由布市 由布岳(1583.5m)
少人数で由布岳西峰往復
2014/05/17

 新年度になって、東京から大分に来られた新しい仲間が増え、大分の山に親しんでいただきたいと、由布岳登山を計画しました。たまたま中学校などの運動会などの行事が重なり、参加者が少なくなってしまいました。
 由布岳登山口に午前8時30分に集合しましたが、以前はこの時間でも無料の駐車場に自家用車を止めることができたのですが、最近は県外からの登山者も多くなってきたようで、すでに有料の駐車場しか空いていませんでした。
 人員も少なく予定より少し早く8時40分に登山開始、男性5名のみの参加でしたので、今回は西峰に登ろうということになり、合野越えとマタエで少し休憩し、西峰を目指しました。
 初めての登山となった新人さんには少しきつかったのかなと思いましたが、全員無事に登頂し柔らかな初夏の日差しを浴びながら西峰で昼食の後同じルートを下山しました。
 ミヤマキリシマの花もマタエから下では所々で楽しめ、これから先が楽しみです。エヒメアヤメはますます少なくなってきたようで一株やっと見つけることができました。 

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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
由布岳地図(クリックして登山ルート)  由布岳への登山はやまなみハイウエー(県道11号線)の由布岳登山口から登る人がほとんどです。(地図をクリックして当日の登山ルート

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 以前は県道南側の無料の駐車場に止められたのですが、午前8時半には満車でこの日は有料(自家用車500円)の駐車場に止めました。

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 阿蘇くじゅう国立公園の由布岳登山口の案内板から登ります。
 この案内板は何の形でしょうか?椎茸の形とか大分県の地図とか言われていますが、熊本県にもあります。08:40

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 由布岳登山口一帯は春に野焼きがなされて、きれいな緑が一面に広がります。
 灌木まで緩やかなアプローチで助かります。

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 牧草地から灌木にいるあたりに以前は柵がありましたが、最近は見かけません。
 由布岳自然休養林の案内板がありますが、日向自然観察路は上級者向けですので注意してください。

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 初夏の日差しが木々の新緑を通して登山道に柔らかく降りこみます。
 紅葉の頃も綺麗です。


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 谷間を越え何度か折り返すと合野越えに到着です。9:18
 登山口から40分くらいで休憩にはよい場所です。
 ここからまた灌木の中のジグザグ道です。

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 灌木を抜けると眼下が開けて、湯布院の町が箱庭のように見えてきます。
 遠くにくじゅう連山も見えることがあります。9:50

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 飯盛山(1067m)も眼下に見えるようになり、合野越えでは見上げていた山を見下ろします。
 狭霧台付近のやまなみハイウエイもよく見えます。

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 山頂方向を見上げると、左側に西峰、右側に東峰が見えますが、そんなに急峻には感じません。


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 登山道のあちこちに咲き始めたミヤマキリシマが疲れを和らげてくれます。
 登山者が多くなり、昔より登山道がえぐれてきました。

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 登山口から2時間弱で西峰と東峰の分岐点マタエに到着です。10:32



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 西峰と東峰の分岐を示す木製の標識はかなり以前からあります。
 これまで登山者が大事にしてきたと思いますが、そろそろ限界のようです。

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 今回は西峰に登るので、左方向に進みます。
 ここからすぐに岩を登る人が多いのか注意書きがありました。

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 標識に従い岩場を登りますが、最初のうちはロープなどはなく注意して登ります。
 ここを回り込むと右の岩場が目の前に見えます。

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 西峰に登る最大の難所の岩場です。狭くて離合も難しく、一人ずつクサリを頼りに慎重に登ります。


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 クサリ場を過ぎると急ではありますが、尾根道に出ます
 左側は断崖絶壁ですので、ここも注意が必要です。


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 尾根の登山道が緩やかになると前方に由布岳西峰の山頂が見えてきます。
 この日はすでに多くの人が登ってきていました。


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 由布岳西峰山頂にある一等三角点油布山(1583.5m)の標柱です。11:04
 登山口から2時間半くらいでした。
 ここからお鉢回りもできますが今回は昼食後同じルートを下山です。

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 下りの山頂付近の尾根道ですが、右側が断崖絶壁であるのがわかります。
 景色はよいのですが足下はしっかり見て下山を。


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 下りもクサリ場は慎重に降りていきます。
 登ってくる人を待ちながらとなるので、結構時間がかかります。

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 合野越えまで降りてくると目の前の飯盛山は見上げるようになります。
 直進して飯盛山に登り、正面登山口に下るコースもあります。
 登山口には午後1時40分くらいに到着です。

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登山道で見かけたミヤマキリシマ 山頂付近で見かけたスミレの花 マタエの下に咲くドウダンツツジ めっきり少なくなったエヒメアヤメ
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