大分市 宇曽嶽(644m)障子岳(751m)
2007/1/21

 本宮山に登ったあと青少年の森から広域林道に出て旧野津原町の宇曽嶽(644m)と障子岳(750.8m)にも登ってみました。以前障子岳には広域林道側から登りましたが、今回は宇曽嶽神社側から登ることにしました。
 宇曽嶽神社へは国道442号線の大分市役所野津原出張所近くから宇曽山荘方面に登り、のびゆく丘の近くから林道を登ることとなります。林道はしあわせの丘方向からも整備されてきていて、宇曽神社に登る分岐から先も工事が行われていました。
 宇曽嶽神社の山門まで道路は出来ているのですが急斜面でもあり、300m程下に広い駐車場があり、そこに自家用車を止めて登ることにしました。宇曽嶽神社に参拝のあと山門まで降りて障子岳へと向かいました。宇曽嶽からはすぐそこにあるように見えた障子岳ですが、尾根伝いに登っていくもののいくつかのこぶがありいい運動になりました。歩く距離は700m位で時間にして30分弱でした。
 障子岳の山頂は北側と南側が開けていて北側には高崎山と別府湾、南側には御座ヶ岳や烏帽子岳方面が展望できます。
 霊山や本宮山もすぐ近くにありますが、山頂から展望することは出来ませんでした。霊山の山頂付近からは障子岳と宇曽嶽が展望でき宇曽嶽の山頂には大きな木があることが確認できました。

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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★ ★★ ★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★
障子岳地図(クリックして大きく)  この日は本宮山から青少年の森を経由して野津原側に出たが、国道442号の野津原支所付近からのびゆく丘方面に登ると宇曽嶽神社の駐車場に出る。

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 大分市入蔵地区を上っていくと野球場やテニスコート等を管理している宇曽山荘がある。


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 宇曽山荘の少し上ののびゆく丘の近くから宇曽嶽神社方向への林道がある。
 のびゆく丘からしあわせの丘方向への道路も広く、大規模林道につながっている。


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 林道の入口から宇曽嶽神社へは歩いて登られる参拝道路もあり、林道が参拝道路を何度か横切っている。



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 林道はしあわせの丘方面からもできており、宇曽嶽神社への分岐からさらに工事が進められている。



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 宇曽嶽神社の駐車場は広く、由布・鶴見岳などの展望がすばらしい。
 神社へは一番奥から右上へと登っていく。


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 この日は薄曇りで少しもやがかかっていたのではっきりしないが、天気が良ければ別府湾から国東半島までもが展望できそうだ。


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 駐車場からの上り道は車道もあり、参拝道路がそれに沿って上っている。
 参拝者用の杖も近くに置かれている。



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 社殿近くまで道路は続いているが、昔のままの長い石段も残されており、しめ縄のある大きな杉の間を通って登っていく。


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 石段を登り切るとまた社殿下に続く道路に出る。
 このあたりは自然林が多く、夏場ならば鳥のさえずりが多く聞こえてきそうだ。


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 宇曽嶽神社の山門は真新しく、注連飾りも新しいものが奉納されていた。
 道路沿いには参拝者用のトイレ設置されている。

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 石段を登って山門をくぐると参拝殿があり、その手前に宇曽嶽神社の由来が書かれた案内板があった。



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 参拝殿の裏側から手すりのついた石段を登ると宇曽嶽神社の本殿があり、そこが宇曽嶽の山頂となる。


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 宇曽嶽神社の本殿に到着。山の安全を祈願して参拝した。
 ここからの展望もすばらしく由布岳や鶴見岳がよく見える。


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 宇曽嶽(宇曽山)の山頂は本殿のすぐ裏手にあり三角点はないが、地図では644mの標高点があり、山頂碑も立てられていた。


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 宇曽嶽神社本殿の裏側から見ると障子岳が目の前に見えており、この日登る予定ではなかったがせっかくなので登ることにした。


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 障子岳へは山門まで一度下り、少し戻ったところから本殿の下側を回り込むように山道を下ってから尾根伝いに登ることになる。


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 登っていく途中で宇曽嶽神社登り口からの工事中の林道が見えている。
 どこまで延びるのか興味のあるところだ。
 現在御座ヶ岳の南側に林道が出来ているようでそこまでつながるのだろうか。

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 宇曽嶽を下って障子岳へは尾根伝いに登ることとなる。
 登山道ははっきりしていて分岐もないので安心して登れる。



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 この時期は草が伸びていないので歩きやすく、北側の植林地と違って自然林の中時々展望も開ける。



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 この次が山頂なのだろうかと思いつつ何度か上り下りを繰り返しながら山頂に近づいていくが、なかなかたどり着かない。



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 登山道付近に杉の植林が多くなってくると山頂は近く周りの自然林がなくなると障子岳山頂に出る。



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 障子岳の山頂には3等三角点「障子岳」(750.8m)の石標があり、いくつかの山頂碑も立てられている。



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 障子岳山頂から見た高崎山と別府湾方向。
 大分川を挟んで多くの住宅地があり、手前の右方向には霊山の西側斜面が見えている。


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 障子岳山頂から南側には御座ヶ岳など大分市野津原と豊後大野市大野町との境界付近の山々が見えている。



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 障子岳からの下り道、木々の間から宇曽嶽の山頂と宇曽嶽神社の本殿が時々見える。



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尾根道のアオキには
赤い実が付いていた
山頂近くの木に
着いていたヤドリギ
尾根道に多くあった
シュンランの蕾は堅い
尾根道の
クヌギの切株にできた池
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2014/11/14一部修正