佐伯市の弥生町にある尺間山(609m)は津久見市側からも登る人が多く、山頂には霊峰尺間神社があり、山頂付近まで100段400段の階段を登って参拝する人が多い。
 以前親戚と初詣に登ったことがあり、山頂付近の手洗水がこちこちに凍っていたことを覚えている。また、佐伯湾などリアス式の日豊海岸がきれいに見えていたことも記憶にある。
 今回は弥生町の尺間林道を山頂下の駐車場まで自家用車で行き、そこから歩いてお参りした。平日ではあったが、県外からの参拝者もあり、山頂ではお百度参りをしている人にも出会った。
 駐車場から山頂の尺間神社まで30分から40分程度で、参拝のための道路は整備されているので迷うことはない。山頂からは南西方向の展望が良く椿山や佩楯山などが見え、遠くには祖母傾も見えるようだ。山頂反対側のピークからは佐伯湾や彦岳などが展望できる。
佐伯市弥生町 尺間山(641m)

2005/8/4











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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★
尺間山地図(クリックして大きく)  尺間山に登るには津久見市の中ノ内から登るルートと佐伯市の弥生町尺間から登るルートがある。
 今回は国道10号線の尺間登山口から林道を自家用車で登り、駐車場から歩いた。
 地図をクリックすると大きく表示

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 国道10号線の尺間登山口バス停から林道を登っていく。
 入り口には絶景「豊後水道」一望尺間登山口の看板と佐伯・臼杵周辺の観光案内図がある。


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 尺間林道は山頂下の駐車場を経由して津久見側の400段登山口まで延びているが、正月など参拝客の多い時は国道から歩かなければならないこともあるようだ。


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 山頂下の登山口には駐車場があり、道路の反対側にはかなりの車が駐車できる。
 駐車場の傍らに真新しい国木田独歩の石碑が建っていた。


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 参拝道は階段状に整備されているので登りやすいが、勾配のきついところもあり、竹製の杖がたくさん備えられていた。


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 10分ほど登ると大きな杉木立のもとに水場が祀られており、飲用できるようだ。




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 参道の途中からも南西方向が開けていて、以前登った椿山(659m)や、山頂にアンテナのある楯ヶ城山(609m)などがよく見える。



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 参拝道路は整備されているものの、昨年の台風の影響だろうか大きな杉の木が何本も倒れていた。
 水場の上で左右に分岐するが、左側天狗岩方面に進む。


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 岩場を登ると尺間山の山頂付近がよく見え、南西方向の展望もさらに良くなる。




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 天狗岩から見た尺間山の山頂付近。山頂の建物が岩場にへばりつくように建てられている。



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 天狗岩を過ぎると少し下りとなり、山陰となっているので少しヒンヤリする。
 秋には紅葉がきれいになるのではないだろうか。


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 緩やかな石段を登り詰めると正面に平和祈願の石碑があり、右に行くと広場に出る。



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 広場には尺間嶽本部の大きなお社があるが、山頂の尺間神社とは別の教団のようだ。



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 広場から急な石段を登るといよいよ山頂の尺間神社に着く。
 階段の途中からの展望も良いが、お参りを済ませてからにしよう。



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 急な階段を上り詰め、社務所の中をくぐり抜けると山頂に建てられた尺間神社の本殿に着く。



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 山頂に祠が祀られている山は多くあるが、この尺間山のように山頂の真上に立派なお社が建てられている山は大分県内に他にはなさそうだ。


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 山頂からの展望が良いためか中継用のパラボラアンテナも建てられており、登山口には携帯電話用アンテナ工事中の看板もあった。
 「大分県12景入選地」と書かれた石碑もあった。

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 山頂反対側の嶺には林道から索道が張られており、いろいろな物資を運び上げているようだ。
 下りはこちら側の嶺に登り登山口に戻った。

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 津久見側から登ったところには「天見ヶ平展望台」があるようだが、こちらの嶺からの展望も素晴らしく佐伯湾が一望できる。



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 津久見市と佐伯市の境界にある彦岳(639.3m)も近くに見え、晴れていれば豊後水道のリアス式海岸もよく見えると思う。



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 南側の帰り道は階段状の所は少なく、勾配も緩やかなようだった。
 この方向に佐伯市床木地区に通じる登山道があるのではないかと思う。


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 ご神木のような大きな杉の木があり、この分岐点を直進すれば床木方面に下ることができるのではないかと思う。
 右方向に下り駐車場に出た。

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