玖珠郡九重町と阿蘇郡小国町・南小国町との境界付近にある一目山(1,287.4m)はその名の通り、それぞれの町が一目で見渡せるのだろう。九州横断道路の長者原付近から県道飯田高原中村線を筋湯温泉方向に向かうと九重森林公園スキー場のすぐ前にススキに覆われた小高い山が見える。
 小さな山だが、くじゅう連山や近くの涌蓋山さんからも少し離れた独立峰なので、かなり遠くからでもこの山が認識できる。普通は涌蓋山に登るときに一緒に登ると良いのだが、前回涌蓋山登ったときに登っていなかったため猟師岳に登った後に登ってきた。
 登山口は涌蓋山と同じで、県道沿いに何台か駐車スペースがある。柵のある舗装された農道に入り込み少し登ると山頂に延びる踏み分け道があるので、そこからまっすぐ登れば山頂には15分足らずで着く。山頂からの展望は360度で遮るものは何もない。すぐ近くには涌蓋山と猟師岳が見え、久住山頂が星生山と扇ヶ鼻の間に見える。遠くには阿蘇五岳が見えるようだが、この日はかすんでいてよく見えなかった。
玖珠郡九重町 一目山 (1,287.4m)
2005年6月4日







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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★ ★★★★ ★★★★★ ★★ ★★★ ★★ ★★★★
一目山地図(クリックして大きく)  九州横断道路の瀬の本から牧ノ戸方面に1.5km程行き、そこから筋湯温泉方面に5km程行った九重森林公園スキー場の入口付近が登山口となる。
 地図をクリックして詳細地図


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 県道脇に10台程度車が止められるスペースがあり、反対側の農道から一目山や涌蓋山に登っていける。



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 農道の入口には柵がしてあり、登山にあたっての注意事項などが書かれている。




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 農道を少し登ると左手に一目山の山頂とそれに続く踏み分け道が見え、小さな立て看板があるのでそこから入り込む。



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 登山道ははっきりしているものの、見渡す野原で、日差しを遮るものはない。



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 振り返ると八丁原地熱発電所から水蒸気が勢いよく出ている。
 筋湯温泉郷も見えており、遠くには久住の山々が見える。

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 すぐ下には九重森林公園スキー場のゲレンデや駐車場がある。
 スキー場の向こうの山は猟師岳で、スキー場からも登っていける。



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 山頂付近の岩が見えてきたと思っていると、まもなく山頂に着く。
 登山口からはゆっくり登っても20分くらいだ。山頂からは久住山頂もよく見える。
 山頂碑はなく三角点の標柱がポツンとあった。


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 一目山の北側には涌蓋山(1,500m)がそびえ、手前のみそこぶし山もよく見える。
 みそこぶし山名の由来は味噌こしを伏せたような形からのようだが、、、、


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 一目山の山頂で休憩の後涌蓋山登山道方面に下った。
 こちらの道もはっきりしているので迷うことはないと思う。



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 くだり着いたところに涌蓋山登山道の標識があり、みそこぶし山を経て涌蓋越え、女岳、涌蓋山頂となる。
 ここから先は以前登った涌蓋山の紹介へ。


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 一目山登山道周辺にはこの時期あまり花は咲いてなく、下るときに黄色いハナニガナの花が咲いていたので写した。


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