竹田市 大船山(1786.2m) |
例年、元職場の仲間たちと、くじゅう坊ヶつるのキャンプを行い、星空観察や周辺の山への登山をしています。今年も8月に予定していたのですが、長雨や台風の影響でこの日になりました。しかし、待っていた甲斐もあり抜けるようなすばらしい天気に恵まれ、家族連れも入れて10名で登ってきました。星空観察では、天の川がとても濃く見え子供たちもとても楽しんでいました。 ルートは、長者原から雨ヶ池を越えて坊ヶつるに入り、テント設営の後法華院温泉での入浴、そしてキャンプ場での夕食と懇親会です。翌日は有志による大船山早朝登山を行い、山頂近くからはすばらしいご来光を拝むことができました。 長者原から雨ヶ池までの登山道は土石流の後などがかなり荒れていたのですが、整備されてきていますし、雨ヶ池から坊ヶつるまでもルートの一部変更や石畳の設置など下かなり良くなってきています。坊ヶつるから段原までのルートは暗かったせいもあると思いますが、かなり荒れてきているように感じました。 山頂では、中岳など周りの山々に少しずつ日が差していき、遠くの山々まですばらしい展望でした。紅葉にはまだ少し早かったのですが、タデ原湿原などのススキがとてもきれいでした。 長者原から雨ヶ池まで1時間10分、そこから坊ヶつるまで45分くらいかかりました。早朝登山では、坊ヶつるから大船山頂まで1時間35分くらい、下りは約1時間でした。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
九州横断道路(やまなみハイウエイ)の長者原には無料の駐車場が完備されていますが、県内外からのハイカーでほぼ満車でした。(クリックしてルートの拡大) −1− |
長者原の駐車場からタデ原湿原に入り、雨ヶ池コースに向かいます。 タデ原湿原の木道の周りはススキが銀色に輝いていました。 正面は指山と右側は星生山です。 −2− |
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タデ原湿原の南側に遊歩道から雨ヶ池コースへの分岐があります。 この日は天気も良く木道を散策する人を多く見かけました。 −3− |
小川沿いの作業道を少し歩いていくと、登山道になりますが、入口には外来植物よけの泥落としが置かれていました。 −4− |
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杉木立の登山道を上っていくと、指山への分岐点の標識があって、休憩用のベンチが置かれています。 一休みして、雨ヶ池へと登ります。 −5− |
三俣山からの土石流で、何年か前までは登山道もかなり荒れていたのですが、コースも一部変更されて整備されてきています。 −6− |
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雨ヶ池の少し手前まで登ってくると、北側が開けてきて長者原の駐車場やタデ原湿原などを見下ろすことができます。 −7− |
展望所から見た、泉水山と向こう側は涌蓋山です。 万年山なども展望することができます。 −8− |
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展望所から先で少し岩場がありますが、そこを越えると雨ヶ池です。 木道があって、雨の多い時期は木道の下まで池のように水がたまります。 −9− |
雨ヶ池から少しくだったところでは、灌木を少し切り開いて展望所が作られていました。 正面には大船山と坊ヶつるのキャンプ場が見えています。 −10− |
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雨ヶ池から、坊ヶつるへの下りです。 少し荒れているところもありますが、ルートを変更するなどかなり整備されてきています。 −11− |
坊ヶつるの大船林道まで降りてきました。 直進すると法華院温泉まで5分位です。 正面右側の山は白口山です。 −12− |
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坊ヶつるキャンプ場に到着しました。 子供連れで、長者原から約2時間かかっていました。 −13− |
この日は100張り近くのテントが張られていましたが、私たちも水場の近くに4張のテントを張ることができました。 −14− |
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テントを張り終えて、法華院温泉に向かいました。 近くでは砂防工事をしているようです。 日帰り入浴500円で汗を流します。 −15− |
温泉につかった後は、やっぱりビールです。 生ビールもありますが、この日は売店も忙しいようでしたので、缶ビールで乾杯です。 −16− |
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法華院温泉から坊ヶつるまで、林道から木道を歩いて戻ります。 後方がすがもり越えになります。 −17− |
夜はめいめいが持ってきたおでんやカレー、シチューなどで夕食です。 もちろんビールや焼酎、日本酒もたくさん持ってきています。 見上げる空は満天の星空です。 −18− |
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翌日2日酔いの頭を抱えながら登山開始です。 4時過ぎには出発の予定でしたが、4時40分頃になってしまいました。 −19− |
段原まで登り着く頃にはあたりが少し明るくなってきてしまいました。 段原にテントを張っているパーティーもありました。 −20− |
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大船避難小屋を過ぎて、山頂への上りの手前付近で日の出となりそうです。 山頂での御来光は無理のようで、展望の良い場所で待つことにしました。 −21− |
午前6時少し前、周りの雲を黄金色に輝かせながらこの日の太陽が顔を見せてくれました。 −22− |
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ご来光を何枚か写真に納め、山頂へと向かいました。 山頂には友達を含めすでに20名ほどが登っていました。 −23− |
大船山の山頂に到着です。くじゅう中岳や星生山は大船山の陰になるのか、まだ朝日は差していないようです。 −24− |
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少しずつくじゅう連山全体を朝日が照らしていき、澄んだ空気の中にきれいな山々が浮かび上がってきます。 −25− |
山頂からは坊ヶつるキャンプ場もよく見えます。 赤、青、黄色のテントが数多く張られているのがわかります。 −26− |
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黒岳の方向から雲が湧いてきて、段原から北大船のあたりを雲が通りすぎていきます。 段原の上部に小さな池が出現していました。 −27− |
下山してきたことには、坊ヶつるキャンプ場にも朝日が当たってきて、早くもテントを片づけているパーティーもあります。 私たちは昼食の後10時頃に出発して長者原にお昼頃戻りました。 −28− |
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雨ヶ池に多く咲くマツムシソウ | キャンプ場で見かけたリンドウ | 雨ヶ池で見つけたホクチアザミの花 | 雨ヶ池に咲くヤマラッキョウの花 |