佐伯市宇目町 天神原山(995.2mm) |
私の評価 | 登山道 | 標識整備 | 山道展望 | 山頂展望 | 草花自然 | 運動量等 | 周辺整備 | 温泉施設 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
国道326号線の「ととろ入口」信号から木浦鉱山方向に県道6号日之影宇目線に入り込む。 木浦地区から藤河内に通じる峠道を上り、大切峠を少し下ったところから「女郎の墓」方向に伸びる林道に入り込む。 −1− |
県道6号の旧道を進むと「ととろ」バス停がある。近くにととろの森があり、猫バスや小さなトトロの人形がたくさん飾られている。 以前よりも整備されていて、トイレや郵便ポストも設置されていた。 −2− |
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木浦地区から林道木浦藤河内線を少し入り込むと木浦エメリーの採掘場がある。 エメリーは堅い鉱石で小さく砕いてアスファルト舗装の滑り止めに使われている。 −3− |
林道木浦藤河内線は大切峠に向けてぐんぐん上っていき、勾配がきついところもある。 伐採したあとが開けていて、このあたりからは傾山がよく見える。 −4− |
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木浦鉱山が最盛期の頃は町も栄えており、当時を忍ぶ文化財までの案内板もある。 千人間府とは多くの人夫が作業していた坑道のことで坑口まで行けるとのことだ。 −5− |
やがて大切峠に着き、ここから少し下って舗装された林道を右方向に入り込む。 大切峠付近からの遠望もすばらしく佩楯山なども望める。 −6− |
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林道の分岐にある登山口の標識と「女郎の墓」の案内板。 女郎の墓には説明の看板があるが、墓石や墓石名などはなく、数個の石を寄せただけの質素なお墓だ。 −7− |
林道を入り込んですぐに分岐があるが、左方向に上っていく。 周辺は「天神原自然公園」となっていて、管理歩道の標識が随所にある。 −8− |
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管理歩道入口15番の標識のあるあたりが天神原山の登山口となる。 標識の少し左側の灌木の中の尾根道を登っていく。 登り始めると少し急な道になり岩の出ている場所にでる。 −9− |
この時期は樹木の葉が落ちていて見通しも良いが、夏場は樹木が茂っていて登山道がわかりにくいと思う。 枝に巻かれたテープを見逃さないように登っていく。 −10− |
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ヒメシャラの木が多くあり、別名サルスベリとも言われているように木の肌がむき出しになっている。 このあたりに春リンドウが咲き始めていた。 −11− |
緩やかに登っていた広い尾根道が急になり、やがて921mの標高点に着く。 標高点のあたりには境界を示す標柱が立てられていた。 −12− |
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921mの標高点から北西方向に延びる尾根を一度鞍部に下って再び登り始める。 ここまでの登りに比べるとこれから山頂までは勾配がややきつくなる。 −13− |
灌木が密集してきて踏み分け道もわかりにくくなるが、目印のテープや時折案内標識もあるので、尾根からはずれないように登っていく。 −14− |
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あえぎながら登っていると急に前方が開け、いくつかの岩場が現れてくる。 ここからは宮崎県との境界の山々が展望できる。 −15− |
大分百山でまだ登っていない木山内岳や桑原山などが展望でき、その向こうに宮崎県側の大崩山が見えている。 −16− |
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展望の良い岩場から少し登ると天神原山の山頂に着く。 山頂は少し切り払われているがあまり展望は良くない。 −17− |
天神原山の山頂には2等三角点「天神原」の標柱といくつかの山頂碑が立てられていた。 この山で大分100山を達成した人の記念標柱もあった。 −18− |
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北東側の岩の上に登ると少し展望が開け、酒利岳や佩楯山などが見えているようだ。 すぐ下の山は大切峠付近の横岳だろうか。 −19− |
天神原山山頂の西側には新百姓山の山頂部が木々の間から見えていた。 下山時は迷いやすいので、登ってきた尾根を間違えないようにテープや標識などを探しながら注意したほうがよい。 −20− |
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トトロの森付近に咲く菜の花 | 登山道の落ち葉に間に咲くハルリンドウ | 大切峠付近に咲いていた山桜 | 登山道で見かけたヤブレガサ |