玖珠郡玖珠町にある万年山(1,140.2m)の山頂付近にはミヤマキリシマの群生地があり、5月下旬には見頃となる。毎年5月の最終日曜日に玖珠町観光協会などの主催で万年山の山開きが行われている。今年は伐株山から万年山までのウオーキングコースも設けられ一段とにぎやかくなりそうだ。
 私たちは職場の仲間などと一緒にミヤマキリシマの鑑賞をかねて前日の土曜日に登った。登山コースは国道210号線の大隈から万年山林道を吉武台牧場まで自家用車で登り、そこに車を止めて歩いた。牧場の資材置き場が登山口となるが、標高はすでに950m程あり山頂までの標高差は200mたらずだ。登山道も万年山牧場から水飲み場付近までは舗装された農道で、スニーカーでも登ることができる。途中にあるミヤマキリシマの群生地はほぼ満開の状況で上万年台の緑をバックに美しく、遠くには由布岳やくじゅう連山などが望めて展望も素晴らしい。
 山頂からはくじゅう連山や玖珠盆地、新しくできた玖珠町鏡山山頂の風力発電機群などもよく見える。一緒に登った仲間が県境にある八面山や釈迦岳なども展望できるのに感動し、県内一円が望めるみたいだと言っていたのが印象に残った。
玖珠郡玖珠町 万年山 (1,140.2m)
2005年5月28日







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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
万年山地図(クリックして拡大)  国道210号線の大隈から美人湯の看板に従って万年山方面に向かい、美人湯から先は万年山登山口の標識に従って吉武台牧場まで登る。
 途中には伐株山方面に向かう分岐もある。
 地図をクリックして詳細地図


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  この日は登山者も多く、福岡県や熊本県ナンバーの自家用車が多く登ってきていた。
 普段は閉鎖している牧場内にも駐車を許してくれていた。


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 通常は吉武台牧場の資材倉庫前に駐車ができる。
 翌日の山開き祭のためか仮設のトイレも設置されていた。


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 万年山牧場に向かう農道には柵がしてあり、立入禁止の標識がある。
 ここから上も舗装された農道で展望も良い。


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 登山口には万年山全体の案内図と登山道を示した標識が設置されている。




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 登山道は日差しを遮るものがなく、この日は日傘を差して登る仲間もいたほどだ。
 特に東側の展望が良く由布岳や鶴見岳などが見える。


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 農道を何度か曲がりながら登ると台地にある万年山牧場に出る。
 遠くまで牧草地が広がり北海道の牧草地を思わせる。


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 万年山牧場内の農道を緩やかに登って行くと上万年台の下にミヤマキリシマの群生地が見えてくる。



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 とりあえずミヤマキリシマの群生地にみんなで行くことにする。
 昨年の4月17日に万年山登った時と同じカットと見比べるとおもしろい。



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 ミヤマキリシマはほぼ満開で、遠くにはくじゅう連山が見える。





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 上万年台の緑とミヤマキリシマの花のコントラストが美しい。




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 ミヤマキリシマの前で写真撮影の後農道に戻り、水場に向かう。
 水場には避難小屋やトイレが設置されている。
 このあたりもミヤマキリシマが綺麗だ。


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 水場の先から上万年台に登ることとなり、ここまでで折り返す人や休憩している人も多い。




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 上万年台までは舗装はされていないものの、階段状の遊歩道になっているために運動靴でも無理なく登ることができる。




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 上万年台に登り着いたところは九重町の引治から登ってくる黒猪鹿コース(九州自然歩道)の分岐点で、頂上はすぐ近くだ。


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 万年山山頂は平らなため、展望は少し下ったベンチのあたりがよりよい。
 山頂碑の少し東側に1等三角点の「羽根山」(1,140.2m)がある。



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 山頂南側にはくじゅう連山が広がり、噴煙の登る硫黄山を中心に阿蘇方面まで展望できる。



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 山頂から玖珠方面を望むと中津市の八面山まで展望できる。
 伐株山も少し北側に下るとよく見える。



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 北西方向には昨年末に設置された鏡山山頂の風力発電機群が見える。
 大分自動車道からもよく見え、新しい観光スポットとして注目される。


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 万年山牧場では牧草が刈り取られていて、周りとのコントラストが美しい。
 遠くには平家山や福万山が見えている。


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ミヤマキリシマ群生地で 登山道で  上万年山台に行く途中のヤマツツジ 山頂に咲くミヤマキリシマ

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