国道10号線の立石峠付近から豊後高田市に抜ける林道「ふるさと林道」が平成14年10月末に開通し、華岳(592.8m)のすぐ近くまで車で行けるようになった。
 この山は豊後高田市街地からはあまり見えないものの大分空港に向かう県道からは西叡山(571m)とともに確認することができる。南側の山香町からはよく見え、この近くでは一番高い山なのですぐにわかると思う。
 登山口はふるさと林道の峠付近にあり、峠の前後に2、3台の車を止められるスペースがあったで、そこに車を止めて登ってきた。農作業用の道を歩き車では行けなくなる山道に入ると急な登りとなる。ここは滑りやすく、ロープなどはないので、木の幹や枝につかまりながらゆっくり登る。その後尾根道を歩くが、そこからは津波戸山や山香町と日出町との境界にある山などがよく見え、由布岳や鶴見岳も天気が良ければ見ることができる。登山口から山頂まではちょうど1時間で登ることができる。 
豊後高田市 華岳(592.8m)

2003/6/1










山登り掲示板へ 市町村の山へ
私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★ ★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★ ★★★
華岳地図(クリックして大きく)  国道10号線の立石峠の少し別府よりのところから、ふるさと林道が豊後高田市まで開通した。
 船の集落からも華岳はよく見え、林道が山あいを通っているのが確認できる。



−1−
 立石峠から500mほど別府よりのところから北東方向に延びるふるさと林道の入り口。





−2−
 標識にはふるさと林道「豊後高田」と「大分北部中核工業団地」と書かれている。
 信号がないので対向車には注意が必要だ。



−3−
 ふるさと林道の入り口付近から見た船地区と華岳。右側に少し見えている山が西叡山。



−4−
 登山口はふるさと林道の峠付近にあり、農作業用の取り付け道路から登る。
 この先を下ると華岳トンネルがあり、豊後高田市に抜ける。
 峠の向こうに見える山は津波戸山。



−5−
 ふるさと林道を何度か通ったものの、どこが登山口なのかよくわからなかったが、最近「太平はつらつ山歩会」のメンバーが登山口の標識を取り付けてくれたので迷わず登ることができた。



−6−
 舗装された坂道を上ると農作業用の道がこの先の畑まで延びている。





−7−
 作業用の道が突き当たると左方向に登山道の標識があり、細い道が竹林の方向に続く。




−8−
 竹林を通り過ぎると急な登りになるので、疲れないようにゆっくり登り、滑らないように注意が必要だ。



−9−
 
 斜面を登りきると突き当たり、左方向に進むが、道がはっきりしないのでテープなどを確認しながら登りたい。




−10−
 尾根道まで5分ほどで着くが、風倒木が多く、登山道はわかりにくくなっている。
 上りは迷うことはないが、下りは目印が少なく平坦なため注意が必要だ。



−11−
 尾根道に入ると登りは緩やかになり、津波戸山や御許山などが見え、少し南側に入ると山香町と日出町の境界付近の山々が見える。天気が良ければ由布岳等も見渡せ、すぐ近くには西叡山も見える。


−12−
津波戸山(クリックしてパノラマ写真)  尾根道から見た山香町向野から登る津波戸山(529.4m)。
 写真をクリックして雲ヶ岳や御許山からのパノラマ写真。



−13−
 尾根道から見た華岳の山頂付近は台風で木が倒されたのか、南西斜面は雑草が茂っていた。



−14−
山香町方面(クリックしてパノラマ写真)  尾根道から少し外れ、南側が展望できる場所があり、経塚山や鳥屋岳などの山が見える。
 写真をクリックして由布岳方面からのパノラマ。


−15−
 尾根道を進みきると左に少し下って山頂を目指すこととなる。
 ここからの道も風倒木が多く、テープなどを目印に登るが、下りは注意が必要だ。


−16−
 イバラをかき分け山頂の着くと大きくなったワラビの中に華岳山頂の標識が見えてきた。
 山頂には楓も植えられているが、アオキや樫の木などに囲まれてこの時期あまり目立たない。

−17−
華岳山頂(クリックして拡大)  華岳の山頂にはいくつかの標識があり、倒れている石にも登山記念の文字が刻まれていた。
 写真をクリックして拡大。


−18−

前回の山(庄内町 前岳)   山登りサブへ   次の山(山香町 津波戸山)