖母傾縦走路のほんの一部だったことがわかります。 16:13 −32− |
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再度対岸に渡りますが、ここの吊り橋はしっかりしていて、安心して渡れました。 16:20 −33− |
そのまま標高700m位の所を川沿いに下っていくと、宮原尾根に登るときに渡った吊り橋が見えてきます。 この下をくぐって10分くらい歩くと登山口です。 16:26 −34− |
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馬の背近くに咲くリンドウ | 三合目付近で白いサルノコシカケ | 宮原近くの紅葉 | 九合目近くでなぜかコスモス花が |