大野郡野津町のてっぺんがどこなのか町の中心部からだとなかなかわかりにくい。地図の上から見ると本匠村との境にいくつかの山が連なっており、その中では石峠山(621.3m)が一番高いようである。
 登る前に野津町を車で通ったが、この山がどの山なのかわからないまま地図を頼りに狭い県道を谷川沿いに登っていく。しかし、町村境付近まで行っても山頂は見えないままだった。
 峠を越えようとしたときに、NTTの管理用道路の取り付け口があり、そこから歩いて山頂を目指した。約2km歩いた山頂にはNTTの中継用パラボラアンテナが設置されており、大分市内や津久見方面の海まで展望できたのにはびっくりした。  
大野郡野津町 石峠山621.3m)

2003/2/9








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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★
石峠山地図(クリックして大きく)  石峠山は野津町と本匠村の境界にあり、登山口は国道10号線の清水原(そうずばる)から県道53号(野津宇目線)を本匠村方向に約10kmほど登っていく。
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石峠山の案内標識  清水原から5kmほどの白岩地区で初めて石峠山(TV塔)の標識を見つけた。(あと5kmとある)
 右に行くと石場ダムから大野郡三重町に行ける。

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本匠村に延びる県道53号  県道53号を進んで行き谷川を上り詰めると、コンクリートの舗装が右にのびているが、石峠山には左に登る狭いアスファルトの県道をさらに進む。(右に行くと佩楯山に登られる)

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本匠村と野津町の境界  峠を上り詰めた三叉路で振り返ると、野津町との境界を示す標識が立っていた。



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NTT管理道路入り口  峠から中継アンテナの管理道路があるが、専用道路とあるのでここから歩くことにする。


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舗装された管理道路  道路は山頂までコンクリートで舗装されており、峠付近の県道より広く感じる。


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100mごとのキロポスト  管理道路脇には100mごとにキロポストが設置されており、帰路も安心できる。(写真は入り口から1400m)
 山頂まで約2kmだが、道の両側は杉や檜が植えられているので、あまり展望はきかない。

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石峠山(クリックして大きく)  500mほど登ると中継塔の建つ山頂が見えるところがある。
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 山頂から200m程手前のカーブを曲がると突然目の前に大きなパラボラアンテナ群が現れてくる。




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 山頂にある中継塔の周辺は金網が張られており、中に入ることはできない。
 山頂は削られてしまったのかと思ったが、中継塔の裏側が少し高いようなので塀伝いに回ると三角点があった。

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石峠山三角点  中継塔の裏側にある石峠山3等三角点。
 三角点の名称は「江平(えびら)」となっているようだが、何の名前なのかはわからない。
 また、ここから周りの展望はほとんどきかない。

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姫岳・碁盤が岳(クリックして大きく)  以前登ったことのある、臼杵市の姫岳と津久見市の碁盤が岳が北東方向に独立して見える。
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野津町中心部(クリックして大きく)  北の方角には高い山がないので、野津町の中心部から、大分市内まで見渡せる。
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由布・鶴見遠景  この日は別府方面の由布岳や鶴見岳も確認することができた。




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佩楯山  すぐ西側には本匠村のてっぺん佩楯山が見えるのだが、石峠山の山頂からは中継塔や樹木に遮られてよく見えない。
 写真は少し下ったところにある別の中継塔付近から見たもの。

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本匠村の山々  東側は冠岳など本匠村との境界にある山が続くが、どれがどの山かはっきりしない。
 この右側奥には津久見市沖の海も見える。
 南側も山の峰々が続いている。

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