竹田市 くじゅう中岳(1,791m)天狗ヶ城(1,780m) |
例年になく猛暑の8月でしたが、例年この時期には職場の仲間達とキャンプを計画していました。今年は大分国体などがあり、その準備や県外からのお客様を迎える準備などで休日も忙しい人が多く、日帰りのくじゅう中岳登山となりました。 大分市内では連日35度くらいの猛暑日が続いていて、この時期の日帰り登山は暑くていかがなものかとも思ったのですが、牧ノ戸峠に着いて車から降りると半袖では寒いくらいで、あわてて長袖に着替える人もいました。 午前9時過ぎに牧ノ戸峠を出発。登る途中もガスが出てはいましたが、日差しを遮ってくれて涼しく、時折青空も出てまわりの山々がくっきり見えるなど、絶好の登山日和となりました。 また、この時期にしか見られないのか、山肌一面にノリウツギの白い花が咲いていて、ミヤマキリシマとは違った美しさがありました。県外からのハイカーも大歓声をあげて立ち止まり、何度もカメラのシャッターを押していました。 登山道も最近整備したのかい新しい石段や、登山道にあったゴロゴロした石を取り除いていてくれました。登山道も整備され涼しいこともあってか中岳山頂には11時半頃に着き、山頂のすぐ下で昼食を済ませ、天狗ヶ城を回ってくじゅう分かれから同じ道を下山しました。 久住山にも今年の2月に登りましたが、牧ノ戸峠からの登山道は誰もが登りやすく、時期を問わずに自然が楽しめるので、県外の人にもお勧めです。 |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
今回も県道別府一宮線の牧ノ戸峠から登りました。 駐車場も整備されていますが、いつもほぼ満杯のようなので、早めに来られると良いでしょう。 −1− |
阿蘇くじゅう国立公園の案内看板も最近新しく塗り直されたようで、文字もはっきりしていました。 標高1,330mとなっているので、中岳山頂との標高差は461mです。 −2− |
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牧ノ戸峠にある売店横の登山口から登ります。 登山届けのポストも設置されているので、事前に届け出をしましょう。 −3− |
この日は牧ノ戸峠付近はガスがかかっていて、途中の休憩もそこそこに沓掛山まで登ってきました。 途中にある寒暖計は16℃と猛暑の下界とは20度近くの差がありました。 −4− |
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沓掛山の岩場を下ります。上りルートと下りルートがあり、登山道で唯一ハシゴがあります。 −5− |
岩場を降りると平坦な登山道からやや下り気味に進みます。 このあたりで下山時はにぎやかに蝉が鳴いていましたが、登るときは気温が低いのか鳴いていませんでした。 牧ノ戸峠から1km程のところです。 −6− |
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扇ヶ鼻手前の登山道を登ります。石段など以前よりかなり整備されてきているようです。 −7− |
ガスが少しずつあがってくると扇ヶ鼻の谷間にはノリウツギの花が一面に咲き誇っていました。 この時期だけの景色のようで初めて見ました。県外からのハイカーも数多くのシャッターを切っていました。 −8− |
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青空も時折見えるようになり、すがすがしい風が肌を撫でてくれます。 前方には星生山の山並みが見えています。 −9− |
登山道の石ころも清掃登山などできれいにしてくれたのか、歩きやすくなっていました。 集めた石はケルンのように積み上げられています。 −10− |
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扇ヶ鼻への分岐を過ぎ、久住山頂まで1.7km、牧ノ戸峠まで2.9kmと書かれているので、中岳山頂までも2kmくらいの所だと思います。 −11− |
星生山への分岐につきました。時折晴れ間が広がり、星生山に登るハイカーも多くい見えていました。 −12− |
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西千里に出て、前方には星生崎の岩場が見えます。 このあたりから久住山頂も見えるのですが、ガスが晴れてくれなくまだ見ることが出来ません。 −13− |
星生崎下の鞍部に登りつくと正面に久住山頂が見えてきました。 その向こうには祖母山系の山並みが横たわって見えることがありますが、この日は望めませんでした。 −14− |
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鞍部から下り、久住分かれの避難小屋に到着します。 正面に見える山は天狗ヶ城で、中岳山頂もこのあたりからも少し見えるのですが、雲がかかっているようです。 −15− |
久住分かれにも新しい標識が立てられていました。 この日も久住山に登る人の方が多く、中岳へは途中から左方向に分かれていきます。 −16− |
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中岳からの分岐から空池のほとりに出ます。ここから右方向に登っても久住山に登ることができ、久住山に登ったあとに中岳に登ってくるハイカーもいるようです。 空池は御池より低いところにあるのですが、水は溜まっていません。 −17− |
空池からひと登りすると御池に到着です。 空池に溜まっていた水がこの池に溜まったという民話もあります。 −18− |
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御池のほとりを回り込み池の反対側に出ます。このあたりは景色も良く昼食するのにも良い場所です。 近くには久住避難小屋もあります。 −19− |
天狗ヶ城と中岳の鞍部に出て右方向に登ると中岳の山頂です。 この日はこのあたりで昼食にすることにして、荷物を置いて山頂まで往復しました。 −20− |
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山頂手前付近で時折ガスが晴れてきて坊ヶつるや平治岳、大船山などがうっすらと展望できました。 −21− |
中岳の山頂です。三角点はありませんが、地図には1,791mの標高点があります。 厳しい風雪のため長く持たないのか、山頂碑は1、2年で作り替えられているようです。 −22− |
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くじゅう連山の中では中岳よりもよく見える天狗ヶ城ですが、三角点や標高点もなく登る人は意外と少ないようです。 この日は中岳から鞍部に下って昼食の後天狗ヶ城に登ることにしました。 −23− |
天狗ヶ城に近づくと大きな岩場が立ちはだかりますが、岩場を回り込んで北側から緩やかに登ります。 −24− |
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天狗ヶ城山頂から御池を見下ろすと、全体がきれいに見えます。左端には避難小屋も見えています。 −25− |
天狗ヶ城からの下りに、久住山に登る人も多く見えています。 登山道の下には空池の底まで見えています。 −26− |
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谷間には満開のノリウツギが | 扇ヶ鼻近くに咲くホソバシュロソウ | クサアジサイの花かなー | 上りには鳴いていなかったクマゼミ |