臼杵市と津久見市との境界にある鎮南山(536.4m)は臼杵市民に親しまれている山で、毎日登山をしている人も多くいるようだ。昨年の元旦にもこの山に登り、初日の出を拝むことが出来たが、今回は職場の仲間と四国の山に登る予定を急遽変更して昼から登ってきた。 
 登山口には駐車場もあり、登山道も整備されていて標識は1合目ごとに設置されており、山頂近くでは100m置きに標識が設置されている。登山口から山頂までゆっくり登っても1時間半くらいで、下山は1時間程度で降りてこられる。
 登山道脇には桜の木やモミジの木が植えられていて、春や秋の紅葉は素晴らしいのではないかと思う。この日はまだ紅葉が始まったばかりで、11月中旬から下旬が見頃ではないかと思った。また、登山道の途中からも臼杵市内が展望できるが、鎮南山山頂から北に延びる尾根の先端となる塔ノ尾(475m)からの展望は素晴らしく、 無料の望遠鏡も設置されているので、市内が手に取るように見える。
 山麓には山庵寺があり、元旦には境内でぜんざいや御神酒などを振る舞ってくれるようだ。
臼杵市 鎮南山(536.4m)塔尾山

2005/11/5









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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★
鎮南山地図(クリックして拡大)  鎮南山の登山口へはJR上臼杵駅近くの国道217号線を津久見方向に登り、臼杵市内に下る三叉路の手前を鋭角に右折して市営の植山墓地へと向かう。
 墓地を通り過ぎると未舗装だが整備された駐車場がある。

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 旧登山道から見える植山墓地上部にある登山口付近の駐車場。
 高速道路をまたぐ左側の橋を渡ったところが登山口だ。



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 大分自動車道をまたぐ橋の上から見た臼杵市方面。
 片側一車線でこの付近には追い越し車線があるが車の通りは少ない。


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 橋を渡ったところが登山口で山庵寺の謂われなど書かれた立て札があった。
 直進して登山道となるが、階段を登っても登山道につながる。


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 登山道は整備されており、登山口には杖や傘なども置かれている。





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 登山道は谷あいを登るものと、尾根を登る道があるが途中で一緒になる。
 谷あいの道は水場が何ヶ所かある。
 山頂まで1合目ごとに標識があり、ベンチも随所に設置されている。


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 緩やかに谷間を登っていた道から少し急に登ったところで尾根を登る登山道と合流する。




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 4合目の標識があるところを少し左に入り込むと展望所があり、標識にはリトル鎮南山と書かれている。




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 5合目あたりまで来ると展望も良くなり、時折臼杵市内も展望できる。
 登山道には桜の木も多く、春は桜の花を見ながら散策できそうだ。


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 登山道の合間から見える臼杵市内。
登山道にはモミジも多く植えられているがやっと色付き始めた頃だった。



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 7合目付近まで登ってくると山の北側に回り込み、大分市方面の山や天気が良ければ由布鶴見やくじゅう連山も展望できるようだ。


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 8合目の水のみ地蔵まではなだらかな登山道だったが、この鳥居をくぐると少し勾配がきつくなる。
 右方向に直進すれば山庵寺に着く。



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 曲がりくねった石ころの出ている登山道を少し登れば鎮南山と塔ノ尾との分岐に出る。



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 尾根に出ると塔ノ尾と鎮南山への分岐に標識があり、展望の良い塔ノ尾に向かう。
 木々の間から臼杵市内や臼杵湾が見えてくる。


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 雨宿りの出来そうな大きな岩を過ぎると塔尾山(塔ノ尾)の展望所だ。
 この手前には簡易トイレも設置されている。




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 「鎮南山塔尾山頂」の標識があり、座っていても臼杵市内が展望できる。
 山頂には石鎚と尺間とをお祭りしている祠がある。
 標高は475mで通常鎮南山に登ったと言えばここまでのようだ。


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 臼杵湾に浮かぶ津久見島や大分自動車道などとともに、臼杵の市街地が一望に展望できる。
 四国へ向かうフェリーの波しぶきが白くのびている。


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 塔ノ尾から見た鎮南山の山頂。遠くに見えるが、600m程だ。
 この少し右側には姫岳が見え鎮南山から縦走できる。


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 昼食の後、三角点のある鎮南山の山頂へと向かう。分岐まで戻り直進する。
 途中で山庵寺に下る分岐もある。



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 鎮南山の山頂に登る登山道には100mごとに標識があるので、疲れを気にせずに登ることが出来る。




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 山頂の手前200m位の所では昨年の台風の影響だろうか、かなりの杉の木が倒されていて、一部登山道をふさいでいる。



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 山頂のすぐ手前では登山道の勾配がきつくなるので、ロープを捕まりながら登る。頂上はすぐそこだ。




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 3等三角点「鎮南山」(536.4m)のある山頂に到着。
 ここからの展望はあまり良くないがベンチもあり休憩できる。 少し下ると彦岳など日豊海岸が展望できる場所もあり、姫岳への縦走路となる。


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 下山時には山庵寺に通じる登山道を下り、8合目の水のみ地蔵を経て登山口に戻った。
 山庵寺までは津久見市徳浦からの林道が通じている。


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